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Hitachi

株式会社 日立ハイテクノロジーズ

脳科学の産業応用事業に参入

―研究用途・産業用途向け携帯型光トポグラフィ―

2014年4月10日

株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)は、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)より、日立が手がける光トポグラフィ事業のうち、研究用途・産業用途向け携帯型装置の販売・サービスおよびコンサルテーション事業を2014年4月に取得し(*1)、脳科学の産業応用事業へ参入いたしました。日立ハイテクは、光トポグラフィによる脳機能の可視化技術を、日立ハイテクのコア技術である計測・分析・解析技術における重要な要素と位置付け、ヒトセンシング技術を用いた新事業の拡大をめざします。

光トポグラフィ法は、1995年に世界に先駆けて日立が開発した、微弱な近赤外光を頭皮上から照射して、脳活動に伴う脳内血液量の変化を、無侵襲で人体に負担なく計測し、画像化する技術です。画像化することで、外部からの情報(映像や音のコンテンツなど)に対して、脳のどの部分が活動するかを可視化することができ、思考している状態などを客観的に評価できるようになります。脳活動の可視化技術は、脳科学や認知科学、心理学、教育学などの研究分野においてその有効性が認められ、ヒトが関わる様々な市場で先端研究・開発・モノづくりへの応用が進んでいます。

これまで日立が培った脳科学の研究結果と脳活動の計測技術をモノづくりに応用する取り組みとして、脳科学の研究結果が適切に表現されているかどうかを第三者の専門家が参画した「Brain Science審査会」で審査し、その審査結果を踏まえてBrain Scienceマークを付与する活動を推進してきました。株式会社バンダイとの共同プロジェクトから生まれた乳幼児玩具「BabyLabo®(ベビラボ)」シリーズは本マークが付与された製品の第一弾です。脳科学の製品適用には高度な解析技術が不可欠であり、日立はこれまで、お客様とともに技術とノウハウを蓄積し、脳科学の産業化に積極的に取り組んできました。

日立ハイテクは、今回の事業取得を機に、これまでの日立の取り組みを継承し、光トポグラフィ事業を、今後強化すべき重要な新事業として位置づけます。コア技術である計測・分析・解析技術を活用して脳機能可視化の一層の技術強化を図るとともに、本技術の産業応用をグローバルに展開していきます。光トポグラフィ事業における技術開発と事業拡大により、脳科学を日常に近い状態で手軽に幅広く活用したいというお客様の声に対応し、脳科学の産業応用を通じて、社会の発展に貢献していきます。

*1
日立グループでは、研究開発は日立が、当該事業以外の研究用途・産業用途向け装置の製造・販売・サービスは(株)日立メディコが引き続き担当しています。

光トポグラフィ応用技術
光トポグラフィ応用技術

脳科学をモノづくりに活用した(株)バンダイ「BabyLabo®」(左)とBrain Scienceマーク(右)
脳科学をモノづくりに活用した(株)バンダイ「BabyLabo®」(左)とBrain Scienceマーク(右)

商標について

「BabyLabo®」は、株式会社バンダイの登録商標です。
Brain Scienceマークは、株式会社日立製作所の登録商標です。

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新事業創生本部 プロジェクトマネジメントセンタ ブレインサイエンスプロジェクト
担当:長谷川、吉村  TEL:03-3504-3801
報道機関お問い合わせ先
CSR本部 CSR・コーポレートコミュニケーション部
担当:松本、伊藤  TEL:03-3504-3258
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