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Hitachi

電子顕微鏡・医用機器・ライフサイエンス製品日立ハイテクノロジーズ

日立電子顕微鏡用イオン液体 HILEM IL1000

SEM観察前処理用イオン液体として安全性、取り扱いやすさを重視

イオン液体とは?

  • 常温溶融塩:常温で液体状態の塩
  • 蒸気圧がほとんどゼロ:真空中で蒸発しない
  • イオン導電性を有する
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:ラベルはイメージです

価格: 198,000円

取扱会社:株式会社 日立ハイテクノロジーズ

    特長

    イオン液体としての特長

    • 生体関連物質コリンの分子形状を模倣
    • 小さな分子サイズ
    • 高親水性
    • 高浸透圧

    仕様

    組成、成分
    成分名分子式分子量化審法番号CAS.No.含有量
    エチル(2-ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムメタンスルホナート C7H19NO4S 213.3 9-1994
    2-1582
    1309834-97-6 90%
    H2O 18.0 - 7732-18-5 10%
    容量
    2g 10%希釈のIL1000を1回に5µL(濾紙5mm角試料の1回あたりの使用量)使用した場合、約3,300回使用可能
    有害性情報
    成分名 ラット 経口 LD50:>2000 mg/kg
    皮膚刺激性 ウサギ 皮膚刺激性試験(4時間の半閉塞適用、72時間後判定)で皮膚刺激性は見られなかった
    生殖細胞変異原性試験 (細菌を用いる復帰突然変異試験)陰性

    注意喚起語

    • 警告

    危険有害性情報

    • 眼刺激

    安全対策

    • 不浸透性保護手袋、側板付き保護眼鏡、 長袖作業衣を着用する

    応急措置
    以下の応急措置の後、医師の診断を受ける。

    • 眼に入った場合
      清浄な流水で、15分以上、まぶたを指でよく開いて、注意深く、眼のすみずみまで充分に洗浄する。コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外す。その後も洗浄を続ける。
    • 皮膚に付着した場合
      多量の水および石鹸で、充分に洗い流す
    • 吸入した場合
      新鮮な空気の場所に移動させ、うがいをして安静にする
    • 飲み込んだ場合
      水で口の中を洗浄し、コップ1 ~ 2杯の水または牛乳を飲ませる。可能であれば吐き出させる

    保管
    直射日光を避け通気の良い場所で、容器を密栓し保管する。反応性の強い酸化剤類と一緒に保管しない。長期間保管する場合は、暗所で保管することを推奨します。

    関係法令(国内適用法)
    化審法、消防法、安衛法、毒劇法、船舶安全法、航空法、火薬類取締法、高圧ガス保安法、海洋汚染防止法には該当しない。化審法の特定化学物質・監視化学物質、優先評価化学物質に該当しない。

    参考文献
    Kuwabata,S.; Kongkanand,A.; Oyamatsu,D.; Torimoto,T. Chem. Lett., 35, 600-601 (2006).
    桑畑 進、鳥本 司、表面科学、28, 322-326 (2007).
    Kawai,K.; Kaneko,K.; Yonezawa,T. Langmuir., 27, 7353-7356 (2011).
    Kawai,K.; Kaneko,K.; Kawakami,H.; Yonezawa,T. Langmuir., 27, 9671-9675 (2011).

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    株式会社日立ハイテクノロジーズは、イオン液体を試料に含ませて電子顕微鏡で二次電子、透過電子を検出する像観察方法に関する特許を保有しています。(特許第4581100号、USP7880144 他)
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    国立大学法人北海道大学とミヨシ油脂株式会社は、電子顕微鏡による試料観察用の液体媒体とそれを用いた電子顕微鏡による試料観察方法に関する特許を保有しています。(特許第4799690号)

    SEM観察での用途

    • 導電性付与剤、チャージアップ軽減剤として絶縁物の観察に有効です
    • 試料表面が入り込んだ凹凸の激しい試料でも全体に浸み込みます
    • 真空中での水分蒸発による形態の収縮や変形を防げます
    • 生物組織の固定・脱水・乾燥などの試料作製過程を短縮できます

    観察例

    微小甲殻類(カマキリヨコエビ)の二次電子像観察の例

    a) 化学固定


    観察条件 加速電圧:1.0kV、100倍

    b) HILEM


    観察条件 加速電圧:1.5kV、47倍

    a) 化学固定

    水分を含んだ試料は、複雑で手間のかかる固定、脱水、置換といった試料前処理を行い、凍結乾燥や臨界点乾燥など試料形態を保持するための乾燥処理が必要です。

    b) HILEM

    希釈したイオン液体を試料に含ませ、表面が入り込んだ凹凸の激しい試料にも全体に浸み込み、水などの溶媒だけが蒸発し、試料がイオン液体に浸漬することにより、真空での水分蒸発による形態の収縮や変形を防げます。

    技術機関誌 SI NEWS

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