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日立ハイテク
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ARソリューション「vuforia」が現場を支える時代。

2021.12.01

ブログ

Vuforia

AR(拡張現実)

装置の操作やメンテナンスが必要な現場では、十分な知識と経験のある作業者が求められている。しかし、それができる熟練者や専門家、教育人員は不足傾向にある。トラブルシューティングや修理が必要になっても、熟知するメンバーがすぐに現場には行けない。いつかミスや事故、負荷のかかる社員の離職などがいつ起こるかわからない。

そんな心配の声は多くの企業で聞かれます。その解決策として注目されているのが、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術の利用です。ARとは現実世界の映像に追加情報を加えること。たとえばデバイスを目の前のモノや空間に向ければ、該当する対象物を認識し、画面に作業手順など必要な情報を表示。作業経験の少ない作業者でも、それを見ながら正確な作業を進めることができるというものです。私たち日立ハイテクソリューションズが取り扱っているのが、米国PTC社が提供するARソリューションVuforiaシリーズ。多くのお客さまの製造ラインを見つめてきた私たちだからこそ、お困りの状況に最適な導入をお手伝いできると自信があります。具体的にご紹介しましょう。

設定したターゲットを認識すると、画面上に追加情報を表示。

熟練者不足に困っているさまざまな現場でVuforiaは効果を発揮します。「Vuforia Engine」の使い方として、私たちの提案事例をご紹介します。

[提案事例]
工場、ビルなどの設備機器メンテナンスに

想定しているのは製造業のお客さまで、工場やビルなどの設備機器メンテナンスを、経験の少ない作業者が担当するときです。「Vuforia Engine」で手順情報のARコンテンツを作ることで、スマホやタブレットで作業対象先のバルブ格納箱を認識し、中に隠れている配管やバルブ、作業に必要な情報や手順をわかりやすくAR表示。正しい作業をバックアップできます。

※本画像は株式会社プレミアムアーツと共同で制作したものです。

世界のスタンダードとなっているVuforiaの信頼性。

Vuforiaを開発しているのは米国に本社をもつPTC社。産業向けからエンターテインメント向けまでさまざまなビジネスシーンで導入されており、AR開発プラットフォームとしては7割近いシェアを占める業界のデファクトスタンダード。世界で500,000人以上の開発者が存在し、60,000以上のアプリがリリースされ、利用されています。優れた立体物認識・追随技術を保有しているのも特長です。

日立ハイテクソリューションズは2018年から取り扱いを開始し、ソフトウェアのバージョンアップにもスピーディに対応しています。ARアプリをユーザー側で作成できるARエンジン「Vuforia Engine」を導入する際には、日立ハイテクソリューションズがコンテンツ作成、AR用データ変換、操作トレーニングを支援します。

まずは遠隔指示支援ツール「Vuforia chalk」でAR体験を。

「Vuforia」シリーズのARツールをまずは気軽に体験するために、日立ハイテクソリューションズがおすすめするのが作業指示支援ツール「Vuforia Chalk」です。現場にいる作業者と、離れたところにいる指示者が、現地の画像を共有しながら正確な遠隔指示ができるように支援するARツールです。コロナ禍で工場やプラントとの行き来が制限されたせいで、リモートでの業務体制づくりが加速しましたが、その一環としても注目されています。

普通のビデオ通話と違うのは、指示者が現物に張り付く注釈をまるでチョークで書くように書き込むことができること。大きな音がする現場では特に口頭での説明は安定しないもの。画面上で現物を指し示しながら明確な指示ができるため、作業者をリモートで的確にサポートできます。しかもスマートフォン、タブレット、PCのWEBブラウザ、ハンズフリー端末などさまざまな端末で利用が可能。全てスナップショットで画像を残せるためエビデンスとしても使用できます。使用ライセンスを取得すればすぐに使い始められる「Vuforia Chalk」で、ARのメリットと大きな可能性をぜひ体験してください。

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