高速アミノ酸分析計 アプリケーション
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日立ハイテクが長年蓄積したアミノ酸分析計に関する測定手法、測定例の一部をご紹介いたします。
以下のリストのデータをはじめとした、さまざまなアプリケーションデータは、弊社会員制情報検索サイト「S.I.navi(エスアイナビ)」でご提供しています。
| Data No. | タイトル |
|---|---|
| AS/AAA-019 | |
| 高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いた、たん白質加水分解物分析法によるアミノ酸標準試料の測定例です。たん白質を構成するアミノ酸18成分を30分で分析できます。 | |
| AS/AAA-021 | |
| 高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いて、過ギ酸酸化たん白質加水分解を行った際に生成するシステイン酸(CySO3H)、メチオニンスルホン(MetSON)を含むアミノ酸標準試料の測定例です。たん白質を塩酸加水分解することで生じる標準アミノ酸と同じカラムで分析することができます。 | |
| AS/AAA-029 | |
| 欧州薬局方(European Pharmacopoeia、EP)はヨーロッパ諸国の他、世界100か国以上で用いられている国際的な薬局方です。そのEPに収載されているアミノ酸の分析には、内標準物質としてノルロイシン(Nle)を用いることが推奨されています。その上、システム適合性として、イソロイシン(Ile)とロイシン(Leu)の分離度1.5以上が必須となっています。EP準拠の分析法として、Nleが分析可能であり、Ile/Leuの分離度1.5以上を満たしたPH-Nle高分離分析法を開発しましたのでご紹介致します。Ile/Leu以外の成分についても高分離に分析できるため、精密定量に適した分析法です。本分析法は、EPの他に、飼料(ペットフード含む)の分析法を定めたCOMMISSION REGULATION(EC)No 152/2009及び ISO 13903-2005 Animal feeding stuffsにも準拠しています。 | |
| AS/AAA-031 | |
| 今回は、AS/AAA-029にてご紹介したPH-Nle高分離分析法の分析時間を短縮したPH-Nle高速分析法をご紹介致します。本分析法は、分析時間45分で内標準物質として用いられるノルロイシン(Nle)の分離およびイソロイシン(Ile)とロイシン(Leu)の分離度1.5以上を達成することが可能です。PH-Nle高分離分析法と比較し一部アミノ酸の分離度が劣る箇所があるため、サンプルの精密な定量には不向きである場合があります。しかしながら高速で標準的な定量をすることが可能であるため、定量精度より分析時間短縮を重視する場合に有用な分析法です。 | |
| AS/AAA-043 | |
| 豆類は植物性タンパク質の重要な供給源であり、そのタンパク質を評価することは、食事の栄養価を理解する上で不可欠となっています。また豆類由来のタンパク質は食肉の代替品や健康食品の成分として利用されることが多いため、その栄養価を評価することは持続可能な食品開発においても重要です。 今回は市販の大豆、レンズ豆、えんどう豆、ヒヨコ豆、ピーナッツの5種類の豆類について、塩酸加水分解を行い、たん白質構成アミノ酸を高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いた、たん白質加水分解物分析法で測定した例をご紹介します。 |
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| AS/AAA-038 | |
| 東南アジア原産のバナナはアジアやラテンアメリカの熱帯地域を中心に栽培されている植物で、食用の果実栽培だけでなく葉を皿や建材に使用するなど多岐にわたって利用されており、果実はフルーツとしてだけでなく主食としても広く流通しています。今回は市販のバナナ(フィリピン産)について、高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いたたん白質加水分解物分析法で、栄養評価のためたん白質構成アミノ酸の分析を行いました。 | |
| AS/AAA-030 | |
| ペットは世界の半数以上の人々に飼育されており、ペットの食事のため、専用のペットフードが広く流通しています。ペットフードは穀物、畜肉類、魚類などを主原料としており、常に安全で優れた品質の原料を確保することが必要です。さらに、成長や健康維持に必要な栄養素としてアミノ酸がバランスよく含まれていることは重要だと考えられます。今回は、ネコ、イヌ、鳥、金魚のペットフードを用いて塩酸加水分解を行い、AS/AAA-029でご紹介したPH-Nle高分離分析法を用いて、たん白質加水分解アミノ酸20成分を一斉分析した測定例をご紹介致します。内標準物質としてノルロイシン(Nle)を加えて測定しました。どのサンプルにおいてもNleが分析可能で、各アミノ酸成分を高分離で分析することができ、PH-Nle高分離分析法がペットフードのアミノ酸分析に有用であることが分かりました。 | |
| AS/AAA-005 | |
| オキシトシンは9個のアミノ酸で構成された分子量1007のペプチドです。このようなペプチド製剤の品質評価のひとつとして、アミノ酸組成の確認がおこなわれています。今回は、L-8900形 日立高速アミノ酸分析計の高分離カラムを用い、日本薬局方に準拠した分析法でオキシトシンのアミノ酸組成を求めました。なおここでは医薬品のモデルサンプルとして、一般試薬のオキシトシン酢酸塩を使用しました。 | |
| AS/AAA-020 | |
| 高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いた、生体液分析法によるアミノ酸標準試料の測定例です。食品など天然物に多く含まれる遊離アミノ酸40成分を110分で分析できます。 | |
| AS/AAA-044 | |
| 植物性ミルクは豆やナッツ、穀物などから作られる飲料です。牛乳などの動物性ミルクとは異なり、ラクトースが含まれていないため乳糖不耐症でも飲用ができます。今回は、高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いて、植物性ミルク3種(豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク)と牛乳中の遊離アミノ酸を測定し、定量値を比較しました。豆乳とアーモンドミルクについては牛乳よりも遊離アミノ酸量が多く含まれていることが分かりました。このようにアミノ酸分析によって牛乳や植物性ミルク中の遊離アミノ酸プロファイルを評価することができ、食品開発や品質管理などに有用だと考えられます。 | |
| AS/AAA-039 | |
| 東南アジア原産のバナナはアジアやラテンアメリカの熱帯地域を中心に栽培されている植物で、果実はフルーツとしてだけでなく主食としても広く流通しています。AS/AAA-038では市販のバナナ(フィリピン産)について、栄養評価のためたん白質構成アミノ酸の分析を行いましたが、今回は高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いた生体液分析法で、味や風味に関わる遊離アミノ酸の測定を行いました。 | |
| AS/AAA-042 | |
| 日本では、緑茶や麦茶、ジャスミン茶など様々な飲み物が「お茶」という名前で親しまれています。お茶の味や風味の違いは苦み、渋み、旨味、甘味などで決まると言われていますが、中でも旨味や甘味はアミノ酸によってもたらされると考えられています。今回は、ペットボトル入りのお茶について高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いて生体液分析法で測定した例をご紹介します。測定の結果、サンプル間でアミノ酸含量の差異を確認することができました。このことから、アミノ酸分析はお茶の味・風味の評価や品質管理などに有用だと考えられます。 | |
| AS/AAA-023 | |
| 高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いた、GABA短縮分析法によるアミノ酸標準試料の測定例です。従来の生体液分析法と同じカラム、溶離液を用い、GABA(γ-アミノ酪酸)を約10分で分析できます。目的成分をGABA絞った短時間分析をご希望の場合に有用です。 | |
| AS/AAA-024 | |
| 高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用いた、生体液分析法およびGABA短縮分析法によるトマトピューレの測定例です。2つの分析法を比較してもGABAの定量値には大きな差がないことが分かりました。GABAのみを目的とした分析にはGABA短縮分析法が有用です。 | |
| AS/AAA-026 | |
| アンセリン(Ans)とカルノシン(Car)はイミダゾールジペプチドと呼ばれ、抗酸化、抗疲労、尿酸値降下などの効果があることから、近年その活用に注目が高まっています。AS/AAA-014では鶏肉中のAns、Carの分析例を紹介しました。しかし、Ans、Carは陽イオン交換樹脂との親和性が高く、陽イオン交換クロマトグラフィーを用いた分析法において溶出時間が長いため、従来行われてきたアミノ酸一斉分析法では、分析に時間がかかるという問題があります。今回は高速アミノ酸分析計LA8080 AminoSAAYAを用い、アミノ酸一斉分析法とは別に、Ans、Carに目的を絞り分析時間を短縮した短縮分析法をご紹介します。一斉分析法では100分以上かかった分析時間を10分に短縮でき、分析の効率化が可能です。 |
