TNFD提言に基づく情報開示:指標と目標
日立グループでは「環境ビジョン」と環境長期目標「日立環境イノベーション2050」の実現に向けて、指標と目標を3年ごとに定める「環境行動計画」によって管理しています。気候変動関連・自然関連のリスクおよび機会についての測定・管理に用いる指標やゴールとなる目標も、この「環境行動計画」で3年ごとに更新しています。 「日立環境イノベーション2050」で製品・サービスによる貢献、自然共生をめざすために設定された目標は以下の通りです。
WEBサイトの開示情報はダイジェストとなっています。詳細はTNFDレポート(PDF形式、2.07MB)をご参照ください。
| 行動目標 | 推進活動 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 2027年度目標 | 対象拠点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業所における温室効果ガス排出量の削減 | 温室効果ガス排出総量の削減 | 排出量 21,700t-CO2以下 |
排出量 17,308t-CO2以下 |
排出量 0t-CO2 |
全拠点 |
| 温室効果ガス排出削減率の向上(2019年度比) | 61%以上 | 69%以上 | 100% | ||
| 省エネ、再エネ設備導入による温室効果ガス排出量の削減(2019年度比) | 9%以上 | 10%以上 | 12%以上 | 国内外製造拠点 | |
| Scope1クレジット購入量の削減 | 2030年度までに購入割合を全体の17%以下 | 全拠点 | |||
| バリューチェーンにおける温室効果ガス排出量の削減 | 輸送エネルギー利用状況の確認 | 輸送エネルギーに基づくCO2排出量の把握 | 国内外製造拠点 | ||
| 調達パートナーにおける排出削減計画の策定 | 40社以上 | 55社以上 | 80社以上 | 調達部門 | |
| 製品・サービスにおける温室効果ガス排出量の削減 | 製品による温室効果ガス排出削減原単位の改善 (基準年度:2022年度) |
27.5%以上 | 41.6%以上 | 65.6%以上 | 国内外製造拠点 |
| 製品開発時の環境配慮設計による温室効果ガス排出量削減 | 削減貢献量 49,581t-CO2以上 |
削減貢献量 63,996t-CO2以上 |
削減貢献量 73,655t-CO2以上 |
各事業統括本部 | |
| 行動目標 | 推進活動 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 2027年度目標 | 対象拠点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 製品・サービスにおけるエコデザインの推進 | 新規開発製品の環境配慮設計アセスメントおよびLCA適用(欧州向け出荷全製品に対するLCA実施) | 100% | 100% | 100% | 国内外製造拠点 |
| 対象とした製品における再資源化可能な材料使用率の向上 | 95% | 95% | 100% | 対象製品2機種 (CG6300,7300) |
|
| 対象とした製品における環境配慮材料(再生プラ等)の使用率向上(重量比) | 20% | 20% | 30% | ||
| 事業所における資源利用効率の改善 | 廃棄物埋立率の低減 | 2%以下 | 1.9%以下 | 1.9%以下 | 全拠点 (海外非製造除く) |
| プラスチック廃棄物の有効利用率の向上 | 91%以上 | 92%以上 | 93%以上 |
| 行動目標 | 推進活動 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 2027年度目標 | 対象拠点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 生物多様性保全活動の推進 | 水使用量原単位の改善 (2019年度比) |
13.6%以上 | 13.8%以上 | 14.9%以上 | 全拠点 (海外非製造除く) |
| 水の消費・排水状況の確認 | 水の消費量・排水量の把握 | ||||
| 水ストレス地域に立地する製造事業所の水使用量削減(前年度比) | 実態の詳細調査 | 削減計画の策定 | 2.9% | Hitachi High-Tech Analytical Science GmbH Hitachi High-Tech America, Inc. Chatsworth, CA 日立分析儀器(上海)有限公司 日立儀器(大連)有限公司 日立儀器(蘇州)有限公司 |
|
| 生態系保全活動項目の推進 | 実施件数の把握 | 全拠点 | |||
| 化学物質リスクの低減 | 化学物質の使用・大気排出状況の確認 | 化学物質使用量・大気排出量の把握 | |||
| 行動目標 | 推進活動 | 2025年度目標 (単位:百万円) |
2026年度目標 (単位:百万円) |
2027年度目標 (単位:百万円) |
対象拠点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 製品・サービスのGX*売上拡大 | GXに貢献する製品・サービスやソリューションの年間売上拡大 | 104,404以上 | 113,085以上 | 136,212以上 | 各事業統括本部 |
* GX(グリーントランスフォーメーション):さまざまな環境問題を解決しながら経済成長するために、環境にやさしい技術やデジタル技術を活用して、社会や産業を持続可能なかたちに変革していく取り組み。
実績は以下よりご参照ください。
