地域貢献
社会背景
企業活動は、社会が健全であり、かつ持続的な発展があってこそ成り立ちます。そのため、企業は社会の一員としてより良い社会を築き、支えることへの貢献が求められています。さらに、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の普及によりコミュニケーション方法が多様化する中、地域や社会とのコミュニケーションの重要性も増しています。
地域貢献活動の狙い
当社グループは、企業市民として地域に必要とされる存在でありたいという考えのもと、事業活動を通じて地域社会へ貢献するとともに、リソースを活かしてその地域が抱える課題の解決や発展に貢献することで良好な関係構築に努めていきます。地域コミュニティをはじめとしたステークホルダーとの継続的なコミュニケーションは、企業活動への正しい理解や認知度向上、ブランドの醸成につながり、顧客や学生、従業員を長期にわたり惹きつける重要な資産となります。
取り組み
1. 「Cougars(クーガーズ)」による地域交流
女子バスケットボールチーム「Cougars(クーガーズ)」は、チーム活動の拠点である茨城県ひたちなか市を中心に近隣保育園生や小中学生を対象としたバスケットボールクリニックを行っています。この活動は日本全国でも実施しており、地域の方々と交流する活動に積極的に参加するとともに、地域のスポーツ振興に貢献しています。
また毎年、障がい者支援の一環として社会福祉法人自立奉仕会の茨城福祉工場を訪問し、交流会を開催しています。2021年度はひたちなか市と「ホームタウンパートナー協定」を締結しました。スポーツを通じた地域振興をはじめ、競技の普及促進や地域市民の健康増進に貢献していきます。
2. NPOと連携した取り組み
当社では東京都港区に本社を置く6つの企業とNPO法人みなと障がい者福祉事業団で構成するチャリティ古本市実行委員会の一員として、東京都港区の生涯学習センターにおいて、毎年チャリティイベント「本でつながるみなとの絆~チャリティ古本市」を開催しています(2020、2021年度は新型コロナウイルスの影響により中止)。会場では各企業の社員が持ち寄った書籍を販売し、売上金を福祉事業団に寄付しました。寄付金は港区内の障がい者自立支援事業に役立てられます。
3. 勝田全国マラソン大会に協力
毎年1月に開催される「勝田全国マラソン大会」では、当社から多くの従業員が交通整理や記録係として大会運営ボランティアに協力しています。
同大会は、全国各地から1万人以上のランナーが集まる市民マラソン大会であり、2019年の第68回大会は2万5,000人を超える盛大な大会となりました(2020年度は第69回勝田全国オンラインマラソンとして開催。2021年度の第70回大会は新型コロナウイルスの影響のため開催を1年延期)。今後も大会の円滑な運営・進行のために協力を継続していきます。
4. 日立ハイテクアメリカ会社の活動
日立ハイテクアメリカ会社ではCAC(Community Action Committee)を立上げ、各事業所における地域への社会貢献活動を積極的に推進しています。2021年度は5事業所を取りまとめたフードバンクへの寄付をはじめ、各事業所において恵まれない家庭やホームレスへの物品寄付の他、さまざまな社会貢献団体を支援する募金などを実施しました。
5. 災害支援活動
当社グループ各拠点での災害発生の際は、コミュニティ支援を目的として義援金の供出等の支援を行っています。
【災害義援金ニュースリリース】