オペレーターの動きを人間工学的に考慮し、多彩な変形モードに対応した各種測定ヘッドを、簡単で確実にサンプルを取り付けることができる構造に改良しました。また測定条件の設定から測定開始までの一連の操作を分かりやすいイラストでナビゲートするソフトウェア「かんたん測定ウィザード」により、初心者でも簡単・確実に操作ができるようになりました。
かんたん測定ウィザード
測定中にサンプルの応力と歪みの関係を観察する「リサージュモニタ」を標準搭載しました。測定中のサンプルの変形状態を測定ポイントごとにリアルタイムで確認できます。またリサージュグラフを保存することにより、後日のデータ解析に際しても、測定ポイントごとにサンプルの変形状態を確認することができ、信頼性の高いデータ取得をサポートします。
リサージュモニタ
TA7000シリーズで採用している全自動ガス冷却ユニットを接続使用できます。液化窒素の消費量を約30%削減(当社比)できるエコタイプの冷却ユニットです。
全自動ガス冷却ユニット
リアルビューDMAは、測定中の試料の状態変化を連続した画像で表示、保存します。また測定後は、解析ソフトウェアを使用して保存した画像を呼び出し、温度および各信号とリンクしてスムーズに表示、解析することができます。熱転移などの評価に対して、より信頼の高い情報が得られます。
変形モード | 引張り、両持ち曲げ*、ずり*、フィルムずり*、圧縮*、3点曲げ*、バネ固定式引張り* |
---|---|
測定モード | 動的測定:正弦波振動/合成波振動 静的測定:プログラム応用制御/プログラム歪制御 |
周波数 | 正弦波振動時・・・0.01~200Hz 合成波振動時・・・同時5周波数 |
測定範囲 | 105~1012Pa(引張り)、105~1012Pa(両持ち曲げ)、103~109Pa(ずり)、104~1010Pa(フィルムずり)、105~109Pa(圧縮)、106.5~1013.5Pa(3点曲げ) |
温度範囲 | -150~600℃ |
プログラム速度 | 0.01~20℃/min |
アプリケーションデータにて、多数の測定事例をご紹介しています。
熱分析・粘弾性装置のアプリケーションデータを、会員制情報サービスにて紹介します。ID登録されていない方は新規登録が必要です。
熱分析の原理をはじめ、DSC、TG、DTA、TMA、DMAといった熱分析の各測定方法の定義と原理の解説です。
想像の世界を視てみよう!試料観察オプション リアルビューTA。
熱分析からレオロジー、光化学反応までソリューションを提供。
熱分析・粘弾性装置の各規格をご紹介しております。
熱分析・粘弾性に関係するホームページを集めました。
標準規格に沿った測定をサポートするガイダンス機能や、初心者にも使いやすい測定モードを搭載した、新熱分析ソフトウェアの紹介です。