図 1 サンプルプローブ
サンプルがプローブ内に吸引されるとき、サンプルプローブ内は右図のような配分になります。 水との接触により、サンプルが希釈されるのを防ぐため、ダミーサンプルと空気が吸引されます。
サンプルプローブ内壁が汚れていると、空気層が壊れサンプルが希釈されたりしてデータのバラツキを招きます。
試薬分注機構もプローブ方式の装置では同じ原理です。
また、プローブが汚れるとサンプリング精度の不良や詰まりの原因になります。洗浄ラックによる毎日の洗浄のほかに、1週間に1回清掃してください。
また、プローブが折れ曲がったり、先端がめくれている場合は、プローブを交換してください。
図 2 プローブの劣化
1年に1度はプローブを新品と交換してください。特に試薬プローブでは、長期間の使用はクロスコンタミネーションの原因となります。
(液状試薬については特に注意が必要です。)
注意