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日立ハイテク
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人財育成

人財育成

基本的な考え方

日立ハイテクグループは「人こそ企業の財産」であり、一人ひとりの人財価値を高めていくことがグループ全体の持続的な価値創造に直結すると考えています。この考えのもと「グローバル人財の創り込み」を主たる育成方針として掲げ、全従業員が能力や創造性を最大限に発揮できる企業文化の醸成にも取り組んでいます。

体制

経営教育委員会

年2回開催する経営教育委員会を通じて人財育成施策の継続的な検証・改善を図っています。教育プログラムはグローバルに活躍する自律型人財育成をベースに研修区分別に体系化して計画的に実施しています。

日立ハイテクにおける2022年度の総研修時間は204,671時間、従業員一人当たりの平均研修時間は、38.8時間です。

「教育体系図(2023年度)」

写真 教育体系図(2022年度)1
写真 教育体系図(2021年度)2

取り組み

グローバル人財の育成

グローバルな視点でビジネスに対応できる人財の早期育成に向けて、若手の海外派遣に積極的に取り組んでいます。1年間の海外研修制度や社費留学制度を利用して海外で研修をしています。さらに、海外の各拠点で活躍するナショナルスタッフ向けのグローバル共通の基盤教育を設けるなど、グローバル人財の創り込みに向けて、一層の充実を図っています。

ものづくり人財の育成

半導体検査装置や分析装置等のハイテク製品を支えているのは、絶え間ない最先端技術の開発とそれを製品として形にする最高水準の技能です。当社では技能者の育成に積極的に取り組んでおり、その一環として毎年開催される技能五輪全国大会、全国アビリンピックに長年にわたり挑戦し、これまでに国際大会も含めて数多くのメダリストを輩出しています。

写真:技能五輪全国大会入賞者
技能五輪全国大会入賞者
写真:旋盤職種(銀メダル)田澤選手
旋盤職種(銀メダル)田澤選手
写真:旋盤盤職種(銀メダル)谷選手
旋盤職種(銀メダル)谷選手

2022年11月に千葉県で開催された「第60回技能五輪全国大会」「第42回全国アビリンピック」に、当社から7職種計11名の選手が出場し、技能五輪旋盤職種で銀メダル、フライス盤、メカトロニクス職種で敢闘賞を獲得しました。なお、旋盤職種で銀メダルを獲得した田澤選手は、国際大会出場を賭けた「CNC旋盤職種日本代表選手選考会(2023年10月開催)」に向け、更なる技能向上に励んでいます。2023年の全国大会は11月に愛知県で開催されますが、今後も幅広い職種で最高水準の技能を発揮できる人財の育成に取り組みます。

キャリア開発支援

当社では、従業員一人ひとりにとっての仕事の意味や意義・価値観を重視したキャリア開発支援を展開しています。具体的には年代別キャリア開発研修やキャリアカウンセラーによるカウンセリング、社内キャリア相談室での個別キャリア相談を行っています。また、会社が認めたキャリア開発のための短時間勤務制度の他、留学や自己啓発・ボランティアのための休暇制度を導入しています。
2021年度からは、マネージャーが部下のキャリア目標を共有し成長を支援する「1on1ミーティング」を、2022年度からは最新の知識やスキルを学べるオンライン学習教材を全社展開しています。