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Hitachi

日立ハイテクソリューションズ

2013年5月9日

株式会社日立ハイテクソリューションズ(東京都中央区、取締役社長 小松 均/以下、日立ハイテクソリューションズ)は、株式会社日立パワーソリューションズ(茨城県日立市、取締役社長 小田 篤)の開発した、ステルス印字(*)による個体単位の見える化を実現する『個体管理システム』の取り扱いを開始しました。
食品の安全のニーズが高まっている昨今、食品の製造工程においては、製品をある一定の塊である製造ロット単位で管理することが主流となっています。その中で個体管理システムでは、製品一個一個での個体単位による製品のトレーサビリティーの構築を支援して、食品製造工場での食品製造の安全・安心を支援します。

個体管理システム(特許第4679671、他3件特許取得済み)は、製造工程において、肉眼では見えにくい不可視インクで個体識別IDを容器に印字し、製造・検査工程等において読取装置で個体識別IDを読み取ります。その個体管理システムの情報は、日立ハイテクソリューションズが販売する製造実行管理システム『CyberChefood』や、製造・検査装置の持つ生産情報に紐付き、食品製造における品質改善や生産コストの削減という効果を期待できます。

日立ハイテクソリューションズは、ステルス印字による個体管理システムの取り扱いにおいて、年間4億円の売上高をめざします。

なお、本製品はFOOMA JAPAN2013(国際食品工業展)(6月11日~6月14日、東京ビッグサイト)の日立製作所ブースにて出展します。

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ステルス印字:不可視インクにより、個体識別IDを印字すること

製品の特長

  1. 個体単位での製造情報管理を支援
  2. 不可視のインクを使用しているため、商品の意匠を保持
  3. 飲料製造のような高速ライン(約1,500~2,000缶/分程度)でも印字・読み取りが可能

導入効果

  1. 個体単位での工程に紐付けられた精度の高いトレーサビリティーを実現し、品質改善を支援
  2. 検査ラインでのWチェック(フェールセーフの2重化)による製造品質の改善
  3. 混流生産における個体単位の識別による自動化を支援し、製造コストを削減

ウェブサイト

  1. 個体管理システムは、株式会社日立パワーソリューションズの製品です。
  2. 掲載された特許・特許出願に関する表記は、2013年4月時点の状態を示すものです。特許等の状態は、第三者から請求された特許無効審判、権利化手続きの状況などにより、記載時点の状態とは異なる場合がある事をご了承ください。
  3. 掲載された情報は、告知なく変更することがありますので、ご了承ください。