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株式会社 日立ハイテクノロジーズ

2013年社長年頭挨拶(要旨)

大きく「ステップアップする年」にしよう

株式会社日立ハイテクノロジーズ
執行役社長 久田 眞佐男

2013年1月7日

あけましておめでとうございます。
昨年2012年は、欧州の金融システム不安を背景に先進国を中心とした世界的な景気後退が続き、さらには円高の定着によって日本経済が大きな打撃を受けるなど、非常に厳しい経営環境の中で推移し、2013年もなかなか明るさの見出せない状況が続くものとみられます。
日立ハイテクグループにとっての2012年は、製造・開発機能の強化、海外展開の加速、積極的な新規投資を行うことで、長期経営戦略「Corporate Strategy 2011(CS11*)」の実現に向けて、着実に歩みを進めてきた年でした。そして、2013年1月には、エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社を、日立ハイテクグループのグループ会社「日立ハイテクサイエンス」として迎えることができました。
私は、2013年を、厳しい状況でこそしっかりと足場を固め、粘り強く挑戦し続けることで、CS11の実現に向けて着実に「ステップアップする年」にしたいと考えています。
そこで、2013年の年頭にあたり、4つのメッセージを送りたいと思います。

  1. 「コアコンピタンスを意識し、成長分野での事業創造をグローバルに推進しよう」
  2. 「常にお客さまの視点に立ち、ハイテク・ソリューションを提供し続けよう」
  3. 「変化を恐れずに自らを変え続け、「Hitachi High-Tech WAY」を実現しよう」
  4. 「仕事への高い志と自信をもち、社会とともに進歩・発展できる真のCSR企業をめざそう」

1.「コアコンピタンスを意識し、成長分野での事業創造をグローバルに推進しよう」

CS11では、次世代エレクトロニクス、ライフサイエンス、環境・新エネルギー、社会イノベーションの4つの分野を、私たちが世界へ挑戦する最先端のターゲット分野としています。皆さんにはこの4つの成長分野において、日立ハイテクグループのコアコンピタンスである、グローバル営業力・グローバルソーシング力・技術開発力・製造サービス力を融合し、日立グループの総合力をプラスした「事業創造力」を発揮していただくとともに、会社としてもM&Aなどの施策を積極的に進めていきます。
皆さんにお願いしたいのは、全社的な視点を持ち、私たちが持つコアコンピタンスを融合することでいかにシナジーを生み出せるかを考えながらチャレンジしていただきたい、ということです。お客さまに対し、自分自身に何ができるかだけでなく、日立ハイテクグループとして何ができるかを考えることで、皆さんが活躍する現場で掴めるチャンスは大きく広がるはずです。
また、海外売上高の比率を2020年度には67%に押し上げるという目標を掲げている私たちにとって、チャンスを掴む現場は先進国からエマージングマーケットまで、グローバルに広がっています。グループの「事業創造力」を発揮し、先進国における最先端顧客とのコラボレーション、調達や生産における日本から海外へのリソースシフト、現地発の新規事業開発の立ち上げをより一層加速し、最前線の現場で掴んだチャンスに、果敢に挑戦していただきたいと思います。グループ全員でチームワークを発揮し、CS11の実現につなげていきましょう。

2.「常にお客さまの視点に立ち、ハイテク・ソリューションを提供し続けよう」

私たちが事業を展開する最先端・最前線の領域は、変化のスピードが速く、市場の先行きを見通すことが非常に難しい領域です。そうしたビジネス環境の中で大切にしてほしいことは、皆さん一人ひとりが、自分のお客さまは誰か、お客さまが求めていることは何か、お客さまのために何ができるのか、といったお客さま視点の姿勢を常に持つことです。お客さまの考えや意向に真摯に心をかたむけてスピーディーに行動し、私たちの「事業創造力」を発揮してこそ、日立ハイテクならではの、創造性・革新性ある価値を提供することができると考えます。また、お客さまの視点に立つことで、お客さま自身もはっきりと認識していない潜在的なニーズや未来のニーズを掴むこともできます。お客さまをはじめとする取引先、また市場とのオープンなコミュニケーションに取り組むことで、次代の潮流をとらえ、マーケットオリエンテッドな開発最重視の姿勢を徹底していただきたい。そして、新たな事業創造をこれまで以上に推進することで、お客さまとともに先頭を走る日立ハイテクグループへと成長させていきましょう。

3.「変化を恐れずに自らを変え続け、「Hitachi High-Tech WAY *」 を実現しよう」

CS11を実行する上で重要なのは、私たち日立ハイテクグループ全員が、グループの理念・価値観・戦略、つまり「Hitachi High-Tech WAY」を共有し、自分たちに身近なこととして、日々の業務に落とし込み、各職場に適した形で継続して取り組んでいくということです。そのためにも、職場の風通しを良くし、コミュニケーションを活性化していただきたい。
WAYを実現する上で鍵となるのは、既存の考え方ややり方に加えて、新しい考え方ややり方を取り入れるということです。つまり、自らを変えるということです。ビジネス環境の変化をいち早くとらえ、これまでの視点を変え、やり方を変え、意識を変える。WAYを実現するために、皆さんには、自らを変え続けるとともに、変化を恐れずに一歩前へ踏み出すことをお願いいたします。

4.「仕事への高い志と自信をもち、社会とともに進歩・発展できる真のCSR企業をめざそう」

私たち日立ハイテクグループが社会に存在する意義は、当社グループにしかできない価値の創造を通して、社会の進歩・発展に貢献するところにあります。社会的課題の解決や社会のニーズに応えるということは、社会と日立ハイテクに共通する価値を生み出していくことにつながります。つまり、私たちが存在する社会を持続可能なものとしていくためには、皆さん一人ひとりが、「企業の社会的責任 (CSR)」の考えにたつことが重要なのです。
そして、日立ハイテクグループが社会とともに価値を生み出すエネルギーの源泉は、皆さん一人ひとりの中にあります。皆さんにお願いしたいのは、いまご自身が取り組んでいる仕事に高い志と自信を持ってほしいということです。一人ひとりが高い志と自信をもって仕事に取り組むこと、また社会の進歩・発展に貢献できる会社への成長につながることが、私たちがめざす価値創造企業としての姿です。その姿に向かって、これからも皆さん一人ひとりが大きな夢と志を胸に抱き、全員が力を合わせて挑戦し続けていきましょう。

最後に、企業活動の大前提として、私たち日立ハイテクグループが社会から信頼される企業であり続けるために、皆さんには、日々の業務の中で、改めて「基本と正道」、「損得より善悪」を徹底した行動をお願いいたします。
一人ひとりが「基本と正道」、「損得より善悪」を確実に実践してはじめて、私たちは社会から「共感と信頼」を得ることができます。社会から信頼される個人・組織・企業として、お客さまや社会とともに持続的に発展していける企業をめざすとともに、当社グループの一人ひとりが社会の一員であるという意識を常にもち、真のCSR企業として、豊かな社会の実現に向けて力を尽くしていただきたいと思います。

以上が、私からの新年のメッセージです。年末の政権交代に伴ない若干の円安傾向が続いておりますが、冒頭にも述べましたように、私たちは依然として非常に厳しい経営環境の中にいます。しかしながら、この厳しい経営環境は、私たちがCS11で目標に掲げた、2020年のありたき姿をめざして、強固な成長基盤を築き上げるとともに、激しい変化を大きなチャンスへと転じる好機でもあります。
2013年が、日立ハイテクグループがCS11の実現に向けて大きく「ステップアップする年」となるよう、今こそ、日立ハイテクグループ社員全員で想いを一つにし、「ハイテク・ソリューション事業におけるグローバルトップ」をめざし、全力でチャレンジしていきましょう。
皆さまとご家族にとって、また日立ハイテクグループにとって、実り多き1年となりますよう祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

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CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部  担当:武内、松本
TEL:03-3504-7760
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