プレシジョン・システム・サイエンス社製magLEAD(マグリード)は品質の良い核酸を迅速に再現性よく抽出可能なベンチトップ型全自動核酸抽出装置です。設計、開発、製造は日本国内。簡単、迅速に抽出した核酸はPCR、シーケンシング、NGSに用いることが可能です。
【ご注意】
・本製品はPCR検査装置ではありません
・PCR検査装置はこちらよりお願いします
プレパック試薬はアプリケーションに合わせ、選択可能です。
いずれも核酸抽出に必要な試薬はすべてカートリッジ内に封入されており、煩雑な試薬調製は一切不要です。
一種類の試薬でさまざまなサンプル種に対応しているため、異なる種類のサンプルを装置にセットし、同時に核酸抽出することも可能です。サンプル種に合わせ、複数の試薬をそろえる必要もなくなりました。
シンプルな操作なので特別な訓練は不要です。手作業を必要とする時間は5分以下です。
手作業を必要とする時間は5分以下、操作と抽出時間を合わせて約30分で核酸抽出が可能です。*1
装置と試薬は欧州指令98/79/EC(IVDD)の厳格な規格に従い、設計・開発されています。
PSS独自技術であるMagtration® (磁性体粒子を用いた分離機構)を採用した自動化により、信頼性の向上とヒューマンエラーの低減に貢献します。
また、1サンプル専用レーン方式(直線上で処理を行う)とプレパック試薬カートリッジによりコンタミネーションを防止します。
Magtration® およびMagDEA Dx®は日本、米国、欧州におけるPSSの登録商標です。
magLEAD 6gC | magLEAD 12gC | |
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同時処理サンプル数 | 1-6 | 1-12 |
ハンドリング液量 | 25 – 1,000 µL | 25 – 1,000 µL |
アプリケーション | サンプル 200 μL、400 μL、または1 mLからのTotal核酸の抽出 | |
抽出時間 | 約25分~/ run ※処理時間は、アプリケーションによって変わります。 |
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温度制御 | 加温ブロック:40~95°C | 加温ブロック:40~95°C |
寸法 | H570 × W330 × D510 mm | H574 × W500 × D535 mm |
重量 | 約 30 kg | 約 55 kg |
標準付属品 | プロトコルICカード1枚 内蔵UVランプ |
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オプション | 外付けバーコードリーダー PCソフトウェア |
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電源 | AC100-240 V 50/60 Hz 300 VA | |
欧州指令 | 欧州体外診断用医療機器指令 EU Directive 98/97/EC適合 |
MagDEA Dx SVおよびMagDEA Dx MVはmagLEAD 6gCとmagLEAD 12gC向けのプレパック試薬カートリッジです。カートリッジに核酸抽出に必要なすべての試薬が封入されており、オペレーターの手を煩わせることなく、再現性良く核酸抽出が可能です。また、同一プロトコルでさまざまなサンプル種から同時に核酸を抽出することが可能です。
MagDEA Dx SV | MagDEA Dx MV | |
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サンプル液量 | 200 μLまたは400 μL | 1 mL |
溶出液量 | 50 μL、 100 μL、 200 μL | |
サンプル種 | 全血、血漿、血清、尿、Swab、CSF、 組織*、喀痰*、便*、FFPE* (* 要前処理) |
血漿、血清、尿、Swab、CSF |
保管条件 | 室温(10-30℃)で2年間 | 室温(10-30℃)で1年間 |
抽出時間 | 約25分~/ run ※処理時間は、アプリケーションによって変わります |
約35分/ run ※処理時間は、アプリケーションによって変わります。 |
対応機種 | magLEAD 6gC、magLEAD 12gC | |
QRコード情報 | 試薬名、Lot番号、使用期限の情報等を含む | |
関連消耗品 | magLEAD Consumable Kit | |
包装 | 48 テスト | |
欧州指令 | 欧州体外診断用医療機器指令 EU Directive 98/97/EC適合 |
新型コロナウイルスの核酸抽出・精製からリアルタイムRT-PCRによる増幅・検出、解析までを全自動約2時間30分で行います(最大12検体)。
新型コロナウイルスの核酸抽出・精製からリアルタイムRT-PCRによる増幅・検出、解析までを全自動約2時間で行います(最大8検体)。