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【WEB開催】第22回Bio電顕セミナー

例年ご好評いただいておりますBio電顕セミナーをWEB開催いたします。
以下3件の基調講演を含む、電子顕微鏡のバイオ分野向け最新アプリケーション・技術を中心にご紹介いたします。
皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

【基調講演】
・「FIB-SEMと卓上SEMによる切片観察から3D解析:植物組織・細胞での活用事例」
名古屋大学 農学部・大学院生命農学研究科 植物生理形態学研究室 大井 崇生 先生
・「連続切片自動撮像機能を利用した神経伝達物質受容体の発現解析」
北海道大学 大学院医学研究院 解剖学分野 解剖発生学教室 山崎 美和子 先生
・「感染症創薬研究における顕微鏡解析について」
国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター 渡士 幸一 様

開催概要

日時

2023年3月8日(水)
13:30~16:35

会場

WEBセミナー形式となります。
開催日前日に、視聴用のURLをご案内いたします。

* 本セミナーでは、Cisco Webexを使用いたします。ブラウザでのご視聴の場合、Google Chrome、Microsoft EdgeまたはFirefoxでの閲覧を推奨しております。Internet Explorerでは動画がご覧いただけませんのでご注意ください。

*ブラウザのバージョンは、いずれも最新版をご利用ください。

参加費

無料

定員

300名

* 原則として、先着順とさせていただきます。

お申込み

受付は終了いたしました。
多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。

プログラム

時刻(時間) 講演内容
13:30~13:40(10分) 開会のご挨拶・操作説明
13:40~14:20(40分) 【基調講演】
FIB-SEMと卓上SEMによる切片観察から3D解析:植物組織・細胞での活用事例
名古屋大学 農学部・大学院生命農学研究科 植物生理形態学研究室 大井 崇生 先生

高精度な自動連続切削が可能な集束イオンビーム加工装置と高分解能の撮影が可能な走査型電顕の複合装置であるFIB-SEMと、ミクロトームによる手動の連続切片作製を要するものの小型で操作も容易な卓上SEMという対極にある装置を利用して三次元再構築した2つの解析事例について、植物組織・細胞ならではの諸課題を踏まえながら紹介し、電顕による3D解析の意義や導入時に検討すべきポイントを共有します。
14:20~15:00(40分) 【基調講演】
連続切片自動撮像機能を利用した神経伝達物質受容体の発現解析
北海道大学 大学院医学研究院 解剖学分野 解剖発生学教室 山崎 美和子 先生

神経機能研究において、回路内の受容体配置は重要な情報である。特に微細構造や入力線維との位置関係を明らかにするためには、シナプスレベルでの解像度と3D再構築が必要となる。FIB/SEMやSBF/SEMは大きなボリュームの再構築に適するが、受容体の局在情報は得られない。この点を克服するためには、免疫染色が可能なArray tomography(連続切片SEM法)が有効である。本講演では特に広範囲の解析における連続切片自動撮像機能の有効性について紹介したい。
15:00~15:20(20分) 新型FE-SEM SU8600/SU8700のバイオ分野における自動化技術のご紹介
株式会社 日立ハイテク

FE-SEMは、半導体、材料、バイオを含む幅広い分野で微細構造の観察や計測・分析に活用されており、近年では大量データ取得における時間や人手の負荷低減が求められています。今回は、新型FE-SEM SU8600/SU8700に搭載可能な高精細画像取得機能や大量データ取得を支援する自動撮影技術のご紹介と、バイオ分野における応用例をご紹介します。
超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡 SU8600
超高分解能ショットキー走査電子顕微鏡 SU8700
15:20~15:30(10分) 休憩
15:30~16:10(40分) 【基調講演】
感染症創薬研究における顕微鏡解析について
国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター 渡士 幸一 様

今世紀になり新興再興ウイルスのアウトブレイクと世界的流行のリスクが増大し、それに伴って「まだ見ぬウイルス」に対する創薬開発が重要視されてきています。いまだ流行していないウイルスに効果のある治療薬をどのように開発するのか、一見突拍子もないように聞こえますが、私たちはこの課題解決に向かって研究をおこなっています。今回はそのアプローチの一つをご紹介し、その中で活躍する顕微鏡解析に関してお話いたします。
16:10~16:30(20分) 120 kV透過電子顕微鏡HT7800の最新観察事例のご紹介
株式会社 日立ハイテク

透過電子顕微鏡HT7800シリーズは、バイオメディカル分野をはじめ、ソフトマテリアルなど幅広い分野で活用されています。今回はHT7800のユニークなレンズ設計によって実現した低倍率・広視野観察、高コントラスト・高解像度観察の適用事例、観察フローのご紹介やHT7800の自動粒子検索システムを用いたウイルスの自動撮影例をご紹介します。
透過電子顕微鏡 HT7800シリーズ
16:30~16:35 (5分) 閉会のご挨拶・ご案内

*プログラムは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ご参加にあたっての注意事項

本ウェビナーは、Google Chromeを使用したブラウザからの参加、もしくはWebexのアプリにてご視聴いただけます。
Internet Explorerでは動画がご覧いただけませんのでご注意ください。
Chrome(ブラウザ)で参加される方は音声の設定が必要です。設定方法はこちら

*恐れ入りますが、Zoom、Teams等には対応しておりません。

お問い合せ

株式会社 日立ハイテク
コアテクノロジー&ソリューション事業統括本部 事業戦略部
担当 木村/伊藤

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