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日立ハイテク
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ごあいさつ

飯泉 孝

なくてはならない企業をめざして「見る・測る・分析する」力でさまざまな社会課題解決に貢献します

 日立ハイテクグループは、2001年、エレクトロニクス専門商社である日製産業と日立製作所計測器グループ、同半導体製造装置グループが統合し、商社とメーカーの両機能を有するユニークな企業として誕生しました。以来、人と社会を支えるさまざまな分野で、グローバルな事業を展開しています。

 2024年には、日立製作所のヘルスケア事業本部を統合しました。世界トップクラスの生化学・免疫自動分析装置などの医用製品やライフサイエンス製品を提供する「診断」に加え、放射線治療システムなどの医療製品を提供する「治療」にも事業領域を拡大し、ヘルスケア分野全体で人々のQoL向上に貢献していきます。半導体分野では、世界トップシェアの測長SEM*をはじめとした半導体製造プロセスにおける製品を提供し、デジタル技術の進化を支えていきます。そのほかにも、科学と産業の発展を支える専用計測・検査ソリューションの提供や、人々の暮らしや社会を支えるお客様の課題にフォーカスしたソリューションの提供など、「見る・測る・分析する(計測・分析・解析)」というコア技術で社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 気候変動の深刻化、地政学的リスクなど、不安定な社会情勢が続く中、私たちはあらゆる変化へ柔軟に対応できるよう、経営基盤の強化と事業を通した社会課題への対応力の強化を図っています。また、どんな世の中になろうと、私たちの強みである「見る・測る・分析する」というコア技術は、さまざまな社会課題を解決できる可能性を秘めています。私たちの強みをさらに発揮できるよう、変化を恐れず、自ら進化し続けることで、より大きな価値を提供し、社会の発展に寄与していきたいと考えています。

 日立ハイテクグループは、企業ビジョン・ミッションに掲げている通り、難しいことを簡単に、複雑なことを単純に、お客様の業務プロセスをシンプルに変えていくことで、社会の変化に柔軟に対応し、お客様と協創関係を築いて、ともに発展していくことをめざしています。

 社会の役に立ち、社会から必要とされることこそが、私たちの存在意義です。どんな世の中になろうと「日立ハイテクがないと困る」と言われる企業でいられるよう、これからもさまざまな社会課題解決に貢献していきます。

* SEM(Scanning Electron Microscope)‥走査電子顕微鏡

株式会社日立ハイテク
代表取締役 取締役社長

飯泉 孝