後編では、オンラインでの就職活動・採用活動、面接で重視していることなどについて語ります。
石川新卒採用の企画からイベント運営、選考実施、学生対応まで新卒採用に関わる業務全般を担当。オンライン企画の導入を積極的に推進中。
立石人事・採用グループの主任として新卒採用業務の取りまとめを行う他、若手社員フォローアップ、ダイバーシティ推進などにも取り組む。
仁王新卒採用イベント・セミナー運営や学生対応を行う他、若手社員フォローアップ、社内セミナー企画、ダイバーシティ推進などにも取り組む。
オンラインでの就職活動・採用活動
石川2020年はコロナ禍でオンラインのイベントや面接が一気に増えたので、急遽対応しなければならなくなった学生の方々は大変だったと思います。皆さんそれぞれネットワーク環境が違いますし、システムの安定状況にも影響を受け、面接の途中で接続が切れてしまうことも度々ありました。再接続が可能であれば、もちろん面接は続けますし、難しければ改めて日程調整の上、面接を行っていました。オンライン面接は、遠方の方も参加しやすい反面、面接の実施環境が必ずしも万全でない点が悩ましいです。
立石 ネットワークの問題は解決できない面がありますが、デバイスの確認はできます。面接だけでなく、オンラインイベントに参加される時も、前もってカメラやマイクがきちんと機能するかの確認はされることをおすすめします。もし不安なことや疑問がありましたら、私たちにご連絡いただければと思います。
仁王 貴重な就職活動の時間ですので、事前準備はしっかりと行っていただきたいですね。
オンライン面接は対面と異なり、コミュニケーションが取りづらい面もあると思うので、デバイスの確認だけでなく、準備することは多いかもしれません。
立石 私もオンラインでは、話しづらさを感じます(苦笑)。対面でお会いしたほうが、その方の人柄や空気感がより伝わってきます。しかし状況が状況なので、オンラインでもご自身の能力をできる限り発揮できるよう、慣れていただく必要が出てきていますね。
石川採用担当や面接官にも、新たなスキルが必要になっていると感じます。今後は、オンラインでの就職活動が主流となるかもしれませんし。
仁王そうですね。学生の皆さんの移動の負担や、時間の有効活用などを考えれば、メリットも多いですからね。2020年3月から全面オンラインの採用活動に切り替えて以降、私は電話で学生の皆さんとお話しする機会が増えました。イベントに参加していただいた後、選考中もサポートをさせていただいています。
立石学生の皆さんとの窓口は主に仁王さんが担当していますが、内定者からは「仁王さんから丁寧なアドバイスを頂いたので、安心して選考に臨めた」という声を頂いています。
石川当社が力を入れているのは、“個へのサポート”です。採用グループのメンバーは、学生一人ひとりのサポートを心掛けて採用活動を行っており、個人と向き合うことを大事にしています。個別面接を行っているのもそうした理由からです。
立石当社は、企業理念や事業内容に興味を持っていただいた方、「求める人物像」に当てはまる方とのマッチングを重視しています。オンラインでも、できる限り会社の雰囲気を感じ取れるよう、また会社について理解を深めていただけるように工夫をしていきたいと思っています。
面接で重視していること
仁王当社では職種別採用を行っているため、まず応募される時点で、どの職種で選考に進みたいか確認しています。一般的に、技術系総合職や事務系総合職といった形で内定し、入社するまでどのような職種に就くのか決まっていないケースがありますが、当社では職種を選んでいただいてから選考に進んでいただくので、企業選びで「仕事内容」を重視されている方には合っているのではないでしょうか。
石川そうですね。サービスエンジニアを希望される場合は、さらにどの分野の製品に携わりたいかについて、確認をさせていただきます。面接では、質問内容に対して的確に答えられるかという点を重視しています。オンライン面接の難しさについては先ほどの話にも出ていましたが、話しづらさがある中で、大事なのは目線だと思います。面接の最中、目線をカメラや画面に向けていただけなかったり、ずっと下を向いている方もいらっしゃいますが、面接はコミュニケーションの場なので、ぜひ面接官と目を合わせるつもりで、カメラを見ていただければと思います。
立石回答に正解はないため、面接官をしっかりと見て自分の言葉で伝えることが大切です。特にサービスエンジニアは、お客様と直接関わる仕事なので、伝える力が問われます。基本的なことですが、最初のあいさつも大事です。
仁王“3秒で人の印象は決まる”と言われますので、清潔感も必要です。
当社とのマッチングについて
仁王学生の方々から、当社の仕事を行う上でどんなスキルが必要かご質問を頂くことがありますが、やはりコミュニケーション力は必須です。サービスエンジニアの方は、初めてお会いするお客様からもお話を引き出し、自分の意思を伝えなければなりません。
石川人と接することが好きな方はもちろんのこと、製品も扱いますので、機械いじりに興味がある方は適性がありますね。これらに全く興味がないと、仕事のやりがいや面白さを見つけづらいと思います。
立石社員には、学生時代に接客のアルバイトをしていた方が多いです。お客様から面と向かって「ありがとう」と言われることがうれしくて、こういう仕事がしたい!と思い、サービスエンジニアを志望していただけることがよくあります。
仁王会社を選ぶ際、勤務地を重視される方がいらっしゃいますね。当社は全国転勤があり、海外に出張や駐在することもあります。
石川同じエンジニア職でも、工場など同じ場所で仕事をしたい方は、当社のサービスエンジニアより、設計や開発職を選ばれますね。
立石当社の事務系職種も、基本的に勤務地は東京の本社ですが、キャリアアップの中で全国の支社・支店への異動や、グループ会社の海外現地法人へ駐在する場合もあります。
仁王逆に、いろいろな所へ行ってみたいという方には面白いですよね。出張でご当地のおいしいものを食べるのが楽しみ、といったサービスエンジニアは多いです。
立石私も出張大好きです(笑)。あとは、働く上で大事なのは課題解決に取り組む姿勢ですね。現在、当社ではソリューションサービスのご提供に注力しています。
石川ニューノーマルを見据えたリモートサービスの提案メニューの拡充が進んでいますが、お客様からの引き合いも増えていますね。
仁王当社はこれからもお客様のご要望に一つひとつお応えし、社会の発展に寄与していきます。
最後に
最先端を支えるお客様に“半歩先”で寄り添い、より豊かな社会をお客様と共に創る“サービスエンジニア”という仕事にチャレンジしたい方、そのサービスエンジニアを支える仕事をしたいと思った方、お会いしましょう!