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日立ハイテク

日立ハイテクシンガポールと日立アジアが協力して理科教育支援活動を実施

Holy Innocents小学校, シンガポール
2021/11/2-5

  11月2、3、5日に、日立ハイテクシンガポール、日立ハイテク、日立アジアは、シンガポールのHoly Innocents小学校で理科の出前授業を実施しました。6年生(12歳)を対象に、1コマ1時間の授業を5クラス(計189名)に行いました。すべてのクラスで20分間の講義と、15分間の電子顕微鏡のデモンストレーションを行った後、電子顕微鏡クイズに参加しました。

  授業では、人の目では見ることができないものを見るために、また、ミクロの世界に隠れているものを発見するために、電子顕微鏡がどのように使われているのか紹介しました。生徒たちは見る道具を使って生き物のしくみや形を知ることで、世の中を良くするための新しい技術や製品が生まれていること、生物模倣技術(バイオミメティクス)について学びました。

  授業はすべてリモートで行い、それぞれの生徒が教室の自分のパソコンから接続して参加しました。教室に電子顕微鏡の実物はありませんでしたが、生徒たちはチャット機能を使って、その場でコメントや、質問、リクエストを書くことで、東京にある卓上型電子顕微鏡を使った観察のデモンストレーションを十分に楽しむことができました。

  授業の後、複数の生徒からもっといろいろなサンプルを見たいので、もう少し長く授業をやってほしいという感想をいただきました。先生からは、次回は生徒たち自身が電子顕微鏡を操作させてあげたいとのご意見をいただきました。今後も引き続き、新しい実施内容に挑戦し、新しい理科教育支援活動を推進していきます。

それぞれのコンピュータを使用してリモート授業に参加した生徒たち
それぞれのコンピュータを使用してリモート授業に参加した生徒たち

卓上型電子顕微鏡のデモンストレーションで明らかになったアリの複眼の構造
卓上型電子顕微鏡のデモンストレーションで明らかになったアリの複眼の構造

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