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2026年1月15日

韓国の大手検査センター、Seegene Medical Foundation Seoulで検体検査自動化システムが稼働開始

躍進を続ける韓国の体外診断市場を日立ハイテクのデジタライズドアセットで支え、ハーモナイズドソサエティの実現に貢献

検査センター内部の様子

検査センター内部の様子


 株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、大韓民国(以下、韓国)の大手検査センターSeegene Medical Foundation Seoul (シージェン メディカル ファウンデーション ソウル;以下、SGMF)に検体検査自動化システムLABOSPECT TSを納入し、2025年10月8日に稼働を開始しました。

 本システムの導入により、日立ハイテクは今後も成長が続く韓国の体外診断市場における検体検査需要に応え、デジタル技術とイノベーションを通じて、人々のQoL(生活の質)向上とウェルビーイングの実現に貢献してまいります。

背景

 韓国の体外診断薬(IVD*1)の市場規模は2025年に21億USDに達し、年平均成長率(CAGR)5.42%で推移することが見込まれ、2030年には27.3億USDに拡大すると予測されています。

 韓国国内の医療としては「高齢人口・慢性疾患増加による検査増大」「全民NHIS*2保障とスクリーニング義務による高い利用率の維持」「民間検査センター拡大と統合検査による中央検査室の旺盛な需要」「国内バイオテック/体外診断薬への政府・VC資金の支援」が想定され、今後も検体検査需要の拡大が見込まれています。

*1 IVD:In Vitro Diagnostics

*2 NHIS(Korean National Health Insurance Service):韓国の公的医療保険

SGMF向け検体検査自動化システムの概要

 SGMFは1990年医療機関向けに診断検査、分子診断検査、病理検査、研究検査などの受託検査サービスを提供する臨床検査センターとして設立され、現在は韓国国内に5つのラボラトリーを有する大手検査センターです。

 検体検査の全自動化は2017年に納入した基幹ラボラトリー検体検査自動化システムで本格的にスタートしました。近年の急激な検体数の増加に伴い処理能力に不足が生じたため、SGMFの基幹ラボラトリー更新プロジェクトの一環として、2020年に検体検査室構築プロジェクトが始まりました。日立ハイテクは本プロジェクト開始当初よりワークフロー分析を実施するとともに、現場で検査業務を担うお客さまと最適なシステムのあり方をについて議論を重ねてきました。結果、検体の遠心分離などの前処理作業を高速かつ自動で行う検体検査自動化システムLABOSPECT TS 6セット、検体に含まれる酵素、タンパク質やその代謝物など各種物質の測定を高い処理能力で行うLABOSPECT 008α 日立自動分析装置6セットを中心に、他社分析装置をも巻き込んだシステムレイアウトでワークフローを最適化し、再検査作業を自動化するシステムを構築しました。本システム規模はアジアでも最大級*3となります。

 さらに現場のお客さまのノウハウ・ナレッジと、長年検体検査分野で日立ハイテクが培ってきたノウハウ・ナレッジを組み合わせ、複数システムを効率的に運用するデジタルソリューションを構築することで、SGMFにて実施する検査に即した高い実行処理能力と効率化を両立、現場で働くお客さまの残業時間削減するなど、生産性向上を実現しました。SGMFの理事長からは、「SGMFが韓国検査センターにおいてNo.1の検査数を誇るまで成長できたのは、日立の自動化システムがあってこそ」との高い評価をいただきました。
 韓国では院内検査の外注化がさらに進むと予想されており、臨床検査センターでの完全自動化による大量処理かつ処理時間短縮化とさらなる効率化が求められています。ミッションクリティカルなシステムを日立ハイテクの高信頼性システムでサポートするとともに、今後システム稼働データを蓄積することでさらなる運用の最適化を図り、韓国おける臨床検査業務全体の課題に寄り添うことで、韓国国民の健康増進に貢献していきます。

*3 2025年12月時点 日立ハイテク調べ


 日立ハイテクが所属する日立のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせた産業分野向け次世代ソリューション群「HMAX Industry」を、成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力しています。SGMFにおける取組はその一例です。日立ハイテクはCIセクターの一員として、Lumada 3.0を体現するソリューション群である「HMAX」の提供を通じて、フロントラインワーカーの現場を革新するとともに、人々のウェルビーイングの向上に貢献します。

販売名 LABOSPECT 008α 日立自動分析装置
製造販売届出番号 13B1X10436000041
一般的名称 ディスクリート方式臨床化学自動分析装置

特定保守管理医療機器該当、設置管理医療機器該当

Korea Ministry of Food and Drug Safety. 認証番号 체외 수신 21-2144호

お問い合わせ先

秋元 健太

株式会社日立ハイテク
ヘルスケア事業統括本部
診断システム事業部
営業本部 医用海外営業一部