― 日立ハイテクグループの真価を高め、さらなる成長へ進化していこう ―
当社社長 飯泉 孝 による日立ハイテクグループ社員向け「2022年年頭挨拶(要旨)」を下記の通りお知らせいたします。
全世界の日立ハイテクグループの皆さん、明けましておめでとうございます。
2020年に続き、昨年も世界中がコロナの影響を受けた一年でした。そのような中、感染症対策に気を配り、変化に柔軟に対応して事業の安定継続に努めてくださった皆さんに、あらためて感謝を申し上げます。2021中期経営計画も、残り3か月です。このわずかな期間でさえ、どんな大きな変化が起きてもおかしくはありません。常に変化に備え、変化には柔軟に対応し、それぞれの目標達成に向けて取り組んでほしいと思います。
今年は、2024中期経営計画がスタートする年です。私は、日立ハイテクグループの強みである「見る、測る、分析する」技術力とグローバルなフロント力に磨きをかけ、デジタルを融合させて私たちの真価を高めていけば、より大きな企業価値を生み出すことができると考えています。私たちのコア技術から得られる計測・分析データは、さまざまな社会・環境課題を解決できる可能性を秘めています。持続可能な社会の実現にむけて、成長戦略としてあらゆる事業活動とサステナビリティを結び付け、より広く社会やお客さまの課題解決に貢献していくことをめざします。
日立ハイテクグループが10年、20年先も必要とされ続ける企業であるためには、私たち自身がさらに進化する必要があります。
進化の一つは、デジタル化です。現在、進めているDXプロジェクトは、業務革新プロジェクトです。個別最適で複雑化していた業務プロセスを根本から見直し、シンプルでスピーディな業務プロセスへ変革します。全体最適の視点で自分たちの業務がシンプルかどうかをあらためて問い直し、変化をいとわず自ら進んで変えていくことをお願いします。
もう一つの進化は、働き方です。ニューノーマルでの新しい働き方はすでに始まっており、コロナ禍前に戻ることは決してありません。在宅勤務などリモートワークのメリットを最大限に生かしながら、対面でのコミュニケーションも効果的に取り入れ、多様な社員が元気であり、個としても、チームとしても、高いパフォーマンスを発揮できるよう、一人ひとりの働き方を進化させていきましょう。
私たちの真価を高め、環境の変化に合わせて私たち自身も進化し、新たな価値をつくりだして広く世の中に貢献していきましょう。