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日立ハイテク
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マテリアルズ・インフォマティクス関連サービス導入事例

株式会社クラレ様

【現場編】DX構想策定~データ収集~データ利活用をハイスピードで実施

株式会社クラレは、データに課題を感じ解決すべく、DXの構想策定を実施。現状把握と理想の未来像の認識を合わせたあとに、データの一元管理を行い、データ利活用に向けた取り組みをスピーディに実行中。

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▼この事例に関するソリューション・商品

DX支援
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現場課題

山形氏
山形氏

現場では過去のデータを参照したい場面が多くあり、報告書を元にデータを探すこともあります。しかしデータ管理ルールがないため、まとめ方や粒度が作成者によって異なり、データが見つかっても、その後の処理に困ることがしばしばありました。
また、そもそもデータが見つからないことも。昔の担当者が使用していたフォルダを漁ってみても、欲しいデータを見つけられないというのは、本当によくあります。


中谷氏
中谷氏

データが見つからないのは本当に困ります。ずっとデータを探し続けるわけにもいかないので、時間を決めて探すのですが、時間内に見つからなかったら諦めていました。

課題解決に向けた日立ハイテクからの提案

構想策定による ”As-Is” “To-Be” の見える化

当初「やりたい」は頭の中にあったんですが、これでいいのかは自信がない状態でした。違う視点でのアドバイスや提案が欲しいと思っている中、まずはDXの構想策定からご提案いただきました。ワークショップを行い現状の課題整理(As-Is)とありたい姿(To-Be)を策定し、どのようにするとありたい姿に近づけるのか、という協議を重ねた結果、当初描いていたイメージに落ち着いたので安心して進めることができました。(中井氏)

株式会社クラレ ポバールフィルム研究開発部 中井 氏
株式会社クラレ
ポバールフィルム研究開発部
中井 氏
中谷氏
中谷氏

きれいに課題整理ができたので「このままいったら、うまくいくのではないか」という期待感がありました。

実験データ収集サービス導入時の細かい項目設定は自分たちで実行

山形氏
山形氏

我々の作業工程が複雑なんですが、実験データ収集サービスの画面を作成していくなかで理解いただくことができました。


日立ハイテク藤田
日立ハイテク
藤田

実際にお話をお聞きして複雑な工程を、日立ハイテクが請け負って全部作ると、コミュニケーションを頻回にする必要がありました。それだとスピード感が失われると思ったので、項目の設定方法をお伝えして項目を作ってもらいました。

―項目設定を自分たちで実行するのは大変でしたか?

中谷氏
中谷氏

思っていたより大変ではなかったです。実験データ収集サービスは操作も簡単だし使いやすかったです。


山形氏
山形氏

操作説明をとても丁寧にしていただいたので、画面の作成は簡単にできました。実際の運用を考えたときに、現場の作業員にわかりやすい作業指示書になるよう意識して作成しており、こちらのほうが大変でした。

導入効果

現状課題の認識を合わせ、共通の未来像を描けた

山形氏
山形氏

ワークショップで集まってチームみんなで課題を出していったときに、どんどん課題が出てきました。自分にとって新たな気付きや、共感できる課題が多くありメンバーと認識を合わせることができました。


中谷氏
中谷氏

ワークショップでは「どうあると理想なのか」を具体的にイメージできたので、実際にデータを集めるにあたり「あるべき姿」を想定しながら行えました。それがあったので実験データ収集サービスの画面を自分たちで作るときに、スムーズでやりやすかったです。

製品化までの工程ごとにバラバラだったデータを一括で確認

中井氏
中井氏

ワークショップを行い現状の課題を抽出した際に、改めて作業工程の「工程1」「工程2」「工程3」のデータが繋がらないといけないな、と感じました。
これまでは工程ごとに担当チームが分かれていたため、最終工程で不具合が出た場合は、前工程チームのメンバーにデータを依頼して貰わなければなりませんでした。
今は、全工程のデータを一元で確認できるようになって「既にデータが入っている」状態になっています。わざわざ別チームの手間をとらせることもなく「見ればいい」のはすごくやりやすいです。
また現場作業指示をひとつのシステムで完結できるのが使いやすいですね。

スピード感をもったDX構想策定~データ収集~利活用へのステップアップ

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中井氏
中井氏

実はコンタクトをした翌月にはワークショップを行い、DXの構想策定を行いました。毎月の打ち合わせを重ねて課題を整理し、理想像を定めるのに3ヶ月。その翌月には実験データ収集サービスのPoCを実施して自分たちがやりたいことができるかの検証を行い、いけそうだと踏んだので予算化し、導入を進めました。ファーストコンタクトから1年後にはMIを使ったデータ利活用にステップアップしました。

―実際にこのスピードで推進して懸念はありましたか

濱田氏
濱田氏

コアメンバーで推進したため、現場作業員の感触や意見を聞かないといけないと感じています。実験データ収集サービスは使いやすいので、慣れればすぐみんなが使えると思いますが、これまでのやり方と異なるため作業員の拒否反応があるかもしれないと考えています。

―業務と並行しながらのワークショップの実施・実験データ収集サービスの導入は、負担がありましたか

山形氏
山形氏

ワークショップは特に宿題があるわけでもなく、その時間になったら集まって2時間集中して進めたので負荷は感じなかったです。


中谷氏
中谷氏

ワークショップから次回打合せまでの期間が短かったので、記憶が新しいままどんどん進められたのはスピード感があって良かったです。実験データ収集サービスでは実際に自分たちで項目を設定するのも難しくなく、使いやすいシステムだったので特に問題なく進められています。

日立ハイテクを選んだ決め手

決め手①:事業部の「やりたいこと」にフィットする拡張性の良さ

中井氏
中井氏

実はクラレの別の部署でも、実験データ収集サービスと似たツールを導入しており、開発の内容によって必要な機能が違うことがわかりました。新規な実験を頻繁に行う部署もありますが、我々は決められた手順で条件を少し変えた実験を繰り返す傾向があります。
そのため我々に最適なシステムを新たに探すことになりました。日立ハイテクの実験データ収集サービスは、効率化を行いたい我々にフィットしていました。また、作業指示書を同じツールで作成し印刷して現場で使えるので、こういった拡張性の高さは求めていた理想像でした。

決め手②:日立なら技術・コスト・実績に間違いない

中井氏
中井氏

当初、導入検討段階で他チームから「日立さんなら技術・コスト・実績の面でバランスが取れており、安心して任せられる」と推薦がありました。


濱田氏
濱田氏

実際、細かい仕様に対してご対応いただいた内容考えると、開発費用は想像以上に納得感がありました。

今後の展望

新人へのナレッジ共有をスムーズに

濱田氏
濱田氏

新人の加入やテーマが変わるタイミングで、「過去にどんなことをやってきたのか」を的確にレビューできる体制が必要でした。共通化・一元化されたアプリケーション上で、粒度の揃ったデータを効率的に検索できるのは大きなメリットです。過去のデータを解析することで、実験の効率化を図れる可能性が高いので期待しています。


山形氏
山形氏

過去の報告書や資料を見ていく中で、実験条件がわからないことが課題でした。しかし実験データ収集サービスでは、後から見てもわかる構成にしたので、過去のデータを検索したときに誰もが詳細を把握できるのがとても便利になります。

データ利活用でMIを使った新たな探索

中谷氏
中谷氏

早くMIを活用して、今まで気付かなかったような新たなプロセス条件を探索して、良い結果につなげたいと期待しています。顧客の要求性能に応えるための、効率的な探索をスピーディに実施していきたいです。


濱田氏
濱田氏

属人化しがちなデータ解析については、MIを誰でも活用できるような環境を整えることで、信頼性の高い結果を導き出し、ムリ・ムダを排除して実験の効率化を図ります。

株式会社クラレ

株式会社クラレは、日本を拠点とする化学メーカーで、主に樹脂、フィルム、化学品、活性炭、繊維などの製造・販売を行っています。1926年に設立され、長い歴史を持つ企業です。
高機能樹脂で知られており、これらの製品は包装材料や自動車部品、電子機器など、さまざまな分野で使用されています。また、環境に配慮した製品開発にも力を入れており、持続可能な社会の実現に貢献しています。さらに、クラレはグローバルに展開しており、世界中に生産拠点や販売拠点を持っています。これにより、地域ごとのニーズに対応し、顧客に高品質な製品とサービスを提供しています。
クラレグループは使命である「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」に基づいて、革新的な技術と製品を通じて社会に貢献しています。

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