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Hitachi

日立ハイテクソリューションズ

安全でおいしい水道水の安定供給のため、配水の水質監視が求められています。
日立は、小形多項目水質計の先駆けとなる無試薬式のAN700/AN700A形無試薬式配水水質モニタにより、監視システムの構築に貢献してまいりました。
今回さらに、AN700A形無試薬式配水水質モニタの表示部にタッチパネル付きカラー液晶表示器を採用し、機能を強化いたしました。これにより、測定項目の一括表示やトレンドグラフ表示などの多彩な表示機能による監視と、タッチパネル式の入力操作による保守の業務効率向上を支援いたします。水質データを通信により伝送する通信コントローラ機能、水質データの蓄積機能の内蔵も可能で、DMT700形水質データモニタと組み合わせることにより、水質監視システムを構築することができます。

特長

検査業務の効率化が可能

水道法施行規則の毎日検査項目(色度・濁度・残留塩素)に加え、pH・導電率・水温・水圧の7項目の自動計測が可能。公衆回線を用いた広域モニタリングシステムの構築により、複数個所のデータ収集、日報などの帳票作成が効率的に行えます。

無試薬式残留塩素センサーを採用

残留塩素センサーにポーラログラフ式を採用。水流ビーズ洗浄により電極の汚れ付着を防ぎます。
水の力を利用した洗浄方式のため、電極を洗浄するための機構部の構造がシンプルになり精密で複雑なメンテナンス作業を削減しました。

測定部から可動部をなくし、維持管理を簡略化

センサー内部からモーター、ワイパなどの可動部品を排除。電極洗浄や気泡除去のための可動部がありません。メンテナンス個所や保守部品の削減により、維持管理を簡略化することができます。

DMT700形水質データモニタによる配水水質監視システムをラインアップ

水質計導入時の水質監視が容易となるデータ収集・監視用ソフト、DMT700形水質データモニタによる配水水質監視システムをラインアップ。公衆回線、パケット通信などの通信による遠隔のデータ収集・監視が行えます。

見易いカラー液晶表示器の採用

カラー液晶表示器を表示画面に採用したことにより、トレンドグラフ表示(現場で水質の変動を確認できます)、測定項目一括表示(残塩、濁度、色度、導電率、pH、水温、水圧)、警報出力状況・動作状況一括表示が可能となりました。

タッチパネルを採用

操作ボタンのグラフィック表示により保守性の向上を図りました。(警報設定、洗浄設定、測定値調整などが容易となります。)

仕様

測定項目測定方式レンジ繰返し性
残留塩素 水流ビーズ洗浄式
ポーラログラフ方式
0~2mg/L
(0~1mg/L(注2))
スパンの±2.5%
濁度 散乱光測定方式
(PSL標準液校正(注1)
0~2度
(0~1度(注2))
(0~4度(注2))
スパンの±2%(注3)
色度 透過光測定方式 0~20度
(0-10度(注2))
スパンの±3%(注4)
導電率(注5) 4電極方式 0~50mS/m スパンの±2%
pH(注5) ガラス電極方式 2~12pH ±0.1pH
水温(注5) 測温抵抗体方式 0~50℃ スパンの±1%
水圧(注5) 半導体センサー方式 0~1MPa スパンの±0.5%
項目内容
周囲条件 温度:0~40℃ 湿度:85% RH以下(結露しないこと)
試料水温度 0~40℃(凍結しないこと)
試料水圧力 0.1~0.75MPa(注6)
試料水流量 0.15~0.5 L/min (捨水含む)
出力信号 DC4~20mA(7点)、接点出力(11点)、通信出力(RS-232C)
電源 AC100V±10% 50/60Hz (消費電力 約45VA)
寸法 幅300×高さ590×奥行207(mm) 但し突起部を除く
質量 約18kg
メンテナンス周期
(主な項目(注7))
3ヶ月:残留塩素スパン、流量点検・調整、ビーズ点検
6ヶ月:ゼロ水フィルター点検・交換、ビーズ交換
1年:色度測定セル点検・交換、残留塩素電極交換

(注1)ポリスチレン系粒子濁度標準液による特性を示します。
(注2)オプション
(注3)レンジ0~1度、0~4度のときは、スパンの±3%となります。
(注4)レンジ0~10度のときは、スパンの±5%となります。
(注5)手配時に測定項目をご指定ください。
(注6)0.1MPa未満の低試料水圧力の場合は、加圧ポンプをオプションで準備しますのでご相談下さい。
(注7)メンテナンス周期は水質により変わることがあります。

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