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日立ハイテク
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フォトニック集積回路のエンジニアリングサービスを提供開始

-スペインVLC社を子会社化し、フォトニック集積回路事業に参入-

2020年11月12日

株式会社日立ハイテク

  株式会社日立ハイテク(取締役社長:宮﨑 正啓/以下、日立ハイテク)は、フォトニック集積回路(Photonic Integrated Circuit/以下、PIC)のデザインを行うVLC Photonics社(本社:スペイン王国バレンシア/CEO:Inigo Artundo/以下、VLC社)を子会社化し、PICのエンジニアリングサービスを提供開始いたします。

  PICは光通信用の伝送機器等に用いられる、シリコンなどの基板上に光学素子を集積化したデバイスです。SNS・動画配信サービスの普及や在宅勤務の拡大に伴い、インターネットの通信量は増加し、光通信の高速・大容量伝送に必要な通信機器の需要が高まっております。PICは通信機器に搭載されるモジュールの製造において、従来の微細光学部品を組み立てる方法に比べ、小型化・低消費電力化を可能にするため、PICを用いた製品の実用化が急速に進んでおります。

  VLC社はPICのデザインを担い、シリコンに限らず、インジウムリンなど様々な化合物材料を基板に用いる知見や、各材料に対応した生産を担うファウンドリとの豊富なネットワークを有しており、光通信業界に限らず、今後さらなる成長が見込まれる自動運転、センシング、信号処理、バイオメディカル、量子技術など様々な業界のお客様に対して最適な提案ができることに強みがあります。日立ハイテクはこれまで光通信用の部材・モジュールをワンストップで販売し、通信インフラの発展と安定性向上に貢献しながら、グローバルに広がる営業ネットワークや調達力を培ってきました。今後は、PICをラインアップに加えることにより、さらに充実したワンストップサービスの提供だけでなく、両社の強みを活かしたエンジニアリングサービスを提供することで、お客様の課題解決に貢献し、事業の拡大を図ります。

  日立ハイテクは、専門商社として世界の各拠点で築いてきた人脈・取引関係・ノウハウを活用したグローバル営業力と、顧客課題解決を起点にした高付加価値事業を創出し、モノづくり企業の課題解決に貢献するソリューションの提供に取り組んでまいります。

【VLC社概要】
(1)名称 VLC Photonics S.L.
(2)所在地 Camino De Vera, S/N, Valencia, Spain(バレンシア工科大学内)
(3)代表者 Iñigo Artundo
(4)事業内容 フォトニック集積回路のデザイン、試作、検査、販売
(5)設立年 2011年10月

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〒105-6409 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー
担当:後藤 TEL:090-2643-8254 (直通)
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CSR本部
CSR・コーポレートコミュニケーション部
〒105-6409 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー
担当:水谷 TEL:080-9280-7334(直通)
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