8月6日(水)、地域の教育支援に積極的に取り組むふじみ野市立図書館と協働し、「構造色」をテーマにした対面イベンを開催しました。色素を持たないのに、きらきらと輝いて見える不思議な現象について、座学と卓上型電子顕微鏡の観察を通じて一緒に学ぶ時間を過ごしました。

当日は、小中学生40名と保護者18名が参加。イベントでは、卓上型電子顕微鏡で見えるミクロの世界や構造色の仕組みについて解説しました。さらに理解を深めるため、CD・DVD、貝殻の真珠層などに加え、図書館が用意した貴重なモルフォ蝶の標本を使い、電子顕微鏡で興味深く観察しました。
観察会終了後には、装置に近づいて内部の小さなサンプルを確認するなど、参加者は体験を存分に楽しみました。アンケートでは、「日常では見えないミクロの世界を見られてワクワクした」「生き物や物が虹色に光る仕組みがわかった」など、多くの好評の声をいただきました。

日立ハイテクは今後も、さまざまな形でステークホルダーとのコラボレーションを通じ、理科教育支援に取り組んでまいります。

構造色をもつ「モルフォ蝶」の実物を皆さんにお見せしています

卓上型電子顕微鏡の中身に興味津々！