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日立ハイテク
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自動有効塩素濃度計 ACL-302/312

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自動有効塩素濃度計[プロセスタイプ]
よう素電量滴定法による、プロセスタイプの有効塩素濃度計です。少試料・少試薬で、たいへん経済的です。プロセスタイプながら、コンパクトサイズでメンテナンス、測定操作が簡単です。

価格:お問い合わせください

取扱会社:株式会社 日立ハイテクサイエンス
製造:株式会社HIRANUMA

特長

  • 電解液のブランク測定も自動化し、効率的で、安定した測定結果が得られます
  • 試料の測定時間は、1測定当たり約5分以下と、迅速な測定ができます
  • 電量法により、従来の容量法に比べ、容易な操作で、高精度な測定が可能です
  • 使用する試薬量、試料量が少なく、経済的で保守管理がたいへん容易です
  • 装置1式をキュービクルボックスに納め、現場設置形の分析装置でプロセスの管理分析に適したスタイルです

仕様

項目内容
測定法 よう素電量滴定法
測定対象 有効塩素(次の(1)、(2)の合量)
(1)遊離塩素:塩素(Cl-)、次亜塩素酸(HClO)、次亜塩素酸イオン(ClO-
(2)結合塩素:クロラミン(NH2Cl、NHCl2、NCl3
終点検出法 定電圧電流検出法
測定範囲 ACL-302形:-50~200ppm
ACL-312形:0.1~12%

*
測定範囲の-(マイナス)値は、還元剤濃度を示す
ブランク測定時間 約5分
ブランク測定回数 1~10(設定による)(平均値をブランク値として記憶)
試料測定時間 約5分以内(1測定当たり)
試料測定周期 0~2,000分(分単位で設定)
試料測定回数 1~10回(設定による)
試料量 / 実測定試料量 プレパージを含む1測定あたりの試料消費量:30mL
ACL-302形:3mL
ACL-312形:約0.05mL
使用試薬量
(1測定あたり)
電解液:10mL、緩衝液:10mL
測定結果の表示 本体表示器にデジタル表示
測定結果の出力
  • DC4-20mA(標準装備)
  • RS-232C(オプション)
測定結果の印刷 サーマルプリンタ(チャート幅80mm)(オプション)
試料の供給 設定時間ごとに試料導入弁を開き、サンプルポットに導入
警報出力 装置以上警報出力、上限・下限濃度警報出力(リレードライa接点各1出力)
電源・消費電力 AC100V±10V 50/60Hz 200VA
大きさ・重さ 700(W)×500(D)×1,600(H)(mm)、約170kg

付帯工事

この装置には次の工事が必要です。

  1. サンプルポットまでのサンプル液および戻り液の輸送にともなう配管・ポンプなど工程のラインからの分岐箇所にストップ弁の取り付け、試料中に浮遊物または結晶などを含む場合は、フィルタの取り付け。
  2. 設置場所の基礎工事、設置
  3. 電源および外部出力ケーブル工事
  4. 電気回路内への清浄空気の引き込み工事
  5. 必要に応じ、空調設備、その他

電源

この装置はノイズカットトランスを内蔵しておりますが、電源ノイズの特に多い場合、または瞬間停電などが予想される場合は、無停電電源装置を準備してください。

受注仕様について

ユーザー様のご要望、試料の性状、プロセスのスタイルに合った装置を構築するために、ご注文いただくときに、次の諸点をお知らせください。

  • 試料の名称・性状・特記事項
  • 測定成分/種類と濃度範囲、現在の測定方法
  • 共存成分試料の温度、圧力、比重、粘度、浮遊物・汚濁物の有無
  • 温度変化による固定・析出などの有無

* HIRANUMA製品は、据付費が必要となる機種もあります。詳細は、別途お問い合わせください。

用途例

  • 上水・各種用水
  • 食品・医薬品製造
  • 紙・パルプ製造
  • 化学薬品製造
  • 下水・廃水処理設備
  • その他

装置の保守・サービス会社のご案内です。

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