AI・インフォマティクスにより台湾における先端材料開発の高速化・高度化を支援
株式会社日立ハイテクは、台湾の先端材料開発をしている企業へAI技術を活用したインフォマティクス関連ソリューションを提供しており、2024年には南亜プラスチックと協業を開始し、AIデジタル支援を通してさまざまな材料開発における高度化、高速化を実現いたしました。
昨今、台湾においては産業の発展と同時に、電力や工業用水の使用量増加が著しく、供給面とともに使用量削減に向けた対応が求められています。また、主要産業の半導体分野をはじめとした材料開発領域においては、開発の高度化やスピードなど要求ニーズは高まり続け、各社の開発競争が激化しています。こうした中、研究・開発段階における実験回数の削減や開発期間の短縮による電力・水使用量削減、研究者のノウハウだけでなくデータを用いたより高度な新規材料開発の実現に寄与する、AIやインフォマティクスなどデジタル技術の活用が進んでいます。
日立ハイテクでは、AI技術を活用したインフォマティクス関連のソリューションをグローバルに提供しており、素材メーカーを中心とするお客さまの材料開発プロセスの効率化に貢献してきました。HMAX Industryとして研究開発や量産工程であらゆる装置から生み出される物理データを、ドメインナレッジと先進AIなどのデジタル技術を用いてデータを価値に変換し、フィジカルAIを活用し台湾産業の成長や発展に貢献していきます。
南亜プラスチックは、日立ハイテクとの協業を通じて台湾における課題解決に向けて、研究開発や生産効率向上及びスマート化された経営基盤の構築においてデジタル技術を活用し、DXの推進に取り組んでいます。
南亜プラスチックのさまざまな製品開発におけるニーズに合わせて、日立ハイテクはMIに基づく分析環境や最適なソリューション提供によりサポートし、研究・開発のDXを支援してきました。この成果を生かし、研究開発だけでなく、生産量の向上、品質の改善および省エネルギー・排出削減においてなどさまざまな分野においても日立グループのAI関連サービスや「製造プロセス改善ソリューション」活用も視野に入れてさらなる高度化をめざします。
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南亜プラスチックについて
南亜プラスチック工業股份有限公司は、1958年8月22日に設立され、台湾プラスチックグループに属する企業です。台湾における最も早期に上場した企業の一つであり、世界最大級のプラスチック加工メーカーとして知られています。さらに、ポリエステル繊維の生産量および銅箔基板の生産能力においても、世界トップクラスの地位を有しています。
主な事業領域は、プラスチック加工、プラスチック原料、ポリエステル製品、電子材料、ならびに電機・機械エンジニアリングの五分野にわたります。
日立ハイテクについて
日立ハイテクは、持続可能な地球環境、健康で安心・安全な暮らし、科学と産業の持続的発展に貢献するため、「知る力で、世界を、未来を変えていく」という企業ビジョンを掲げ、社会やお客さまに最先端の技術や製品・サービスを提供しています。ヘルスケア分野における医用分析装置、バイオ関連製品、放射線治療システム、半導体分野における半導体製造・検査装置のほか、環境分野や材料の研究などで用いられる分析装置、解析装置を製造・販売しています。また、電池、通信インフラ、鉄道検測、デジタルなどの産業・社会インフラ分野で高付加価値ソリューションを提供するなど、幅広い事業領域でグローバルに事業を展開しています。 私たちは、社会やお客さまの真の課題を正しく知り、解決策を提供し続けることで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。(2025年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は7,565億円)
日立ハイテクが所属する日立のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせたデジタルサービス「産業分野向けHMAX」を、成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力しています。日立ハイテクはCIセクターの一員として、Lumada 3.0を体現する「産業向けHMAX」の提供を通じて、フロントラインワーカーの現場を革新します。
詳しくは、日立ハイテクのWebサイトをご覧ください。
お問い合わせ先
株式会社日立ハイテク
産業・社会インフラ事業統括本部
インフォマティクス推進部
インフォマティクス推進事務局
