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日立ハイテク
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ThingWorx

企業のDXを実現させる
IoTプラットフォーム

ThingWorxは設備データを一括収集・統合し、
データの可視化・分析、装置のCBMを実現。
また装置⇔システム間で双方向通信が可能なため、
リモートメンテナンスを行い、
保守・作業コストの削減や
新たなリカーリングビジネスの創出に貢献します。

  • 2024.03.19【開催決定!】4月18日 PTC社、SB C&S社との3社共催ウェビナーを開催します。

ThingWorx
ABOUT

DXプロセスにおける
デジタル化の第一歩

データ収集機能、リモートメンテナンス機能、アプリケーション構築などIoTに必要となる機能をまとめて搭載。

ThingWorxは、機器や設備のセンサーデータや業務システムの情報を統合し、遠隔から監視・管理する仕組みをつくるためのIoTプラットフォームです。外部システムとも連携、収集したデータのダッシュボード化も短時間でおこなうことができます。

選ばれる理由

Tume to Market

ThingWorxが選ばれる理由は
ズバリそのスピード
IoTサービスを短期間で構築

さまざまな
機器デバイスに接続

収集したデータを管理

そのデータを使い
アプリケーションを構築

プラットフォームは3段階のレイヤーで用意されており、
ThingWorxをご活用いただければ1カ月~6カ月と短期間での構築が可能です。

3つの特長

  • FEATURES 01

    装置・設備の
    接続が早い

    装置・設備を素早く繋ぎ込む
    エッジ技術により短時間で接続

    • 設備接続の期間・費用の削減。
    • 通信用のツールやライブラリーの提供で内製化を促進。
    • 各種のOPCサーバーやPLCに対応可能な「Kepware」という制御機器用接続アプリを有しており、フレキシブルに上位のThingWorxサーバーにデータをあげることが可能。
  • FEATURES 02

    アプリ開発が早い

    素早いアプリ・画面作成を支援する
    マッシュアップビルダーを搭載

    • 高速な開発環境。投資回収まで最短化。
    • IoTに必要な機能を包括的に提供。TCOを削減。
    • アプリ開発に際し、C言語やJavaを使ってプログラミングをする必要がなく、視覚的に操作可能なマッシュアップ画面から3ステップで完成。
  • FEATURES 03

    拡張性が高い

    AR(拡張現実)連携や他システムとの
    フレキシブルな連携を実現

    • ARと統合。先進機能を素早く現場に展開。
    • SCM全体の可視化を実現。広範囲の業務改善に寄与。
    • 他のシステムとの連携を可能とするAPIを搭載。

ACTUAL RESULTS

  • 製造業 株式会社日立産機システムさま スマートファクトリー
    監視対象
    自社工場生産ライン
    目的
    生産ラインの状態をリアルタイムで可視化し、生産の最適化をはかる
    期待される効果

    1遠隔地(事務室等)から装置の監視をリアルタイムに実施

    2時間基準保全(TBM : Time Based Maintenance)から状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)への転換で生産ラインの保守コストを削減

    3生産ライン全体の可視化で生産の最適化と生産品質の向上を実現

    生産ラインの「見える化」のメリットは、必要な数値やデータの活用とレポートによる可視化により生産効率が向上することです。
    IoT技術の進歩により簡単に、より精密にデータを整理することが可能になり、分析から対策といった改善活動が効率的におこなえるようになりました。

  • 製造業 産業用設備の稼働監視
    監視対象
    エンドユーザーさま先に設置済みの産業用設備
    目的
    リモート保守効率化のための設備稼働監視
    期待される効果

    1複数のエンドユーザーさま先に納入済みの設備状態を遠隔地から一括監視

    2いち早い設備異常検知、対応で顧客満足度を向上

    3データに基づく保守作業で、初回訪問における異常解決率を向上、保守コスト削減

    産業用設備メーカーさまの保守ご担当者は現地に行かなくても複数のお客さまの機器の点検や保守が可能となり、迅速に対応できるようになりました。
    お客さまの満足度向上につながるだけではなく、人件費の削減や作業の効率化が実現しました。

  • 製造業 製造装置の故障予兆検知
    監視対象
    自社工場製造ラインの製造装置
    目的
    製造装置の故障予兆検知のためのデータ取得
    期待される効果

    1製造ラインの装置データを遠隔地からリアルタイムで一括監視

    2時間基準保全(TBM : Time Based Maintenance)から状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)への転換で装置保守コストを削減

    3故障前の保守対応で製造ライン稼働率向上

    製造現場における保全強化に向け、IoTやAIなど先進技術を取り入れたCBMによる予知保全が注目されています。
    定期的にメンテナンスを実施するTBMに比べ、設備の点検も自動化でき、従業員の経験に依存せず保全業務の品質が標準化できます。

  • 製造業 産業用製造装置の新たなビジネスモデル導入
    監視対象
    エンドユーザーさま先に設置済みの装置
    目的
    装置のリアルタイム一括監視および従量課金方式の導入
    期待される効果

    1複数のエンドユーザーさま先に納入済みの装置状態を遠隔地からリアルタイムで一括監視

    2利用状況データを活用した従量課金メニューを導入し顧客満足度向上と収益改善を実現

    IoTにより取得した装置の稼働情報データを活用し、従量課金などフレキシブルなサービス体系を構築した例です。
    エンドユーザーさまに対し稼働状況に応じたコストの最適化を図るなどお客さまのニーズに即したサービスをご提供しました。

  • エネルギー業界 エネファームの稼働管理
    監視対象
    エネファーム(家庭用燃料電池システム)
    目的
    エネファームのリアルタイム監視およびエンドユーザーさまへのWEBによる利用レポート提供
    期待される効果

    1全国の多数の家庭で稼働するエネファームの稼働状況を遠隔地からリアルタイムで一括管理

    2状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)による装置保守コスト低減

    3データに基づく保守で故障時の初回訪問解決率を向上

    4会員制WEBサイトでの情報提供による顧客エンゲージメント維持向上と新規サービス創出

    全国で多数設置されている家庭用燃料電池システムをリモートで一括管理。
    故障をすぐに把握し、データからどこに原因があるかを訪問せずに調査します。必要な部品を調達した上で修理をおこなうので、初回訪問解決率も大きく向上しました。

    *「エネファーム」は、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、ENEOS株式会社の日本における登録商標です。

  • 製造業 医療装置リモートメンテナンスシステム
    監視対象
    病院さまに設置済みの医療装置
    目的
    海外含む遠隔地に散在する装置の集中管理
    期待される効果

    1海外を含む多数の病院さま設置済みの医療装置を国内から365日24時間集中監視が可能

    2リモート保守および状態基準保全(CBM Condition Based Maintenance)による保守費用の低減

    3病院さまに設置済みの医療装置の稼働率向上による医療の安定化と患者さま、医師や病院スタッフさまの満足度向上

    近年、医療機器のIoTが進んでいます。医療機器ベンダーさまが機器をIoTでつなぎ、稼働状況をリモートで把握、製品の保守をおこなっています。
    リモート保守は保守コストや時間を削減できるというメリットがあり、国内各地および海外の病院へも設置しているベンダーさまにとりましては、その効果はさらに大きくなります。

CASE STUDY

CASE 01
日立造船株式会社

日立造船(23年3月)


収集したデータを予防保全に活用。リモート監視で付加価値の高いビジネスの創出をも見込む。

事業のDXとして、早い時期から製品・設備データの収集・蓄積・可視化・分析を価値の源泉と捉え、注力してきた日立造船さまでは、かなりの数の製品を調べた結果、「ThingWorx」を採用いただきました。複数のお客さまに納品した装置をリモート監視し、トラブル対応のスピードも向上。納入後もサポートし続けるサービスビジネスへとビジネスモデルも移行しつつあるそうです。 新たな製品開発にも役立っているとおっしゃる事例を詳しくご紹介しています。

CASE 02
株式会社日立製作所

日立製作所 ヘルスケア事業本部(24年3月)


保守サービスの高度化を実現。情報セキュリティも専用端末以外からは現地の機器にアクセスできない堅牢な仕組みを構築。

医療機関のお客さまから求められるがん治療機器の高い稼働率。その実現のためには、限られた人員で保守サービスの品質を維持する必要があり、日立製作所さまではIoTプラットフォーム製品の活用に踏み切りました。その結果、各地に装置をほぼリアルタイムでリモート監視できるようになり、いち早く障害の予測が可能に。不必要な海外出張も減り、保守サービスのコスト削減にもつながったそうです。今後は装置データのより高度な活用も視野に入れられており、障害の原因特定の仕組みづくりを進めたいとおっしゃっていました。国内だけでなく、世界各地に治療装置を納入されている日立製作所さまの事例をご紹介します。

FAQ

  • Q.1

    導入までの大まかな流れはどうなりますか?

    A.

    大まかには次のような流れとなります。
    (1) ThingWorx IoTプラットフォームのご紹介・お打ち合わせ
    (2) お客さまの解決したい課題の抽出とあるべき将来像の共有
    (3) データ収集アイテムの整理とIoTアプリと画面(UI)の基本設計
    (4) 実際のアプリと画面開発
    (5) 本番運用に向けての検証と改修
    (6) 本番稼働
    どのステップにおいても構築に精通した弊社SEがサポートいたします。
    また、導入までの期間も、スクラッチ開発の場合であれば1~2年かかってしまうところ、ThingWorxを使えば1カ月~6カ月での構築・運用開始が可能となります。

  • Q.2

    工場の設備機器を外部のインターネットに接続することはセキュリティ面が気になります。安全面でどのような対策がとられているのでしょうか?

    A.

    工場内の設備機器にグローバルIPアドレスを付与することはしませんので、外部からアクセスされることはありません。すべての通信は装置側から始まる仕組みになっています。また通信路に流れるIoTデータは暗号化されており、安全性・高機密性を実現しています。もちろんインターネットに出さず構内LANだけで閉じるような構築も可能です。
    なお、弊社では通信の安全性と柔軟性を確保する“SD-LAN”や、セキュアなプライベートクラウド“ayamo”など、セキュリティソリューションを幅広く提供しており、あわせてのご提案が可能です。日立グループ内外の工場・プラントにおけるIoTプラットフォームを15年近くセキュアに運営しており、安心してお任せいただけます。

  • Q.3

    「IoTアプリと画面(UI)作成が早い」ということですが、どのような仕組みですか?
    また自分たちで作成することもできるのですか?

    A.

    アプリ・画面開発用の“マッシュアップビルダー”と“コンポーザー”という構築ツールにより早さを実現しています。複雑なプログラミング無しにドラッグ&ドロップ方式でアプリや画面を作成することができるようになっています。ThingWorxのエキスパートである弊社SEが実施するトレーニングを受けていただければ、お客さまご自身でアプリ・画面開発も可能です。

  • Q.4

    IoTで繋げばリモート化できるとは、具体的にどんなことができるのですか?

    A.

    現場の端末とユーザーの端末をリモート接続することにより、次のようなことが可能です。
    (1) リモートデスクトップ機能の画面共有による操作指導や端末制御
    (2) 現場装置へのコマンド発行や装置へのソフトウェア配信・更新作業
    (3) 障害発生時の即時ログ収集
    上記はほんの一例ですので、お客さまの課題や実現されたいことを一度ご相談ください。

  • Q.5

    このIoTプラットフォーム上で上位アプリとしてAIや機械学習はできるのですか?

    A.

    ThingWorxのオプション機能として“ThingWorx Analytics”という機械学習エンジンも利用可能ですし、AIによる予兆診断システム“BD-CUBE”をあわせて活用いただくケースも増えています。お客さまの実現されたい内容に応じてご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。
    データ収集から上位解析アプリまでThingWorxを中核にトータルシステムとして構築ができます。

LIBRARY

連載

DX推進に欠かせないIoT、IoTで何が実現できるのか。

導入前のご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。

※ThingWorx、Kepwareは、PTC Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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