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AN460B形 残留塩素計

AN460B形 残留塩素計

AN460B形有試薬式残留塩素計は、塩素処理水の遊離塩素と残留塩素(遊離塩素+結合塩素)を連続測定する水質分析計です。上下水での塩素処理は処理水の安全性確保と適切な水質を得ることを目的としています。
塩素臭の強い上水や生物へ悪影響を与える排水を流さないよう、残留塩素計は適正な濃度管理に貢献します。
AN460B形有試薬式残留塩素計は、セラミックビーズ洗浄と回転数制御された無接点スイングロータリー式ポーラログラフ電極を用い、試薬を使い分けることにより残留塩素または遊離塩素を連続測定します。

特長

実績ある無接点ポーラログラフ電極による計測

セラミックビーズ洗浄と回転数制御方式により、流量変動等による指示影響を軽減しました。

省試薬設計により、試薬タンクを小形化

試薬消費量を従来機種の約1/5に低減。試薬タンクは10Lのポリエチレンタンク。約1カ月ごとの試薬補充です。

多様な試料水への対応が可能

浄水場内の多様な試料水に応じて、X-SF3形砂ろ過装置をご用意(オプション)。

仕様

項目仕様
測定対象 塩素処理水中の遊離有効塩素(free)、全残留塩素(total)
測定方式 偏心回転微小電極によるポーラログラフ法
測定範囲 0~10m2g/Lまたはppm
出力レンジ2レンジ
手動または遠隔切替
0~1/2、0~2/5、0~3/6、0~5/10
0~0.5/1.0(全塩素のみ)
表示 LCD(液晶)デジタル・バックライト付き表示 最小表示 0.01
試料水条件
(断水または停滞しないこと)
検出器流入量 20mL/min
圧力 0.02~0.3 MPa
温度 0~40°C(凍結しないこと)
pH pH5.8~8.6の範囲で緩衝能がないこと
試薬液遊離塩素測定 臭化カリウム、無水酢酸ナトリウム、酢酸
残留塩素測定 よう化カリウム、無水酢酸ナトリウム、酢酸
消費量 約0.3L/日 約10L/月
タンク容量 10L(レベルセンサー付き)
タンク材質 ポリエチレン(受皿付き)
電源 AC100~240V±10%、50/60 Hz
消費電力 約40VA、自動洗浄/校正付き接続時 60 VA(最大)
出力信号アナログ DC4~20mA、2出力、負荷抵抗600Ω以下
デジタル RS-485 1点
材質検出部 アルミニウムプレート
変換器 アルミニウムダイキャスト
塗色 メタリックシルバー、マンセルN1相当
使用条件周囲温度 -5~50°C(凍結対策が必要)
周囲湿度 85%RH以下(結露しないこと)
外形寸法本体 380(幅)×1502(高さ)×500(奥行)mm
タンク 272(幅)×363(高さ)×356(奥行)mm
質量 自立架台組付け形:32Kg
配管取合試料水入口 呼び径16
排水口 呼び径25
洗浄水入口 呼び径16
配線口 Φ6~12ケーブル用グランド×6個 外すと電線管接続用ねじG1/2

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