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日立ハイテク
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分析機器・科学機器遺産認定2015
日立705形自動分析装置

株式会社日立ハイテクは、2015年9月2日、一般社団法人日本分析機器工業会の第4回分析機器・科学機器遺産認定事業において分析機器・科学機器遺産認定2015の認定を受けました。

認定を受けた日立705形自動分析装置は、設置スペースの問題や検査操作の複雑さから生化学の自動分析装置導入が多くの病院で困難であった1970年代後半に、設置面積の大幅なコンパクト化、メンテナンス性の向上、またモニター画面で分析条件の指定と登録が可能なユーザーインターフェイスを搭載することで容易な操作性を実現。さらに日立独自の全反応過程測光など多くの革新的な技術を採用し、自動分析装置のデファクトスタンダードとなりました。
その結果、日立705形自動分析装置は、幅広い検査項目に対応することができ、緊急検査室や薬物検査など臨床検査業務の主要な領域に自動分析装置の活躍の場を広げ、80年代の臨床検査の普及による診断支援の向上に大きく貢献したことを評価されました。

分析機器・科学機器遺産について

一般社団法人日本分析機器工業会と一般社団法人日本科学機器協会にて、日本で創出された分析技術/分析機器や科学機器および、日本国民の生活・経済・教育・文化に貢献した分析技術/分析機器や科学機器を文化的遺産として後世に伝えることを目的に、「分析機器・科学機器遺産」の認定制度が導入されました。
以下のページで日立ハイテクグループの受賞製品をご紹介しています。