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日立ハイテク
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人財育成

人財育成

基本的な考え方

日立ハイテクグループは「人こそ企業の財産」であり、一人ひとりの人財価値を高めていくことがグループ全体の持続的な価値創造に直結すると考えています。この考えのもと「グローバル人財を創り込み、会社と従業員が共に成長する企業文化の醸成」を主たる育成方針として掲げ、全従業員を対象とした人財育成に取り組んでいます。

体制

経営教育委員会

年2回開催する経営教育委員会を通じて人財育成施策の継続的な検証・改善を図っています。教育プログラムはグローバルに活躍する自律型人財育成をベースに研修区分別に体系化して計画的に実施しています。

日立ハイテクにおける2021年度の総研修時間は200,012時間、従業員一人当たりの平均研修時間は、40.6時間です。

教育体系図(2022年度)

写真 教育体系図(2022年度)1
写真 教育体系図(2021年度)2

取り組み

グローバル人財の育成

グローバルな視点でビジネスに対応できる人財の早期育成に向けて、若手の海外派遣に積極的に取り組んでいます。1年間の海外研修制度や社費留学制度を利用して海外で研修をしています。さらに、海外の各拠点で活躍するナショナルスタッフ向けのグローバル共通の基盤教育を設けるなど、グローバル人財の創り込みに向けて、一層の充実を図っています。

ものづくり人財の育成

半導体検査装置や分析装置等のハイテク製品を支えているのは、絶え間ない最先端技術の開発とそれを製品として形にする最高水準の技能です。当社では技能者の育成に積極的に取り組んでおり、その一環として毎年開催される技能五輪全国大会、全国アビリンピックに長年にわたり挑戦し、これまでに国際大会も含めて数多くのメダリストを輩出しています。

写真:技能五輪全国大会入賞者
技能五輪全国大会入賞者
写真:メカトロニクス職種(銅メダル)Bチーム
メカトロニクス職種(銅メダル)
Bチーム 芦選手
写真:フライス盤職種(銅メダル)小貫選手
フライス盤職種(銅メダル)小貫選手

2021年12月に東京都で開催された「第59回技能五輪全国大会」「第41回全国アビリンピック」に、当社から7職種計13名の選手が出場しました。技能五輪メカトロニクス職種、フライス盤職種で銅メダル、旋盤職種、機械製図職種で敢闘賞を獲得し、2年連続で全職種入賞を果たすことができました。2022年は11月に千葉県で開催される「第60回技能五輪全国大会」「第42回全国アビリンピック」に12名の選手が出場予定です。今後も幅広い職種で最高水準の技能を発揮できる人財の育成に取り組みます。

キャリア開発支援

当社では、従業員一人ひとりにとっての仕事の意味や意義・価値観を重視したキャリア開発支援施策を展開しています。個々人が能力や創造性を最大限に発揮できるようにするだけではなく、個人の成長を組織の成果や成長に結びつけることで、企業価値の向上を図ります。自ら考え行動する個の自立・自律を支援するとともに、一人ひとりの意思・意欲を組織に活かす仕組みづくりや、組織力・パフォーマンス向上に向け一体感やチームワークを育むための相互理解を促す支援を行っています。年代別キャリア開発研修やキャリアカウンセラーによるカウンセリングの実施、また、キャリア相談室を開設し個別キャリア相談も行っています。
2021年度からは、従業員の成長・キャリア自律を促すため、上長と部下のコミュニケーションがこれまで以上に重要であると認識し、「1on1ミーティング」の全社展開を開始しました。「1on1ミーティング」によってマネージャーが部下のキャリア目標を共有し成長を支援することで、多様な人財が活躍できる組織づくりに取り組んでいます。
また、多様なキャリア志向に対応するため、会社が認めたキャリア開発のための短時間勤務制度の他、留学や自己啓発・ボランティアのための休暇制度を導入しています。