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Hitachi

株式会社 日立ハイテクノロジーズ

経済発展が進み、世界各地で都市化などさまざまな開発が行われている一方で、自然環境の破壊や汚染、資源の過剰な利用が進み、地球の生物多様性が危機に直面しています。全ての生命の生存基盤である環境は、生物の多様性が健全に維持されることによって成り立っています。
日立ハイテクノロジーズは、グループ全体で以下の生物多様性の保全活動の取り組みを行っています。

自然再生活動

「日立ハイテクサイエンスの森」

日立ハイテクサイエンス・小山事業所(静岡県駿東郡)では、約 44,000平方メートルにもおよぶ樹林を「日立ハイテクサイエンスの森」と名づけ、多くの種が共存する豊かな自然環境へと再生することを目標に継続的に活動を続けています。

「法人の森林」における育林活動

日立ハイテクグループでは、以下のような育林活動を行っています。

日立ハイテクやさとの森

林野庁の「法人の森林」制度を利用し、茨城県石岡市に約2.3haの国有林を借り受けています。その国有林を「日立ハイテクやさとの森」と命名し、2005年から60年間にわたる育林活動に取り組んでいます。

HISCO*の森

日立ハイテクフィールディングもまた、林野庁の「法人の森林」制度を利用し、茨城県日立市(2002年開始、1.8ha)と三重県いなべ市(2003年開始、1.0ha)に土地を借り受け、「HISCO*の森」植林活動を推進しています。森を育てるために行う下草刈りや枝打ちなどの作業は、新入社員や社員有志とその家族が参加しています。今後も、継続的に森を育て、地球環境の保護・生物多様性の保全・地球温暖化の防止に寄与していきます。

  • * HISCO:
    日立ハイテクフィールディングの旧英文社名であるHitachi Instruments Service Co., Ltd.の頭文字。

生態系保全活動

日立ハイテクグループでは、「日立環境イノベーション2050」に準拠し、2019年から2021年までの3年間の活動計画を策定しました。具体的にはまず日立グループ共通の指標として設定された生態系保全活動項目の中から、日立ハイテクグループとして取り組むべき項目を選択。その項目に則り、3年間の活動計画を策定しました。

策定した活動計画をもとにそれぞれの活動を自発的に推進すると共にその活動内容をオープンにし、日立グループ全体の意識啓発を図り、活動を充実することをめざしていきます。また、活動事例を積極的に社内外に情報公開していきます。

生態系保全活動計画(2019年~2021年)
区分 活動内容
(自然資本への正のインパクトに貢献する活動)
拠点数
自社敷地管理 生態系に配慮した緑地の管理・運営等を評価する第三者評価の実施 1
在来種の植栽(樹木、植物等) 3
生物の調査、
保全
生物のモニタリングや生態系マップの作成と更新 3
自社敷地内に生息する在来希少種の保全 1
従業員の意識や知識を高める(社内活動) 9
統合報告書やホームページ、各種講演会などにより生態系保全に配慮した取り組みを社外に向けて説明 1
コミュニティ 在来種を植えるなど生態系に配慮したり、森林生態系サービスを踏まえた従業員による砂漠緑化、植林や森林育成活動の実施 2
地域住民の生態系知識の啓発や普及 2
社外の生物多様性保全意識向上 1
自社敷地外の里山の保全や水源涵養 2
社会貢献 山林、河川、海岸での清掃活動 14

取り組み事例

【笠戸地区】
当社の笠戸地区では、繁殖力が強く、生態系へ影響を及ぼす可能性がある外来植物の構内花壇からの駆除を行っています。
また、日立製作所の笠戸事業所とともに、敷地内の貯水池に生息する希少生物を保護し、地域の生態系を保全する活動に取り組んでいきます。

写真:メダカ
メダカ
(絶滅危惧Ⅱ類)

写真:ルイスツブゲンゴロウ(幼虫)
ルイスツブゲンゴロウ(幼虫)
(絶滅危惧Ⅱ類)

【日立ハイテクソリューションズ 水戸事業所】
日立ハイテクソリューションズ水戸事業所は、構内の調整池周辺において、生物調査を実施しました。目撃情報、定点カメラによる撮影情報等をまとめた結果、複数の種類のトンボの産卵や羽化、また、調整池に住む魚、甲殻類、水生昆虫などを捕食している鳥類が通年確認されました。私たちは、今後とも、これらの生物たちの生息環境を保全していきます。

写真:オオイトトンボ
オオイトトンボ

写真:カワセミ
カワセミ