ニンヒドリン法は安定したベースラインが得られるため、再現性に優れ、ルーチン向けシステムとしてお使いいただくのに最適です。
ニンヒドリン試薬は室温で長期間安定であるため、試薬調製の頻度も少なく効率的に分析を進めることが可能です。また、試薬の安定性は、ベースラインの安定にもつながるため、データの信頼性も高くなります。
CM5420UV-VIS検出器の2波長測定機能を用い440 nmを同時に測定することでPro(プロリン)の感度向上を図りました。
<主な装置構成>
5110 ポンプ×2、5210 オートサンプラ(サーモスタット付き)、5310 カラムオーブン、
5420 UV-VIS検出器、5510 反応ユニット(N2ガス制御ユニット付き)、
アミノ酸NIN分析キット、カラム
標準試料の測定例
薄口醤油の測定例
本分析条件では、他アミノ酸と同時にGABA(ガンマ-アミノ酪酸)とOrn(オルニチン)も検出されています。醤油など発酵食品に含まれるアミノ酸の網羅的な測定には、より多くのアミノ酸を同時に測定できる別法をご紹介します。
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