2016年の出展から始まり、今年で9回目となる電子顕微鏡観察会を東北大学サイエンスキャンパスにて開催しました。

今回も、東北大学のサテライト会場、オンライン参加者、日立ハイテク本社に設置した卓上顕微鏡の3カ所をリモートで繋いだハイブリッド形式で実施。10名の児童・生徒が事前に送付してくれた電子顕微鏡で観察したい試料を保護者の見守る中、リモートで観察していただきました。
東北地区の震災復興をテーマに、「モノづくりや、実際に手を動かし考えることを体験する」という本イベントの趣旨に則り、今回もさまざまな試料を観察してもらいました。
参加した児童・生徒からは「肉眼で見たり、触ってみても全然違いがわからなかったけど、電子顕微鏡で観察したら、まったく違って見えたので驚きました」という感想をいただき、保護者からは「実際に分析機器を輸送せず、東京と離れていても画面共有で臨場感があり、とても良かったです。」という感想をいただきました。

日立ハイテクは今後も、東北地域におけるモノづくり復興に向けて、未来を担う子供たちに科学技術を体験する機会を提供してまいります。

電子顕微鏡観察会を終えて記念撮影。東北大学のサテライト会場に参加した皆さん

東北大学サテライト会場の様子

サテライト会場から日立ハイテク本社の電子顕微鏡をリモート操作