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日立ハイテク
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非破壊検査でロットアウトから良品を救う 適合品判定サポート非破壊検査でロットアウトから良品を救う 適合品判定サポート

X線CTによる全数検査が
歩留まり改善に貢献いたします

適合品判定サポートは、X線CTを用いた非破壊検査により適合品の判定を支援します。従来は困難だったX線CTによる全数検査を高エネルギーX線CTを用いることで不良品選別の精度向上と検査時間の短縮を実現。高度な品質保証を支援します。

抜き取り検査で不良品・欠陥品が発生した際の
全数廃棄を避けるには?

大量の製品をロット製造されるお客様の課題

特定の製造ロットで僅かでも不良品・欠陥品が検出された際、そのロットで製造された製品を全て廃棄せざるを得ず、本来は廃棄する必要のない多くの製品が廃却されているという課題があります。

日立ハイテクの「適合品判定サポート」が解決

不良品が検出されたロットを対象とした産業用X線CTによる全数非破壊検査を実施し、出荷適合品の救済をサポートします。

「適合品判定サポート」は日立ハイテクの受託検査サービスにおける提供項目の一つです。
世界最大級の高エネルギーX線を用いることで、一度に大量の製品を、
バラすことなく、非破壊で内部状況を観察することができます。
検体を弊社まで送付いただき、専門の技術者が最適な設定で製品内部状況を撮影。短納期でデータを提供いたします。

X線CTにより観察・測定できる不良・欠陥の事例

ダイカスト品の鋳巣 樹脂製品・はんだ内のボイド クラック/割れ 電子部品などの断線 異物混入 内部剥離 接合不良・溶接不良 内部形状の変形 異常収縮 バッテリーなどの組付けミス その他さまざまな部品の欠陥検出

産業用X線CT装置のしくみと用途

X線CT(X線コンピュータ断層撮影)とは、X線を用いて物体の内部構造を非破壊で三次元的に可視化する技術です。X線源から照射されたX線が検体を透過する際、内部の密度や材質の違いによって吸収量が変化します。検体を回転させながら360度方向から透過データを取得し、再構成計算によって断層画像を生成、それらを積層して三次元(3D)画像を構築します。任意方向の断面観察、内部欠陥の検出、寸法測定など多角的な分析が可能になり、製品開発や品質管理に不可欠な手法です。

産業用X線CT装置の仕組みと用途の解説図。加速器(X線源)から照射されたX線が、ターンテーブル上で回転・上下移動する検体を透過し検出器で取得。撮影されたデータは断面画像化され、3D再構成を経て、内部状態の観察、欠陥・鋳巣の検出、バーチャル測定、密度解析に活用されるプロセスを説明しています。 産業用X線CT装置の仕組みと用途の解説図。加速器(X線源)から照射されたX線が、ターンテーブル上で回転・上下移動する検体を透過し検出器で取得。撮影されたデータは断面画像化され、3D再構成を経て、内部状態の観察、欠陥・鋳巣の検出、バーチャル測定、密度解析に活用されるプロセスを説明しています。

内部状態観察

検体内部を非破壊で可視化します。
異物混入の有無、部品の存在等を確認できます。

3次元画像3次元画像

欠陥・鋳巣検出

検体内部の亀裂、内部剥離、鋳巣などの形状や大きさを検出することができます。

鋳造品の鋳巣解析鋳造品の鋳巣解析

バーチャル測定

2次元・3次元寸法、角度、曲率、空洞体積など各種計測が可能です。

3次元座標計測3次元座標計測

密度解析

CTデータから密度計測、異材分離、密度変化を可視化します。

断面平均密度変化量分布断面平均密度変化量分布

日立ハイテク
高エネルギーX線CT装置の特長

01
高い透過能力

物質の密度が高いほどX線は透過しにくくなります。
一方、X線のエネルギー量が大きいほど透過能力は高くなります。

日立ハイテクのX線CT装置に搭載されてる電子線形加速器は、世界最大級(9MV)の高エネルギーX線を生成することが可能です。

例えば、アルミニウムは96cm、鉄は32cmの厚さまで透過することができます。


02
広い撮像視野

日立ハイテクのX線CT装置は、国内最大級のΦ1400mm x 高さ1100mmの広い撮像視野を実現。

また、最大1000kgの重量物にも対応します。

受託検査サービスによる「適合品判定サポート」事例

事例小型製品/部品(5000個)

製品サイズ 幅100 x 奥行100 x 高さ200 mm、重さ1kg
製品素材 複合材
数量 5000個
検査範囲 中央部 高さ5mm(厚1mm x 5スライス)
画像分解能 300μm

概算費用9,900,000円

必要撮像日数4~5営業日

(注記)

  1. 上記内容は目安のため、詳しくはお問い合わせください。予告なく変更する場合があります。
  2. 上記概算費用には、製品の輸送費(梱包費含む)、画像解析費用、消費税は含まれません。
  3. 上記必要撮像日数には、製品の輸送日数、画像解析作業の日数は含まれておりません。
  4. 弊社受注状況によっては、撮像開始までにお時間を頂く場合があります。
  5. 製品を固定する治具はお客様にてご用意ください。

※X線CT装置による全数検査のイメージ

よくある質問

適合品判定サポートに関するQ&A

非破壊検査にはどのような手法がありますか?その中でもX線CTを選ぶメリットは?

非破壊検査には、X線透過検査、超音波検査、浸透探傷検査などさまざまな手法がありますが、製品内部を三次元データとして把握できる手法の代表が産業用X線CT検査です。従来のX線透過検査では、構造物が重なる部分で欠陥が判別しづらくなる場合があり、見落としのリスクが高まることがあります。また、超音波検査は接触媒質が必要で、複雑な形状や微細なボイドの形状特定には適用上の制約が出ることがあります。浸透探傷検査は表面欠陥の検出に有効ですが、内部欠陥の評価には向きません。それらに対して産業用X線CT検査は、内部構造を3Dデータとして再構成・可視化できるため、重なりの影響を受けにくく、内部の状態を立体的に確認しやすいという特長があります。非接触で製品を傷つけず、微細で複雑な空隙や内部寸法の公差外れまで検出できます。高付加価値製品の適合品判定において、X線CT検査は有力な選択肢の一つといえます。

全数検査を高エネルギー産業用X線CTで行うメリットは?

全数検査とは、製造したすべての製品に対して検査を行い、品質を保証する手法です。 従来、小型部品を1点ずつ通常のX線CTで内部検査することは、膨大な手間と時間がかかるため現実的ではありませんでした。しかし、大型検体を検査できる高エネルギーX線CTを活用することで、一度に大量の小型製品をまとめてスキャンすることが可能になります。これにより、検査にかかる手間と時間を大幅に節約でき、現実的なコストでの全数検査が実現します。外観検査では検出不可能な内部欠陥を非破壊で全数確認できるため、従来の「抜き取りによる破壊検査」よりも品質検査の精度が格段に高まり、不適合ロットの安易な廃棄を防止して歩留まり改善に寄与します。

どのような条件の製品に、全数検査のコストメリットが出やすいでしょうか?

一般的に、以下の3つの条件を満たす場合に歩留まり改善の効果が高まります。

  • ・高付加価値な製品   : 1個あたりの製品単価(原材料費+加工費)が高く、ロット廃棄による損失額が大きい場合。
  • ・小型・複雑形状    : 1度のスキャンで数十〜数百個をまとめて撮影でき、かつ外観検査や二次元X線検査では見落としが発生しやすい場合。
  • ・後工程のコストが高い : 組み立てや実装後に不良が判明すると、手直しや廃棄の損害がさらに拡大する製品。

電子部品、精密樹脂成形品など、「微細な内部欠陥が機能に致命的な影響を与える高単価部品」に効果が見込めます。自社製品の検査適応可否については、お問い合わせください。

X線CTによる検査結果は、適合品判定にどのように役立ちますか?

X線CT検査は、内部構造を三次元データとして取得できるため、欠陥の位置・形状・体積などを数値として整理しやすい点が特長です。加えて、任意断面を再表示でき、測定条件や結果も記録として残せるため、判定に必要な情報を再現性のある形でまとめられます。こうした客観的なデータにより、お客さまの適合可否判断を支援します。さらに、観察結果を数値データとして保存できることから、お客さま社内での検討はもちろん、社外への説明・報告においても、判断の妥当性を補強する有力な材料として活用できます。

1回の検査で大量の製品(検体)の内部構造観察が可能。
検査時間の短縮
コスト低減実現しました。


※1回の検査で対応できる製品数は、製品サイズによって異なります。詳しくはお問い合わせください。

ダウンロード資料 & 動画視聴

X線CTシステム 製品カタログ

日立ハイテクの産業用X線CTシステム公式カタログです。社内稟議用の資料としてもご利用ください。

X線CT受託検査サービスガイド

見積り依頼に必要な項目や解析オプションまで、
ご利用に役立つ情報をまとめました。

高エネルギーX線CTによる3D映像

eアクスル・リチウムイオン二次電池パックの
3次元画像生成イメージ。

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