ページの本文へ

Hitachi

電子顕微鏡・医用機器・ライフサイエンス製品日立ハイテクノロジーズ

透過電子顕微鏡 HT7700

TEM操作をモニタに一元化、簡単操作のユニバーサルデザインTEM HT7700

HT7700はバイオメディカルから食品・アグリカルチャー、高分子・化学、ナノマテリアルまで、さまざまなシーンで最適なTEM解析ソリューションを提供します。
(左写真:オプション付)

価格:お問い合わせください

取扱会社:株式会社 日立ハイテクノロジーズ

    特長

    簡単操作:明るい部屋で簡単操作、各種オート機能を標準搭載

    スクリーンカメラとメインカメラ

    スクリーンカメラで撮影しモニタ上に表示された画像を見ながら、明るい部屋で簡単に視野探しができます。

    ダメージの少ない観察が可能です。スクリーンカメラのゲイン調整により、蛍光板直視が困難な低ドース量でも、蛍光板上の視野探しができます。

    メインカメラに切り替ええ、オートフォーカス、デジタル画像記録

    見たい視野を素早く呼び出すオートドライブ

    デジタルカメラによって撮影された画像は、すべてサムネイル表示されます。サムネイルには画像のプロパティが付属されています。
    また、サムネイル表示から画像をクリックし、オートドライブ機能を選択すると、その画像が観察されていた位置へ自動的に試料ステージが移動します。

    オートドライブ機能

    グリッド像取得機能(Whole View)とマイクロトレース機能によるイメージナビゲーション

    グリッド像取得機能(Whole View)で、グリッド像全景をStage Operation画面にとり込むことが可能です。マイクロトレース機能は試料ステージが移動した軌跡を表示する機能で、Whole Viewとの組み合わせで、現在の試料観察領域、観察済と未観察の領域とを容易に確認できます。
    なお、試料ステージの座標位置、傾斜角を最大100点保存することができます。また、保存した試料ステージの座標位置を呼び出して、その位置へ試料ステージを移動することが可能です。

    グリッド像取得機能(Whole View)とマイクロトレース機能

    予備照射機能(Auto Pre-Irradiation, API)

    撮影時のダメージやドリフトを低減するために、予備的に試料に電子線を照射する機能です。
    各種モード(ホールスキャン、フレームスキャン、エリアスキャン)を組み合わせることにより、効果的に予備照射が行えます。

    ホールスキャン、フレームスキャン、エリアスキャン

    API前(TEM画像)→API後(TEM画像) 試料:樹脂包理生物切片

    APIを用いると、ダメージやドリフトを低減する効果に加え、包埋樹脂が昇華した痕跡が入っても、それを目立たなくすることができます。

    ドリフト補正機能

    ステージの移動や加熱・冷却によって生じたドリフトによる像の位置ずれを補正する機能です。
    ドリフト補正機能によって、さまざまな観察条件でシャープな試料画像を得ることができます。

    ドリフト補正なし(TEM画像)→ドリフト補正あり(TEM画像) 試料:ラット坐骨神経/加速電圧:100 kV

    高画質:新設計の高精細カメラを標準搭載、新アルゴリズムにより連続視野撮影から1枚の写真完成までフルオート

    ワンショットを思わせるつなぎ写真を実現するオートマルチフレームとオートパノラミックイメージ

    • 連続視野撮影から1枚のつなぎ写真完成までフルオートでの処理を標準搭載しています。
    • イメージシフトによる高精度・高速つなぎ写真に加え、ステージシフトによる高精度・広域つなぎ写真も可能です。
    • 新開発のアルゴリズムにより、各視野を高精度でつなぎ合せることが可能です。

    試料:ヒト心筋(8Mピクセルカメラによる縦4枚×横4枚、合計16枚)、加速電圧:100 kV、試料ご提供:秋田大学大学院 医学系研究所 川村公一先生

    高機能:独自の複合対物レンズにより高分解能・高コントラストのクイック切り替えが可能

    複合対物レンズ

    • 対物レンズ条件を変更することで、1台のTEMで長焦点レンズと短焦点レンズの2つの電子光学系を可能にした日立独自の複合レンズを搭載しています。
    • 長焦点レンズで低倍率・高コントラスト観察(HCモード)を実現し、短焦点レンズで高倍率と高分解能観察(HRモード)を実現しました。この2つのモードの切り替えはワンクリックで行えるようになっています。
    • HCモードでは後焦点面上に対物絞りが正確に入るため、高いコントラストが得られます。(HC: High Contrast、HR:High Resolution)

    ●HCモード(長焦点レンズ) ●HRモード(短焦点レンズ)

    拡張性:3Dトモグラフィー、STEM・EDX、高分解能レンズEXALENS、各種ホルダーなど、さまざまな用途に対応

    電子線トモグラフィー(オプション)

    高性能ハイパーステージによる高角度(最大±70°)自動傾斜、ならびに日立独自の再構成ソフト(Topography Based Reconstruction、TBR法)により、高精度な電子線トモグラフィーが可能になっています。

    2軸トモグラフィー(オプション)

    試料をα-βの2軸方向に連続傾斜した画像を用いて再構成する2軸トモグラフィーが可能です。2軸トモグラフィーでは、試料傾斜による情報欠落領域を最小限に抑え、高精度な再構成像を取得することができます。

    走査透過像観察装置(STEM)(オプション)

    走査透過像観察装置(STEM)として、BF-STEM(明視野)とDF-STEM(暗視野)の検出器を同時装着することが可能です。DF-STEMでは散乱電子を高感度で検出することにより、コントラストの低い試料の観察が可能です。
    また、STEM観察は、結像レンズを介さずに結像するため、レンズ収差の影響を受けにくく、厚い試料の観察にも有効です。さらにEDX装着により、STEM像と合わせて元素マップ像の取得が可能です。

    高分解能レンズEXALENS(オプション)

    低球面収差光学系を採用した新型対物レンズ-EXALENS-では、0.144 nm(格子像加速電圧120 kV、斜め照射法)の高分解能を保証しています。
    EXALENSでは、低加速電圧での高分解能観察も可能となり、低損傷・高分解能観察を実現しました。ナノマテリアル・高分子などの新素材研究に最適です。

    主な試料ホルダー(オプション)

    各種自社製ホルダーに加えて、装着チェック済みの各社クライオホルダー、加熱ホルダーの装着適用が可能で、さまざまな解析ニーズに対応することが可能です。

    • ワンタッチ試料ホルダー
    • 試料2軸傾斜ホルダー
    • ワンタッチ試料3個ホルダー
    • 高温加熱ホルダー
    • 試料回転ホルダー
    • 試料3個ホルダー
    • EDX薄膜試料ホルダー

    環境:クリーンな真空と30%のCO2削減を実現(2010年製H-7650比)

    • TEM鏡体本体の真空排気にターボ分子ポンプを標準搭載し、クリーンな真空と動作時30%、待機時70%のCO2削減を実現しました。(2010年製H-7650比)
    • 本製品は(株)日立製作所の定める環境負荷の少ない「環境適合製品」です。
      環境適合製品リスト((株)日立製作所のページへ)

    仕様

    仕様
    項目内容
    分解能(格子像) 0.204 nm(100 kV)
    [0.144 nm(120 kV)高分解能レンズEXALENS仕様]:オプション
    (分解能は指定のカメラによる保証です。)
    倍率 Zoom ×200~×200,000(HCモード)
    ×4,000~×600,000(HRモード)
    (像無回転ズーム方式)
    [×200~×300,000(HCモード) ×2,000~×800,000(HRモード) 高分解能レンズEXALENS仕様]:オプション
    Low Mag ×50~×1,000
    加速電圧 40~120 kV(100 V/step可変)
    試料ステージ ユーセントリックゴニオステージ
    メインカメラ(標準) 8 M pixel(縦:横=3:4)
    その他カメラは別途ご相談ください。

    トピックス

    Scientific Instrument NEWS SI NEWSとは

    ・技術機関誌 SI NEWSの関連記事のご案内
    1958年の創刊以来、SI NEWS(エスアイニュース)は、弊社製品を使用した社内外の研究論文、アプリケーションおよび新製品情報を公開しています。
    透過電子顕微鏡 HT7700の記事のご案内です。

    技術機関誌 SI NEWS

    弊社製品を使用した社内外の研究論文、技術情報、アプリケーションおよび新製品情報を公開しています。

    アプリケーションデータ

    TEMの測定例を紹介します。

    セミナー

    電子顕微鏡・FIBなどに関するセミナーを紹介します。

    ナノアート

    電子顕微鏡により忠実に再現した、金属、鉱物、生物などの造形の美をコンピュータのグラフィック技術により、さらに美しく仕上げた写真集です。

    日立電子顕微鏡の歩み

    年表で見る日立の電子顕微鏡の歩みを紹介します。

    構造細胞生物学のための電子顕微鏡技術

    臼倉先生に、電子顕微鏡で観察する際のサンプルの前処理に関してさまざまなテクニックを教えていただきました。

    ミクロアイ

    日立のSEM、TEMで撮影した私たちの身の回りにいる生物、化粧品、繊維などの極微の世界をミクロ先生が紹介します。

     
     

    関連製品カテゴリ