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Hitachi

電子顕微鏡・医用機器・ライフサイエンス製品日立ハイテク

第18回 Bio電顕セミナー (東京)

かながわサイエンスパーク(KSP)にて、電子顕微鏡のバイオ向け最新アプリケーション技術を中心に開催いたします。
また、講演会の最後には自由討論として、ご参加者、講演者、メーカー間で個別にご意見交換していただけるようクロストーキング(懇親会)の場を設けております。
奮ってご参加賜りますようご案内申し上げます。

開催日

2018年3月5日(月)

開催時間

13:00~17:20(受付開始 12:30~)

会場案内

〒213-0012
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1
かながわサイエンスパーク(KSP) KSPホール

参加費

無料

定員

80名
* 原則として、先着順とさせていただきます。

お申し込み

問い合わせ先

株式会社日立ハイテクノロジーズ
コミュニケーション戦略グループ
担当:野村
TEL:050-3139-4299

スケジュール

スケジュール
時間 テーマ/内容
12:30~ 受付開始
13:00~13:05 開会の挨拶
13:05~13:50

光電子相関顕微鏡法:光顕で観た同一箇所を電顕で簡便に捉える

光顕で観察している箇所をそのまま電顕で観たいと思いませんか?それを実現する方法が光電子相関顕微鏡法CLEMです。
本講演では、生物顕微鏡や共焦点レーザー顕微鏡などの光顕と高分解能走査電顕を組み合わせたCLEM法を中心に、染色した切片やGFP蛍光を含む切片の観察など様々な生物試料への応用についてご紹介します。

国立研究開発法人理化学研究所
環境資源科学研究センター
技術基盤部門 質量分析・顕微鏡解析ユニット
豊岡 公徳

13:50~14:10

RuliTEM HT7800の新機能のご紹介

HT7800は、バイオメディカルから材料まで幅広い分野を対象とし、ユーザー視点に立った新GUI設計により操作性が向上しました。
また、様々なご要望にお応えするため、さらに新機能を搭載しました。
今回は新しい機能のうち、加速電圧20kVにおける観察、新ナビゲーション機能、MirrorCLEM機能についてご紹介します。

株式会社日立ハイテクノロジーズ
電子顕微鏡ソリューションシステム設計部
野寺 康行

14:35~14:30

コンパクトSEMによるアプリケーションのご紹介

新型卓上顕微鏡TM4000は内蔵光学カメラによるナビゲーション機能や、観察条件の選択を増やすことにより、操作性および像質が向上しました。
今回はこのTM4000シリーズのご紹介に加え、コンパクトSEM (TM4000、FLEXSEM1000)による、クールステージやイオン液体を使用したアプリケーションをご紹介します。

株式会社日立ハイテクノロジーズ
アプリケーション開発部
坂上 万理

14:30~15:30

コーヒーブレイク

「東京ソリューションラボ見学」および「日立ハイテク装置向け IoTサービスポータル ExTOPEのご紹介」

近年、日立ハイテクにおいては、既存事業に加え、IoT、クラウド、AIを活用したソリューション事業への展開を促進しており、そのベースとなります、IoTサービスポータル「ExTOPE」を開発いたしました。
今回はSEMを対象とした、画像管理、リモートサービスなど「ExTOPE」の機能概要をご紹介します。

株式会社日立ハイテクノロジーズ
IoTビジネスセンタ
松井 禎久

15:30~16:00

低加速電圧クライオ走査透過型電子顕微鏡の開発と応用

Field emission (FE) 電子銃を装備した加速電圧30kVのIn-lens-SEM(日立SU9000)をベースとして、透過電子像、二次電子像の同時計測が可能なクライオ電子顕微鏡を開発した。
また、新鮮な細胞膜骨格をクライオ電顕で観察するために前処理装置である細胞膜剥離(unroofing)装置も開発した。
これらを用いて、細胞内微細構造の解析、及びアクチン線維やウイルスなどの単粒子構造解析を行った。

名古屋大学
理学研究科 構造生物学研究センター
臼倉 治郎

16:00~16:45

Array tomography法によるリンパ内皮細胞形態形成の三次元的解析

我々はゼブラフィッシュの静脈角に由来する静脈内皮がリンパ内皮へと分化する過程を細胞レベルで明らかにしつつある。
ライブイメージングと走査電子顕微鏡による連続切片観察法の一つであるArray tomography法を併用して数μmから数100nmと非常に薄い内皮細胞内の小器官などの微細な形態変化をナノスケールの分解能で捉え、内皮細胞の分化過程を三次元的に解析している。

岩手医科大学
医歯薬総合研究所
生命科学研究技術支援センター
磯貝 純夫

16:45~17:00

電子顕微鏡画像の画像解析とセグメンテーション

近年は電子顕微鏡の高分解能の連続断面画像の取得も可能になり、これらの3D画像構築、対象物の抽出、測定(定量化)が普及しています。
しかしながら、電子顕微鏡画像では、輝度ベースによる2値化が困難なため、対象物の抽出が課題となっています。
本講演では、電子顕微鏡の画像解析の前処理の工夫点、セグメンテーションのサポート機能をご紹介します。

株式会社日本ローパー
メディアサイバネティクス事業部
池崎 満里子

17:00~17:15

新型 真空クライオトランスファーシステム EM-VCT500のご紹介

EM VCT500はライカが提案するVCTリンクシステムの中心に位置し、前処理装置とSEMなどの解析装置、また、異なる解析装置の間を繋ぐ多機能トランスファーシステムです。
生物やエマルションなどの含水試料、大気を嫌う電池材料などを解析に適した環境のまま、搬送できます。
ここではシステムのご紹介を中心に、SEMでの解析事例もお示しします。

ライカマイクロシステムズ株式会社
アプリケーション部
長澤 忠広

17:15~17:20 閉会のご挨拶
17:20~19:00 クロストーキング(懇親会)
  • * 演題、講演時間などにつきましては、予告なく変更することがあります。
    あらかじめご了承ください。