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Hitachi

株式会社 日立ハイテクノロジーズ

解説サイト「半導体の部屋」

IC(集積回路)

IC(Integrated Circuit)とは、条件によって電気を通したり、通さなかったりする半導体物質であるシリコンのチップに、トランジスタや抵抗、コンデンサなど特定の働きをする多数の素子をひとつにまとめた電子回路。

nm(ナノメートル)

1ナノメートルは、10億分の1メートルのこと。ナノメートルサイズで一定の機能を持つ部品を作る技術を、電子デバイス業界などではナノテクノロージーという。

ウェーハ(wafer)

半導体素子の製造材料。一般的にはシリコンを素材とするインゴット(円柱形の塊)を、0.5mm~1mm程度の厚さにスライスした円盤状の板。通常は直径5インチ(125mm)、8インチ(200mm)、12インチ(300mm)のものが使われている。

コンデンサ

伝導体に電荷を蓄える装置で電気回路の部品として使われる。交流(高周波数)を通し、直流(低周波数)は通さない(電気が溜まっている状態)。回路設計において、抵抗やコイル等の部品と組み合わせて充電と放電を制御する。

コンバータ

交流を直流に変換する装置。整流器。直流を利用する電子機器を交流の家庭用電源で使う場合、内蔵されたコンバータ(AC-DC変換回路)、または外付けのACアダプタによって変換する。直流を交流に変換する装置はインバータ。

システムLSI

LSI(Large Scale Integration) とは、ICの1分類であり、集積する素子(トランジスタ)の数がICと比べると大規模で、コンピュータのメインメモリなどがそれにあたる。システムLSIは、単機能のLSIを用途に合わせて組み合わせた超多機能LSIで、計算機、オーディオなど特定用途の電子機器に組み込まれている。配線を単純化でき、占有面積も少ないので機器の小型化も容易になる。

CPU

CPU(Central Processing Unit)とは、コンピュータなどにおいて中心的な処理装置として働く電子回路のことである。中央演算処理装置ともいう。

トランジスタ

ゲルマニウムやシリコンの結晶を利用して作られる増幅機能を持った半導体素子。1947年に米国ベル研究所で開発された。真空管に代わる電子素子として様々な電子機器に組み込まれている。これをウェハに抵抗などと共に配置して機能を持たせたものが集積回路となる。

絶縁体

電気を通しやすい導体に対して、電気を通しにくい物質を絶縁体という。ガラスやゴム、プラスチックなどがそれにあたる。

単結晶

結晶のどの部分においても、結晶軸の方向が同じものをいう。シリコンの単結晶は、半導体製造に欠かせない。

多結晶

多くの微小な単結晶からなる結晶体で、それぞれの単結晶はばらばらな結晶軸の方向を持っている。セラミックや多くの金属は多結晶体。多結晶シリコンを使った太陽電池などがある。

抵抗器

電流の流れを抑える働きをする電子部品。単位はオーム(Ω)が使われる。トランジスタやコンデンサと共にICの部品として搭載され、電流の制限、電圧の分圧などの用途に使われる。通常「抵抗」と言われている。

発光ダイオード

電流を流すと発光する半導体素子の一種。LED(Light Emitting Diode)とも言われる。寿命が白熱電球に比べて長く、数ボルトの低電圧で発光する。赤、緑、青の三原色があるため、組み合わせによって様々な色を作ることができる。家庭用電球、電光掲示板、信号機、大型の液晶ディスプレイなど多分野で使われている。

半導体

導体と絶縁体の中間の電気伝導性を持つ物質。代表的なものにはシリコンがある。周囲の温度などの要因によって伝導率が変化する性質があり、高温になると内部抵抗が低下するため、電子機器では高温になるのを避けなければならない。ICやダイオード、トランジスタを指して半導体と言う場合があるが、正確には半導体素子と言う。