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日立ハイテク
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環境課題から探す
脱炭素
CO2排出量を減らす
第一歩は見える化から

脱炭素社会とは、地球温暖化・気候変動の原因となる温室効果ガスのうち、最も排出量の多い二酸化炭素(CO2)について、実質的な排出量ゼロを達成している社会を指します。その実現のためには、CO2排出量を最大限抑制するとともに、どうしても排出を避けられないCO2を吸収、または回収・貯留することで、CO2排出量実質ゼロをめざす取り組みが求められます。

日立ハイテクは、「見る・測る・分析する」という強みを生かし、環境課題を解決・改善する技術の開発で、お客さまの脱炭素化を支援します。

脱炭素化をすすめる世界の潮流
  • 再生可能エネルギーの普及・拡大
    太陽光、風力、地熱、水力など環境負荷の少ない自然界のエネルギーの活用
  • 電動車(EV)への転換
    化石燃料から再生可能エネルギー電力に「燃料」をシフト
  • カーボンプライシングの実施
    炭素税や企業間で「排出量」を売買する排出量取引制度(ETS)など
  • 水素エネルギーの普及
    高効率でクリーンな次世代燃料。気体、液体、固体さまざまな状態で貯蔵・輸送が可能
  • CCUS技術の実用化
    分離・回収したCO2を地中深く貯留する技術と、資源として捉え有効利用する技術
日立ハイテクの
脱炭素ソリューション
半導体製造向けソリューション
高効率な半導体生産を実現する「データプラットフォーム」の活用で、
持続可能な半導体生産、環境負荷低減、セキュアなネットワーク構築を推進
お客さまへの提供価値
  • 半導体開発期間および試作・量産期間の短縮
  • 半導体製造におけるエネルギー消費量・CO2排出量の削減
  • 蓄積された運用ノウハウを提供(半導体の安定供給に貢献)
実績
  • 当社のプロダクト群であるエッチング装置、測長SEM、光学検査装置、解析装置のデータをシームレスに統合・紐付けし、「データプラットフォーム」の運用を開始。
  • さらにお客さまと協創拠点での検証結果・改善を進め、開発から量産までシームレスな生産性向上ソリューションへの取り組みを推進中。
リチウムイオン電池の循環型バリューチェーン構築
日立ハイテクは、LIB製造からEV 導入・運用、EVに使われた使用済みLIBのリユース・リサイクルまで、
LiB-LCM(リチウムイオン電池ライフサイクルマネジメント)事業を展開
お客さまへの提供価値
  • ライフサイクル全体でのCO2排出量削減
  • 資源リサイクルの促進
  • リチウムイオン電池の性能や生産性向上
実績
  • EV車両や充電設備の導入費用に加え、運用時の電気料金やメンテナンス費用などを含むトータルの費用対効果を可視化。
  • お客さまが必要なメンテナンスや残存価値を判断しやすくするため、バッテリー状態のデータをリアルタイムに提供。また、同技術を用いてリユース・リサイクルの課題を克服し、EV用バッテリーがスムーズに二次利用に移行できる環境の構築を推進中。
  • 日立ハイテクグループの分析・解析装置を活用し、リサイクル材の元素や成分、溶液を分析することで、リサイクルの効率化をサポート。
  • リチウムイオン電池製造におけるさまざまなデータを活用し、製造のオートメーションやデジタル化をサポートできるソリューションを提供。
次世代グリーンデータセンターの構築
膨大なエネルギーを消費するデータセンターのグリーン化を促進
APN(All Photonics Network)の利用拡大による通信技術の発展と通信における消費電力の削減
お客さまへの提供価値
  • データセンターにおける消費電力の削減
  • CO2排出量削減
実績
  • 急増するデータ通信を支える大規模データセンターでは大量の電力を消費するため環境改善が急務。
  • 光電融合技術を用いて作られる光集積回路(PIC)は従来より高速かつ低消費電力の通信を実現。CO2排出量削減に貢献。
  • 試験開発から初期量産まで、光集積回路開発に向けたエンジニアリングサービスを提供できる体制を構築。
本ソリューションに関心がおありの企業さまはお気軽にお問い合わせください。
材料開発ソリューション
電子デバイスなどに用いられる金属薄膜材料の開発効率化を実証
材料開発においては、機能性だけでなく、脱炭素課題の解決にも貢献
お客さまへの提供価値
  • CO2排出量削減
  • 環境負荷の低減
  • 持続可能な素材開発の促進
実績
  • ガラス基板と白金膜の接着強度に優れた金属元素の選定に「Chemicals Informatics(ケミカルズ・インフォマティクス)」を、クロムチタン比率、酸素・窒素含有量、製造温度の最適化に「マテリアルズ・インフォマティクス」を活用。
  • 材料開発の工程数では9割以上の削減、実験回数では8割の削減を達成。
  • 材料選定から最適条件探索までの一連の開発工程で発生するCO2の排出量を、従来の1.77tから0.35tへと1.42tの削減を実現。
日立ハイテクの
脱炭素への取り組み
日立ハイテクの
気候変動対策への取り組み
エネルギー起因および非エネルギー起因のCO2排出量の計画的な削減活動を推進
  • 再生可能エネルギーの活用
  • 環境設備投資の促進
  • 製品プロセスの改善および環境配慮設計の促進など