「日立ハイテクサイエンスの森」で植樹祭を実施
10月13日(土)、日立ハイテクサイエンス小山事業所(静岡県駿東郡)内の緑地で「日立ハイテクサイエンスの森」植樹祭を実施し、日立ハイテクグループの社員有志とその家族、および小山町の「ふるさと金太郎博士事業」*で集まった地元の小・中学生など総勢97名が参加しました。
来賓と日立ハイテクグループの幹部による記念樹のお手植えの後、参加者は班ごとに分かれて植樹活動を行いました。敷地内で採取したクヌギやコナラのどんぐりから育てた苗木をはじめ、地域在来種の高中木のエゴノキ、ヤマザクラ、ヤマボウシ、イロハモミジ、そして、低木のムラサキシキブを植樹しました。このように多種類の地域在来の樹木を混植することにより、本来の自然に近い状態にし、できるだけ早く自然林を再生することをめざしています。
今回の植樹活動の思い出として、参加者は苗木の成長を願って、植樹した樹木にメッセージなどを記入したプレートを取り付けました。当日は天候にも恵まれ、参加者一同、和気あいあいと植樹活動を体験することができました。
「日立ハイテクサイエンスの森」では、約50年かけて人工樹林から地域在来種の広葉樹林へ転換し、生物が生息しやすい環境にしていくため、来年度以降も生物多様性保全活動を継続的に実施していきます。
*小山町内の小・中学生がわが町を知り、愛し、やがてはふるさとを誇りに思う人になってほしいという願いのもと、対象の児童生徒が自主的に地域と関わる活動を応援する事業