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日立ハイテク
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2024年1月9日
株式会社日立ハイテク

2024年社長年頭挨拶(要旨)


 当社社長 飯泉 孝 による日立ハイテクグループ従業員向け「2024年年頭挨拶(要旨)」を下記の通りお知らせいたします。


 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 はじめに、このたびの能登半島地震により亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、そのご家族の皆さま、ならびに被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 2023年も、不安定な世界情勢や自然災害の発生など、変化の激しい世の中であることを実感する1年でした。事業面においても変化は激しく、厳しい事業環境に直面する市場もありましたが、幅広い分野に事業を展開する当社においては、各事業セグメントが補い合い、会社一丸となって高いパフォーマンスをあげることができました。皆さんの努力に感謝します。


 私たちは今、2024中期経営計画(以下、2024中計)の中間年度にあり、2023年は半導体製造装置の新製造棟建設や、ヘルスケア分野の装置開発・生産のための新工場用地取得など、今後さらなる市場の拡大に対応するため、さまざまな投資を進めました。また、2022年から進めてきた新事業創生の取り組みの成果も少しずつ具現化され、将来に向けたさらなる成長の可能性を再認識し、期待が高まっています。
 2023年10月には、日立製作所のヘルスケア事業本部との統合を発表しました。これにより、診断と治療とデジタルを掛け合わせ、ヘルスケア事業におけるパーパス“Innovating Healthcare, Embracing the Future” に基づき、お互いの強みを生かして、今後さらに高品質・高機能な診断、診断・治療の最適化、個別化医療の実現といったヘルスケアイノベーションの創出に向けて、さまざまな検討を進めていきます。


 2024年は、2024中計を締めくくる最終年度であり、次の中計を検討しスタートラインに立つ準備をする重要な年です。高い目標の達成に向け、今まさにさまざまな改革に取り組む中で、多くの痛みを伴う場面があると思いますが、皆さんには将来の日立ハイテクグループの成長のために、変化を恐れずチャレンジし続けてほしいと思います。


 世の中が複雑化し続ける中、社会課題解決のためには、何が起きているのかを正しく把握する必要があります。知ることが世界を変えるスタートポイントであり、「見る・測る・分析する」という「知る力」を持つ日立ハイテクグループは、さまざまな社会課題解決に貢献しうることを、皆さん全員が認識してほしいと思います。事業を通して社会課題解決に取り組むことで、会社も成長し、社会への貢献も実感することができます。これらを積み重ね、「日立ハイテクグループで仕事をしていることは素晴らしい」と皆さんが感じるような会社にしたいと考えています。今後の日立ハイテクグループの飛躍に向けて、皆で力を合わせて頑張っていきましょう。