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第48回大河内記念賞受賞(キャピラリーアレー方式DNAシーケンサの開発)

2002年3月、第48回(平成13年度)大河内賞(公益財団法人 大河内記念会主催)において、「キャピラリアレイ方式DNAシーケンサの開発」で、当社の高橋智・時永大三の両主任技師が、日立製作所中央研究所技師長神原 秀記氏(現・フェロー)らとともに「大河内記念賞」を受賞しました。

1990年から、世界の研究所や大学機関が連携した「国際ヒトゲノム配列コンソーシアム」のもとで、ヒトゲノム(人間の全遺伝情報)の解読が進められていましたが、ヒトゲノムは約30億対(約60億個)もの塩基からできているため、解読には「30年かかる」という予想もありました。 このキャピラリアレイ方式DNAシーケンサによりヒトゲノム解読が一挙に進み、米国の科学誌『SCIENCE』(2001年2月号)は、「ヒトゲノムの早期解読につながる装置」として高く評価しました。

大河内賞について

生産工学、生産技術、生産システムの研究並びに実施等に関するわが国の業績で、学術の進歩と産業の発展に大きく貢献した顕著な業績に対して表彰します。