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日立ハイテク

走査電子顕微鏡(SEM)は、物質表面の微細構造を観察する装置として、バイオテクノロジー分野や材料分野をはじめ、あらゆる産業分野において、幅広く利用されています。TM4000形卓上顕微鏡は、TM3000シリーズに引き続き熱電子銃型低真空SEMとして、装置の小型化と、操作の簡易化を追求することで、電子顕微鏡に触れることが初めての方でも、手軽にご使用いただけます。また、卓上顕微鏡は製造・品質管理分野で非常に多くの反響をいただいているため、TM4000シリーズではお客様のルーチン作業を支援する装置をコンセプトに設計されております。真空引き時間中に真空試料室内に配置されたカメラで撮影した画像を基にサンプルをナビゲートし、ワンクリックで観察箇所への移動を可能なSEM-MAP機能と、観察が終わった後に観察画像レポートを生成してくれるレポート作成ソフト(標準機能)などが新たに付加されました。また、TM3000シリーズと同様にTM4000シリーズでは半導体型反射電子検出器を標準搭載し、TM4000PLUSでは高感度低真空二次電子検出器(UVD)が搭載されます。TM4000シリーズは卓上顕微鏡の世界を拡げ、さらなるお客様のイノベーション創出をお手伝いします。

撮影画像イメージ:加速電圧5 kV 加速電圧10 kV 加速電圧15 kV

写真:新型卓上顕微鏡 TM4000シリーズの外観

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