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社員の活躍

社員の活躍

Case1

社員インタビューCase1:【任されること 感謝されること それが私の原動力】Kさん 2022年入社 ビジネスサービスセンタ ドキュメントサービスグループ所属

入社4年目を迎え、現在は日立ハイテクグル-プ各社のOA用紙の納品管理や、契約書などへの社印の押印代行業務を担当しています。契約書など機密情報が記載された重要書類を取り扱っていますので、印刷した書類やPCの画面などが第三者の目に触れないよう、取り扱いには特に注意を払って作業を行っています。これらの業務を無事に完了させて上司へ報告したときに、「早急に対応してくれてありがとう」と、感謝の言葉をかけてもらえることが、毎日の励みになっています。

上司だけでなく、日立ハイテクサポートでは社員のみなさんが、仕事を丁寧に教えてくださるし、私のような障がいのある者にも、積極的に声をかけてくださって優しく接してくださるのが、何よりの魅力だと思います。

入社当初は、あらゆることを覚えなくてはいけなくて、配属された部署のみなさんの顔と名前をはじめ、書類のスキャンで使用するスキャナー機器や専門のソフトの使い方の手順を覚えることにとても苦労しました。普段から、わからないこと、覚えなくてはいけないことを、持ち歩いているメモ帳にすべて書き出すことを習慣にしていましたので、このスキャナー機器の使い方については、自分でスキャナーの絵を書いて書類を入れる方向などを図解にし、メモと図解でわかりやすいマニュアルを作って、なんども見返して手順を覚えることができました。

今後は、まだ経験したことのない業務にも挑戦して、自分ができる業務をもっと増やしていき、将来的には、今の部署全体をまとめられるような責任のある仕事ができるようになりたいです。エクセルやワードなどパソコンを使った仕事も好きなので、情報処理技能検定の表計算の準2級を持っているのですが、さらに上をめざして2級の試験に向けて勉強中です。これからも努力を重ねてできる仕事を増やしていきたいです。

笑顔のKさんの写真

Case2

社員インタビューCase2:【「自分らしく働きたい」社員の思いを形にするためチャレンジし続ける】Yさん 2016年入社 障碍者雇用支援センタ所属

現在は、障がい者雇用支援センタで支援学校からの実習生受け入れのサポートを主な業務としています。実習生との事前面談から始まり、実習スケジュールの立案、マニュアル作成から実習本番のサポートや評価まで、一連の業務を担っています。ほかにも、センタ内の経理事務やITまわりも担当しており、RPA*やマクロを活用して業務の自動化や改善にも取り組んでいます。さらには、支援学校生徒に向けた理科教育支援活動も行っており、電子顕微鏡の操作、据え付け資格を取得し、支援学校に出向き、講師として授業を行うこともあります。

* Robotic Process Automationの略称。人間がコンピューターを操作して行う定型作業を、ソフトウェアロボットが記録し再現することで作業プロセスを自動化する技術。

以前は事業推進部で経理をしながら実習生の受入を担当していましたが、実習生に「この会社で働きたい」と思ってもらいたい、一人前として働けるように実習生をサポートしたいという強い思いから、2019年4月に、障がい者雇用支援センタに異動を希望しました。簿記に慣れていない実習生でも経理の一部の業務を体験できるよう、勘定科目を具体的なモノに例えて、例えば"消耗品費"はボールペンやクリアファイルを買ったときに使うなど、わかりやすくする工夫を重ねてきて、今では財務分析表の作成も実習生が取り組めるようになりました。

日立ハイテクサポートは、障がいに対する知識を豊富に持っている社員や理解をされている社員が多く、障がいのある社員がチャレンジをしやすい会社です。私自身も、指導してくださった方々の知識や理解の深さに心を動かされ、障がいについてもっと知りたくなり、職業生活相談員の認定を受けることができました。

私は、障がいというのはその人の特性だと思っています。尊敬する先輩もこの会社で能力を発揮されており、目標としています。障がい者である私自身が日立ハイテクサポートの広告塔として、支援学校との架け橋となることで障がい者に対する偏見をなくし、実習生がこの会社に入って良かったと思ってもらえるようになりたいです。

笑顔のYさんの写真

Case3

社員インタビューCase3:【人も部品も、支えあってこそ機能する】Nさん 2024年度入社 茨城サービスセンタ 部品製作グループ所属

私は2024年4月に入社して1年が経過したところですが、部品製作グループの中でも大きい部品の組み立てを任されており、やりがいを感じています。何百種類の部品を組み立てていきますから工程も多く、また、ねじ締めの力加減や重量もありますから取扱いには十分な注意が必要です。しかし、そのぶん売上にも貢献できるので、達成感も大きいです。自分の体力や前職での経験から、入社直後から大きな部品の組み立てを任せていただき、それに応えることができていると感じています。

もちろん、入社して間もないときはたくさんの部品を組み立てることに慣れておらず、部品を傷つけるなどの失敗もありました。そのときには、冷静に図面を見直して、部品それぞれに合わせた組み立て方を上司や先輩に聞くように心がけました。ひとりで作業を進めることが好きなのですが、冷静に立ち止まり、周囲のアドバイスを受けて進めることの大切さを学びました。

日立ハイテクサポートは、職場のみなさんがとても明るくて雰囲気がいいので、とても働きやすい会社だと思います。みなさんの明るさに助けられ、入社してすぐになじむことができましたし、失敗しても、すぐに声をかけてもらったり、上司や先輩から手厚くサポートしてもらっています。特に上司からは、まだ小さい自分のこどものことや、自分のストレスのことまで気にかけていただいており、入社して良かったと思います。

今後の目標は、スキルアップをして、部品制作グループや会社全体に貢献できるようになりたいです。具体的には、技能検定の電子機器組立て2級の資格取得をめざしているのですが、上司が技能五輪に出場経験もあるほどの技術をお持ちで、なおかつ部下の私を手厚くサポートしてくれていて、そのような存在になることをめざしています。

笑顔のNさんの写真

Case4

社員インタビューCase4:【培ってきたITスキルでみんなの可能性を広げたい】Uさん 2023年度入社 事業推進部 IT推進グループ所属

日立ハイテクサポートに入社するきっかけは、元々派遣社員としてRPA*1の導入やITによる業務改善を行ってきた中で、社員の皆さんから感謝をされることがうれしかったからです。IT企業に勤めているとプログラムを作って当たり前の世界だったのですが、自分の知識や経験が感謝という形で返ってくるので、この会社で働いて、もっとみなさんの役に立ちたいと思うようになり、正社員として入社しました。

現在は、事業推進部 IT推進グループでRPAの開発や運用のほかに、生成AIの活用方法をはじめとするITスキルアップ講座の開催、コミュニケーションツールなどのシステムの導入にも取り組んでいます。日立ハイテクサポートは日立ハイテクグループの事業サポートを担っているので、こうした取り組みを通じて、日立ハイテクグループ全体の業務効率化につなげていきます。

*1 Robotic Process Automationの略称。人間がコンピューターを操作して行う定型作業を、ソフトウェアロボットが記録し再現することで作業プロセスを自動化する技術。

日立ハイテクサポートには、"ありがとう"という感謝の言葉を言い合える、優しい風土が根付いています。感謝されればお役に立ちたくなるので、社員の皆さんが楽しみながらITスキルアップができる方法を日々考えています。例えば、試験導入中のコミュニケーションツールを活用して、「Ctrl+Aは何ができる?」といったショートカットキーを毎日のクイズにするなど、工夫を積み重ねていって、感謝と貢献の好循環の輪を広げていきたいと思います。

今後は、アビリンピック*2の挑戦者や受賞者を増やすために、指導にも積極的に関わっていきたいです。アビリンピックではITの競技種目が増えることが予定されているので、自分の知識と経験を後進の育成に役立てたいと思っています。障がいのある社員のITスキルを磨いて、可能性を引き出していくことは、日立ハイテクサポートの使命でもあると思っていて、会社全体を引っ張っていける存在になれたらいいと思います。

笑顔のUさんの写真

*2 障害者技能競技大会の愛称。障がいのある方々が日頃培った技能を競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障がいのある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催。

Case5

社員インタビューCase5:【正解がないから成長できる 清掃を通して 仲間の個性も輝かせたい】Nさん 2023年度入社 茨城サービスセンタ マリンサイトグループ所属

現在、日立ハイテクのマリンサイト製造棟で、清掃業務と障がいのある社員の指導に取り組んでいます。清掃業務は初めての経験なので、当初は区分けされた清掃道具の使い分けや時間配分など細かな作業手順書を覚えることに苦労し、間違えて反省することもしばしばありましたが、学びや改善につながるチャンスだと思い、経験を積み重ねている最中です。建屋が広いので体力的にもたいへんですが、自分がきれいにしたところが目に見える形で成果として現れるため、また、マリンサイトに勤務する多くのみなさんに快適に使ってもらえることに手ごたえを感じています。

前職では発達障害の子どもたちの支援をしていましたが、日立ハイテクサポートの障がいのある社員の方は、社会人として個性や考え方が確立されていることが新たな学びであり、業務の指導をする場面では、個々の特性に合わせて支援するために、一人ひとりの様子を見守りつつコミュニケーションをとって、特性を理解するよう心がけています。成長を支援するというのは正解やゴールのない仕事ですので、自分自身も成長させてもらえることにとてもやりがいを感じています。

日立ハイテクサポートは、健常者と障がい者を区別せず、工夫しながら同じ仕事をしていることが大きな魅力です。また、教育に力を入れていることにも感銘を受けました。安全衛生やセキュリティ、DEIなどの教育が定期的に受けられることや、学び放題プログラムや自己啓発の支援金も充実していることがありがたいです。障がいのある社員を指導・支援するためのスキルアップとして、積極的に教育を受けたいと思います。

今後も、清掃の経験を積み重ね、また、発達障害についての知識を深めていきたいです。アカデミックな引き出しを増やすことで、障がいのある社員の支援だけでなく、支援する社員とも知識を共有し、さらなる支援に活かしていきたいと考えています。

笑顔のNさんの写真

Case6

社員インタビューCase6:【ミッションは 資金管理の新たな価値を 創ること】Sさん 2023年度入社 財務シェアドセンタ 財務経理グループ所属

入社して以来、主に、日立ハイテクからの委託業務として円貨の資金繰りを担当し、最近は外貨の資金繰りにも関わりはじめました。資金繰りの業務は、短期の入出金の予定と取引銀行の残高を把握し、資金不足を防ぐために資金移動を行います。いわゆるおこづかい帳の会社版というイメージですが、取り扱う資金の規模がとても大きいので失敗できません。会社が必要としている資金を準備して、日立ハイテクの事業活動を支えていることを実感しています。

特に、資金移動は銀行の取り引き締め切り時刻に間に合わせる必要があり、日々、時間との戦いです。資金の把握が遅れてしまい、資金移動がギリギリになってしまうこともありましたので、資金繰りのスケジュールの把握や、作業のチェックリストも作成して確認を徹底し、失敗を未然に防ぐのはもちろんのこと、余裕をもって資金を準備できるように工夫しています。

日立ハイテクサポートの魅力の1つは、柔軟な働き方ができることです。システムも整備されてペーパーレス化が進んでいるので、在宅勤務でもシームレスに仕事ができます。また、業務に精通した先輩と一緒に仕事をすることができ、全面的にフォローしていただいており、他にも関連した業務に挑戦してみたいと上長へ希望を出したら通してくださるなど、働きやすさとやりがいの両方を感じています。

今後は、資金繰り業務の効率化を進めていきたいです。定型伝票の起票や資金の把握などの手作業が残っている部分について、RPA*の研修で得た知識をきっかけに、業務の自動化に関するアイデアが浮かび、現在はIT担当者と連携しながらRPAを活用した自動化の実現に向けて検討を進めています。また、入社2年目の研修員論文で取り組んだもう一つの課題「デジタル納付による効率化」についても実現に向けて努力しています。

笑顔のSさんの写真

* Robotic Process Automationの略称。人間がコンピューターを操作して行う定型作業を、ソフトウェアロボットが記録し再現することで作業プロセスを自動化する技術。

Case7

社員インタビューCase7:【膨大な情報から共通項を見出す 仲間と苦楽を分かち合う その瞬間が、天職だ】Oさん 2018年度入社 財務シェアドセンタ 給与旅費グループ所属

前職では、派遣社員として引越しや製品の梱包など様々な仕事を経験してきましたが、現在は、日立ハイテクグループ各社の国内旅費精算の検証や旅費精算の内部監査を担当しています。
日立ハイテクグループは旅費精算の件数が膨大ですから、検証業務には大きなやりがいを感じています。

2023年10月からはインボイス制度が始まったために、検証項目が増えて問い合わせも多く、旅費精算レポートに不備があって差し戻す際の説明や問合せの回答を白紙の状態から書いているとかなりの時間がかかっていました。しかし、これらの回答にパターンがあることを発見し、よくある質問と回答の例文を少しずつ作りためて一覧表にし、似ている問合せには一覧表から貼り付けて回答して効率化を図りました。この一覧表を職場のみなさんに共有してみたところ、「すごく便利で助かっている。」と意外なほどに反響が大きくて、みなさんの役に立つものを作ってみて良かった、と実感できました。

膨大な量の旅費精算レポートを検証している中で、ミスをしてしまうこともありとても落ち込みますが、上司へ報告し、対応方法を相談して問題を解決した経験が、後になって生かされる場面があります。この経験が、よくある質問と回答の一覧表の作成にもつながりました。

日立ハイテクサポートは、障がいのある社員とない社員が一緒になって仕事ができるアットホームな職場です。特例子会社でも珍しいのではないでしょうか。検証業務はたいへんですが、まるで、とある刑事モノの映画のワンシーンのように、職場がワイワイと活気がある中で仕事を楽しめている自分がいます。自分自身がパソコンを使った仕事が好きということもわかりましたし、今の仕事は天職だと考えています。

定年を迎えてシニア社員になっても、日立ハイテクサポートで働いていたいので、自分にできることをもっと増やしたいです。簿記の資格にも挑戦して、会計のこともできるようになりたいと思っています。

笑顔のOさんの写真

Case8

社員インタビューCase8:【異業種で培った ホスピタリティで 誰もが平等な職場づくりを】Mさん 2023年1月入社 笠戸サービスセンタ所属

ホテル業という異業種から転職し、現在は日立ハイテク笠戸地区の廃棄物の処理や清掃のほかに、福利厚生制度の支援金の事務手続きに携わっています。社員のみなさんに制度を理解してもらえるよう、私自身がしっかりルールを把握して説明責任を果たすように努めています。
障がいのある社員と一緒に働いていますが、彼らは1から10のことが完璧にできるというよりも一部の能力が秀でていることに私は注目しています。得意ではない仕事を教えるときの配慮はもちろんのこと、能力を活かせる仕事を割り振って、それらがかみ合って彼らが能力を発揮できたときに喜びを感じます。前職でお客さまのニーズに応えられるよう心がけていた経験が、日立ハイテクサポートでも活かせていると思います。

私たちは、日立ハイテクグループから業務を受託し、高いクオリティを求められているので、特例子会社だからといって障がいを言い訳にせず、その期待に応えなくてはいけないと常に意識しています。障がいのある社員でも、社会人としての責任感を持ってもらうことも大切で、一人ひとりを尊重することを忘れずに、クオリティを保つ仕事をするための指導に心を砕いています。今後も、新たに受託する業務を私がまず引き継いで指導する立場になるので、強い責任を感じていますが、上司や先輩に気軽に相談できる環境なので心強いです。

日立ハイテクサポートは福利厚生制度が充実しているので、2024年にふたり目のこどもが生まれたのをきっかけに前職では取得できなかった育休を1か月間取得しました。こどもはどんどん成長して変わっていくので、1か月でも足りないと思いましたし、家族看護休暇なども職場が取得できる体制を整えてくれているので、自分が活用することで若い社員も活用しやすくなればいいなと思います。
今後は、障がいの有無に関係なく、社員全員が平等にこれらの福利厚生制度を利用できるようにしたいと考えています。情報の発信や周知だけでなく、障がいのある社員がスムーズに利用できるようなフォローも必要です。誰もが制度を使いやすいように、自分が先導して支援できる職場づくりをしていきたいと考えています。

笑顔のMさんの写真

キャリアチェンジ制度を活用した社員

Case1

キャリアチェンジCase1:【キャリアも、育児も 全力で取り組む自分を 応援してくれる仲間がいる】Kさん 2021年4月キャリアチェンジ 財務シェア度センタ 給与旅費グループ所属

キャリアチェンジに挑戦するきっかけは、もともと自分自身が仕事をもっとがんばりたい、と思っていたところに上司からキャリアチェンジを勧められて、上位の職群の先輩の仕事を引き継ぐ形で、2021年4月にキャリアチェンジを実現しました。

先輩から引き継いだ仕事は財形貯蓄などの福利厚生制度に関する業務や給与関連業務だったのですが、給与に関わる業務が初めてで、制度もシステムについても知らず、ゼロからのスタートでした。卓越した先輩のノウハウを私自身が引き継ぐために、毎月の業務をスケジュール兼チェック表という形にして、どのタイミングで何をすべきか、一つひとつの業務をチェックすることを毎月積み重ねていきました。また、給与に関わる業務なので、個人情報を取り扱うことにも不安はありましたが、先輩から「Kさんならできるよ」と励ましの言葉を何度もかけてもらうことで、自分は個人情報の取扱いも任せてもらえるように成長できたんだ、と自信を持てるようになりました。

こうした積み重ねによって、福利厚生制度や給与関連などの業務全体における自分が果たす役割がわかってきて、さらに労務の知識を深めて仕事に生かしたくなり、現在では、3級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格取得に向けて、積極的に自己啓発を行うようになりました。

また、キャリアチェンジ後に、2023年9月に育休を1か月取得しました。妻の負担を軽くしたいという気持ちがあり、妊娠初期に上司へ育休取得の相談をし、職場の皆さんには安定期に入ってから育休取得の報告をしました。育休取得にあたり皆さんから温かいお言葉をいただき気持ち良く取得させていただきました。初めての育児や家事との両立でドタバタの1か月間でしたが、その中でも、妻と一緒にこどもの成長を日々感じることができましたし、ワンオペではなく、ふたりで育児をすることで、妻の不安や負担も減らせたと思います。
今後の目標としては、グループ内の他の業務に積極的に挑戦して、自分の役割を増やしたいです。そのためにも資格を取得するなど、自分の知識と経験を増やして実現できるようにがんばりたいと考えています。

笑顔のKさんの写真

Case2

キャリアチェンジCase2:【自ら考え、行動する キャリアチェンジで 意識も変わった】Aさん 2023年4月キャリアチェンジ 茨城サービスセンタ 計測器サービスグループ所属

キャリアチェンジに挑戦するきっかけは、職場の先輩が「日工専教育」*を受けられたあと、研修員論文に取り組んで総合職にキャリアチェンジして活躍されている姿にあこがれたからです。2019年に同じ研修カリキュラムを受けて、2022年度に研修員論文に取り組みました。

* 日立製作所・グループ会社の高校等卒の選抜社員を対象とした、11か月にわたる全日制のトップアップ研修

研修員論文のテーマは、外部に委託していた計測器の校正作業を社内の校正業務に取り込むことです。外部校正の対象となる計測器は返却されるまで1か月かかっていたところを、社内に取り込むことで1週間に短縮する効果が見込まれます。

社内にある校正機器で校正ができる計測器を選定し、外部の委託先との交渉を根気強く重ねていくこと自体もたいへんでしたが、これらの取り組み自体が自分にとって初めての体験でしたし、なおかつ通常業務と並行して行わなければならないことにとても苦労しました。業務の合間に時間を見つけながら取り組んでいたので、なかなか先に進まない時期もあり、不安もありました。しかし、この取り組みを形にしてから研修員論文を発表したいというこだわりがありました。上司や職場のみなさんが協力してくださり、自分の業務の負担を軽くしてもらって時間を確保できたり、執筆指導者の先輩もかなり時間を割いて指導してくださって、実現することができました。

この取り組みの中で、仕事に対する意識も変わりました。今までは指示通りに仕事していたのが、視野を広げて自ら考えて行動するという考えに変わり、キャリアチェンジ後はそのような機会も増えました。

現在は、先輩から外部に委託している校正の管理業務を引き継いでおり、委託先との日程調整などの折衝も含めて全般の管理を行いますので、その難易度にプレッシャーを感じていますが、自分の可能性を信じてがんばりたいと思います。

笑顔のAさんの写真

Case3

社員インタビューCareer3:【現場とお客様と自分 それぞれの思いを カタチにする挑戦】Nさん 2019年4月キャリアチェンジ 茨城サービスセンタ 設計サポートグループ所属

私は元々契約社員として入社したのですが、日頃から改善の余地などに着目する視点で業務にあたっており、会社やシステムを取り巻く環境が変化していくなかで、改善のアイデアをあたためていました。そのアイデアを上司と共有し、上司と将来のビジョンに相違がないことを確認できたので、キャリアチェンジに挑戦することこそ変革のチャンスととらえました。
具体的には、日立ハイテク那珂地区の製品開発、製作におけるリードタイムの短縮に寄与することを目的に、図面入庫業務の合理化施策として、図面入庫作業工程の基幹システム再構築と図面入庫処理工程の可視化に取り組みました。特に後者の可視化については、お客様から図面の進捗について一日に何件も問い合わせがあったのですが、その進捗状況を可視化すれば、お客様はいつでも進捗が確認できて次の作業工程のめどがつけられ、我々も問い合わせに回答する工数を減らすことができます。

取り組みの中でこだわったのは、誰かひとりが満足するものではなく、実際に作業に携わる職場のみなさんが満足するものにしたかったという点です。職場一人ひとりの意見を聞き、「ムリ」「ムダ」「ムラ」を取り除き、誰が実施しても同じような結果が得られるように工夫しました。テスト版のデモンストレーションを行い、みなさんから不足している部分や細部の確認に協力してもらい、フィードバックを重ねていきました。自分一人の考えには限界がありますが、職場のみなさんの声なき声、その思いを積み上げることで、より良いものができるはずと信じて取り組んだ結果、リードタイムの短縮はもちろん、職場のみなさんからも「ラクになった」「ムダがなくなった」と言ってもらえ、一体感をもったチームワークを発揮できるようになりました。

現在は、新たな業務の立ち上げに参画しており、キャリアチェンジで得た経験を生かして、職場のみなさんとコラボレーションして、お互いにチャレンジしながら最終的には日立ハイテクに貢献できることを目標に掲げて業務に取り組んでいます。

笑顔のNさんの写真

Case4

社員インタビューCareer4:【磨く、支える力 挑む、自分のキャリア】Tさん 2023年4月キャリアチェンジ ビジネスサービスセンタ ビジネスサービス1グループ所属

上司から上の職群をめざさないかと薦められたことがきっかけで、キャリアチェンジに挑戦しました。しかし、当初は、今とは違う難しい仕事に変えられてしまうのではないかと不安がありました。上司からは、今の仕事を一人前として役割を果たしていくイメージだと助言していただき、1週間ほど考えてみてから、挑戦しようと思いました。

キャリアチェンジにおいては、私が担当している、日立ハイテクグループの総務業務支援としての社内設備の保守管理や利用に関する手続きやサポート業務の中から、社員のみなさんが利用するオフィスバッグの刷新、日立ハイテクグループ虎ノ門オフィスの会議室のAVシステムのマニュアル整備、そしてテナントビルとの申請手続きの改善という、3つのテーマに取り組みました。これらの取り組みでは、親会社への提案や社外との折衝もありましたし、マニュアルは同じチームの皆さんと一緒に問い合わせのケースを洗い出したりして、自ら考え、周囲と協力して実行していく力をつけることに注力しました。上司から惜しみなく支援していただき、チームメンバーからも全面的に協力してもらって実現できました。

キャリアチェンジをした今では、業務の管理を自分自身で行えるようになり、疑問点なども先輩や関係者に確認して、自分で解決していくことが増えました。周囲とコミュニケーションをはかりながら業務を進めていくことは、最初はとても緊張しましたが、今では仕事を確実に進めるために、誰に何を聞くべきかを事前に整理することを心がけています。自分自身がさらに上をめざしてがんばるためにも、さらに難しい仕事やアビリンピック*へもう一度チャレンジをするなど、前進をしていきたいと思います。

総務業務支援の仕事は、"縁の下の力持ち"のようなものだと私は考えています。みなさんの目には見えないところで日立ハイテクグループを支えていけるように、これからもがんばりたいと思います。

笑顔のTさんの写真

* 全国障害者技能競技大会の愛称。障がいのある方々が日頃培った技能を競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障がいのある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催。