日立ハイテクのバイオ/ライフサイエンスソリューションをご紹介します。
抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial Stewardship:AS)とは、主治医が抗菌薬を使用する際、個々の患者に対して最大限の治療効果を導くと同時に、有害事象をできるだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が完了できる(最適化する)ようにする目的で、感染症専門の医師や薬剤師、臨床検査技師、看護師が主治医の支援を行うことです。安易な(不適切な)抗菌薬の使用は耐性菌を発生あるいは蔓延させる原因となるため、AS を推進することは耐性菌の出現を防ぐ、あるいは遅らせることができ、医療コストの削減にも繋がるとされています。
エビデンスに基づいた薬物治療の実践例をご紹介します。
AS を実践するためには、迅速な薬剤耐性遺伝子検査と薬物血中濃度測定が必要不可欠です。これらを実践するための機器を使いこなすことにより、患者の予後改善や細菌の薬剤耐性化抑制、院内感染の予防、医療コストの削減に繋がります。迅速な薬剤耐性遺伝子検査の有用性について、データをもとに解説します。
(SI NEWS Vol.65 No.1 技術解説)
AS を実践するための、迅速な薬物血中濃度測定について、バンコマイシン(グリコペプチド系)と、ボリコナゾール(抗真菌薬)の測定例をもとに解説します。
(SI NEWS Vol.65 No.1 技術解説)
*この装置は医療機器です。
*この装置は医療機器ではありません。
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