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日立ハイテク
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2025年4月1日
株式会社日立ハイテク

社長就任挨拶(要旨)


 日立ハイテクグループ従業員向け「社長就任挨拶(要旨)」について、下記の通りお知らせします。

 このたび社長に就任した高木 由充です。
 私たち日立ハイテクグループは2024中期経営計画期間中、さまざまな改革に取り組み、成長の土台を構築してきました。今後、強みを生かしてさらなる成長を実現していくにあたり、2025年4月から、「知る力で、世界を、未来を変えていく」という新たな企業ビジョンを掲げました。

 変化が激しく、課題が複雑化している社会環境の中、日立ハイテクグループのあらゆる力を掛け合わせて、真の課題を解決するソリューションを生み出す必要があります。特に私は、強いプロダクトとグローバルタッチポイント、そして多様な従業員の皆さんの力が強みだと考えています。世界トップクラスの強いプロダクトを生み出す日立ハイテクグループは、モノづくりの誇りと情熱を持ち続ける会社として、日立グループにおいても貴重な存在です。グローバルタッチポイントについては、拠点数が多いだけではなく、フロントの皆さんが各地域に根差して顧客に深く入り込み、さまざまな業界の顧客・パートナーと強いネットワークを築いています。そして、各地域で幅広い事業を展開していることで、バックグラウンドの違う多様な人財が揃い、さまざまな観点から物事を考える力を持っています。

 これらの強みを生かすことで、社会やお客さまの真の課題を知ることから、世界を変えるような大きな価値を生み出すことができると信じています。新しい企業ビジョンのもと、課題を正しく知り、失敗を恐れず速やかに行動し、変化に柔軟に対応できるスピーディーな経営を実現していくため、皆さんにお願いしたいことが二つあります。

 一つ目は、情報を速やかに共有することです。私は日立ハイテクグループの幅広い事業について、事業環境や状況、そして皆さんの意見も正しく知った上で適切でスピーディーな経営判断をしていきたいと考えています。そのためにも、部門や立場の壁を超えて、良い情報も悪い情報も速やかに共有できる風土をつくり上げたいと思います。
 二つ目は、日々チャレンジをすることです。私は、皆さんが会社に誇りを持ち、やる気に満ちて生き生きと働けるような会社が理想だと考えています。生き生きと働くには、人に言われたからやるのではなく、自分の意志でチャレンジすることが必要ではないでしょうか。日々の業務を見つめ直し、小さなことでも新たなチャレンジをしていく。そうした一人ひとりのチャレンジが会社として大きな変革のムーブメントを起こし、お客さまや社会へより良い価値の提供につながることを期待しています。

 世界各地域で社会やお客さまの課題を掘り下げていけば、私たちのさまざまな強みを生かして貢献できる領域はまだまだたくさんあるはずです。知ることから、世界を、未来を変えていきましょう。