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2025年10月24日
日立ハイテクネクサス

CEATEC2025日立ハイテクネクサス展示ブースへの石破前総理訪問について


 株式会社日立ハイテクネクサス(以下、日立ハイテクネクサス)は、株式会社日立製作所(以下、日立)および株式会社日立ソリューションズ(以下、日立ソリューションズ)と連携して進めている温度検知QRコードラベルによる温度管理サービス『MiWAKERU』を、2025年10月14日(火)より4日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催された「CEATEC 2025(シーテック 2025)」の「地方創生2.0特設パビリオン」内にて出展しました。
 「地方創生2.0特設パビリオン」は全国各地の地域課題の解決に向け、国の政策と連動しながら、自治体・民間企業・大学・スタートアップが、持続可能なビジネスや社会実装を推進する先進事例を紹介する場です。日立ハイテクネクサスは、「温度検知ラベルで日本産の食材を美味しいまま世界へ!」をキャッチコピーに、鹿児島県と連携して取り組む『カンパチの付加価値を上げる鮮度保持に向けた実証試験』を事例に挙げ、End to Endでの最適なコールドチェーンの構築と、農林水産物や食品業界の社会課題解決に貢献する取り組みを紹介しました。
 10月16日(木)には、CEATEC2025を視察された石破前総理が日立ハイテクネクサスブースを訪問し、温度検知QRコードラベルを活用した温度管理サービス『MiWAKERU』について関心を示され、サービス内容についてご質問をいただき、説明の対応を行いました。

地方創生パビリオン内、当社『MiWAKERU<sup>Ⓡ</sup>』展示ブースでのご様子

地方創生パビリオン内、当社『MiWAKERU』展示ブースでのご様子

『MiWAKERU<sup>Ⓡ</sup>』サービス内容質疑応答のご様子
『MiWAKERU<sup>Ⓡ</sup>』サービス内容質疑応答のご様子

『MiWAKERU』サービス内容質疑応答のご様子

温度管理サービス『MiWAKERU』について/背景と開発の経緯

 昨今、日本産農林水産物・食品の輸出が拡大している中、商品の鮮度維持のためには生産地から消費地まで End to End でのコールドチェーンの整備が不可欠となっています。一方、市場が拡大するなかで、食品流通のサプライチェーンでは、食品ロス、プラスチック類の廃棄やCO2排出量の低減が課題となっています。
 このような背景のもと、日立では2016年から温度検知インクを活用したソリューションの開発に着手し、2021年には温度検知インクとラベルを開発するとともに、日立ソリューションズにてスマートフォンによるラベルの読み取りアプリを開発し、2024年から日立ハイテクネクサスが本サービスの提供を開始しました。

温度管理サービス『MiWAKERU』について/サービスの概要

  1. End to Endでの温度モニタリング
    貼り付けた対象物そのものの温度を検知する『MiWAKERU』の温度検知QRコードラベルを対象物に貼り付け、温度検知を行います。
  2. 最適な輸送品質の構築
    『MiWAKERU』の温度検知QRコードラベルは、温度管理対象物そのものの温度を検出し、細部にわたり輸送品質(管理温度からの逸脱がないこと)の見える化を実現いたします。これにより、過剰もしくは過少冷却されている可能性も考えられるコールドチェーンの実態を把握し、商品ケースに投入する対象物、保冷剤の最適入り数を見極めることで、最適な輸送品質を構築し、商品の付加価値向上を図ります。
  3. 輸送コストおよび環境負荷を低減
    最適な輸送品質を構築することで、食品ロスの低減に繋げるとともに、保冷剤の最適入り数の見極めにより、輸送コスト、到着地での保冷剤廃棄量、CO2排出の削減に寄与します。

MiWAKERUは、株式会社日立ハイテクネクサスの登録商標です。

QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

関連リンク

お問い合わせ先

株式会社日立ハイテクネクサス インダストリアルソリューション本部
コールドチェーン推進プロジェクト [担当:小川]
東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
電話:080-5902-3813 (直通)

報道関係のお問い合わせ

株式会社日立ハイテクネクサス 広報担当

以上