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Hitachi

電子顕微鏡・医用機器・ライフサイエンス製品日立ハイテク

第19回 Bio電顕セミナー (大阪)

かながわサイエンスパーク(KSP)(東京会場)、メルパルク大阪(大阪会場)にて、電子顕微鏡のバイオ向け最新アプリケーション技術を中心に開催いたします。
また、講演会の最後には自由討論として、ご参加者、講演者、メーカー間で個別にご意見交換していただけるようクロストーキングの場を設けております。
奮ってご参加賜りますようご案内申し上げます。

開催日

2019年3月12日(火)

開催時間

13:00~17:00(受付開始 12:30~)

会場案内

〒532-0003
大阪府大阪市淀川区宮原4-2-1
メルパルク大阪 ボヌール

出展製品(使用製品)

顕微鏡関連装置

参加費

無料

定員

80名
* 原則として、先着順とさせていただきます。

お申し込み

問い合わせ先

株式会社日立ハイテクノロジーズ
事業管理部
担当:森田
TEL:050-3198-8208

プログラム

スケジュール
時間 テーマ/内容
12:30~ 受付開始
13:00~13:05 開会のご挨拶
13:05~13:50

細胞内膜系を考える

TEMを用いて、粗面小胞体を観察すると、その端で滑面小胞体に移行する像をしばしば見出す。
ミトコンドリアの外膜をたどると、多くの場合、断裂したり、一般細胞質に突出したりする像を見る。これらが、どのような意味を有するのか膜系をより良く理解するために、オスミウムマセレーション法を用いてSEMで解析した。この結果を踏まえ、細胞内膜系の特性について考察してみた。

順天堂大学 大学院医学研究科
老人性疾患病態・治療研究センター
医学博士 内山 安男

13:50~14:05

高スループットの新型ショットキーFE-SEM:SU7000

近年のSEMには、高分解能や信号分離の能力が必須になりつつあります。加えて必要な観察領域から可能な限り高スループットで取得する能力も応用分野を問わず要求されています。
今回の発表ではSU7000の高い観察能力とスループット、及び多様なアプリケーションに対応する新機能をご紹介します。

株式会社日立ハイテクノロジーズ

14:05~14:15

新型FIB-SEM Ethos NX5000のご紹介

日立FIB-SEM NXシリーズのラインナップ概要と新型Ethos NX5000の機能についてご紹介します。

株式会社日立ハイテクノロジーズ

14:15~14:45 休憩
14:45~15:15

LVSEMがもたらす腎病理診断の進歩:腎生検LVSEM研究会の取り組み

「ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)検体で電子顕微鏡観察が出来る。」
この画期的な技法を腎生検診断や研究に役立てたいと、腎病理医や臨床医が「腎生検LVSEM研究会」を立ち上げました。「見て面白い」という形態学の原点に立ち、臨床に役立つ新しい情報の発信を目指す本研究会のこれまで1年半の活動と今後の展望を紹介します。

昭和大学 医学部解剖学講座
顕微解剖学部門 教授
医学博士 本田 一穂

15:15~16:00

非細菌性急性胃腸炎ウイルス(時にノロウイルス)とBIO電子顕微鏡

ノロウイルスは世界中に広く分布しており、先進国から開発途上国まで同じように感染し、年間数十万人から数百万人に及ぶ非細菌性急性胃腸炎患者を発生し続けている。ここ数年、ノロウイルス感染患者数は増加傾向にあり、大きな社会問題となっている。
非細菌性急性胃腸炎原因ウイルスは、ノロウイルス以外にもロタウイルス、アデノウイルス、サポウイルス、アストロウイルスが存在し、これらの原因ウイルスは全て透過型電子顕微鏡(TEM)によって発見された。当時、TEM観察が最上の検査方法であったが、近年は遺伝子検査法が広く使用されるようになっており、遺伝子型による分類が行われてきている。然し乍ら現在までのところ、ヒトノロウイルスは培養可能な継代細胞や感染動物がなく、ウイルスの感染がどのように起こっているのか不明な点が多い。即ち、遺伝子検査結果と感染がどのように関連するのか不明のままである。乳幼児から成人まで幅広い患者層に胃腸炎を引き起こすウイルスで、感染力が強く、食中毒や施設内での集団発生が社会問題化している。

国立感染症研究所 客員研究員
サイエンス・ラボ横浜 代表
医学博士 宇田川 悦子

16:00~16:20

タングステンSEMの可能性を広げる最新オプション

タングステンフィラメントタイプの走査電子顕微鏡は、ユーザ―の習熟度を問わず、高画質・高スループットを実現するインターフェースを搭載しており、バイオ分野から材料まで幅広い分野で活用されております。今回はSEM観察の可能性をさらに広げるオプションとしてクライオシステムや、人工知能(AI)を搭載した“EM-AI”システム等についてご紹介します。

株式会社 日立ハイテクノロジーズ

16:20~16:35

アレイトモグラフィのための新型超薄切片作製装置ARTOS 3Dのご紹介

最新のSEMの解像度向上により細胞組織の連続切片の観察が活発に行われ、オルガネラレベルの生体ボリュームイメージングの活用がグローバルで進んでいます。
ここでは、従来の使い勝手や拡張性はそのままに、ユニークな自動切削回収機能を新搭載し、幅広いSEM機種で利用できる連続切片作製装置をご紹介します。

ライカマイクロシステムズ 株式会社

16:35~16:55

HT7800用カメララインアップおよび製薬分野向けコラボレーションのご紹介

HT7800シリーズは、幅広い分野の要求に対応するため、様々なカメラがラインナップされています。
今回は、新たにラインナップした超高解像度カメラNanoSprint43と、スクリーニングに適した広視野カメラNanoSprint1200について紹介します。また、製薬分野向けにスウェーデンのVironova社とのコラボレーションを開始しました。このコラボレーションについてもご紹介します。

株式会社 日立ハイテクノロジーズ

16:55~17:00 閉会のご挨拶
17:00~18:30 クロストーキング
  • * 演題、講演時間などにつきましては、予告なく変更することがあります。 あらかじめご了承ください。