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Hitachi

株式会社 日立ハイテクノロジーズ

2014年10月20日

 株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)とOpGen, Inc.(社長:Evan Jones/本社:米国/以下、OpGen社)は、日立ハイテクおよび日立グループが持つクラウド型ICTシステムとOpGen社の先進的な全ゲノムマッピング技術を融合し、米国における臨床研究向けに、大規模なゲノム構造変化の発見・解析を支援するクラウドソリューション「Human Chromosome ExplorerSM」のアーリーアクセスプログラム(*1)(以下、EAP)を開始します。

 近年、次世代DNAシーケンサの普及により大量の塩基配列情報を解析することが可能となり、ゲノム構造解析の高速化が進みました。しかし次世代DNAシーケンサではゲノムの断片的なデータを得ることはできますが、完全なゲノム配列を解析するには多くの工程と時間がかかるとともに、ゲノム配列内での大規模な転位や欠失などといった構造変化を解析できないという課題がありました。
 ゲノムの構造変化の多くは、癌や自閉症、アルツハイマー病などの疾病や障がいと関連しています。このような遺伝子情報は新たな治療法の開発を可能にし、将来的には患者それぞれの遺伝子情報を元にした疾病の診断や治療法決定の指針となります。

日立ハイテクとOpGen社は、2013年10月にヒトゲノム構造解析における共同技術開発契約締結を発表し、臨床研究向けのヒトゲノム構造解析サービスの共同開発に取り組んできました。
 「Human Chromosome ExplorerSM」は、日立ハイテクのCE(キャピラリー電気泳動式)DNAシーケンサ事業による豊富な経験や実績および日立グループの高度なICT技術と、OpGen社のゲノム全体の制限酵素切断マップ(*2)を作成する全ゲノムマッピング技術を融合して開発したクラウドソリューションです。大規模なゲノム構造変化の発見など、迅速で高精度なヒトゲノム構造解析を実現します。

 「Human Chromosome ExplorerSM」のEAPでは、対象となる顧客に対し、全ゲノムマッピングデータやヒトゲノム構造解析ツールなどにアクセスできるポータルや、ヒトゲノムの完全な遺伝子評価結果が得られる解析モジュールを提供します。本EAPを経て、米国での本格的なサービス提供開始は、2015年を目標としています。

 「Human Chromosome ExplorerSM」のEAPのより詳細な内容は、10月18日から22日まで開催される「American Society of Human Genetics Annual Meeting」(米国・サンディエゴ)の日立グループブースにて紹介しています。

*1
開発中の製品や技術などを顧客に提供して使用してもらう制度
*2
制限酵素(DNAの特定の塩基配列を認識して切断する酵素)で切断した情報を用いて作成された物理的な全ゲノムマップ

OpGen社

OpGen社は、迅速かつ正確なゲノム・DNA解析システムおよびサービスを提供するベンチャー企業。従来技術に比べ迅速かつ安価にゲノムマップを提供し、データの正確性と結果導出時間を大幅に改善する全ゲノムマッピング技術を有している。

  • * 本ニュースリリースは、OpGen社との共同発表(英語)を元に、日立ハイテクが編集・発表したものです。

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株式会社日立ハイテクノロジーズ
CSR本部 CSR・コーポレートコミュニケーション部
担当:武内、松本  TEL:03-3504-7760
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