2001年6月27日
会社名 日製産業株式会社
代表者 取締役社長 樋口 紀昭
本社所在地 東京都港区西新橋1丁目24番14号
日製産業株式会社は、このほど、ブロードバンドカンパニーのADCテレコミュニケーションズ社(本社:米国ミネアポリス)と輸入販売代理店契約を締結し、国内の次世代WDM(波長多重伝送)光通信市場向けに、波長チューナブル・レーザーや光ファイバー・カプラなどの光通信用部品の輸入販売を開始した。
波長チューナブル・レーザーは複数の波長帯に変換・対応することができる半導体レーザーであり、また光ファイバー・カプラは光の波長を分割または結合する装置。いずれも次世代WDM光通信システムにとって中核となる製品である。
当社は、従来から、海外の大手光通信メーカーに対して、ヒートシンクやレンズ、アイソレータなどの半導体レーザーモジュール用部品の輸出を行なっており、その事業規模は2000年度で約340億円の実績がある。
ADCテレコミュニケーションズ社は、通信用ハードウェアおよびソフトウェアシステムの製造・マーケティング・販売を行う全世界で従業員23,000人規模の会社で、設立は1935年。「マルチサービス・ソリューション」を掲げ、(1)トランスミッターなどを主製品とする「ブロードバンド(広帯域) アクセス&トランスポート」製品グループ、(2)ファイバー、レーザー、コネクターなどを主製品とする「ブロードバンドコネクティビティ」製品グループ、(3)システムデザイン、ソフトウェアサポートなどを中心とする「総合ソリューション」製品グループ-を柱に、北米を中心に世界23カ国で、次世代WDM光通信システム向け製品の販売を行なっている。
今回の契約締結は、ADCテレコミュニケーションズ社にとっては、高い成長が期待できる日本、アジア地域において実績化を強力に推し進める狙いがあり、当社にとっては、従来の光通信用部品の輸出に加えて、海外ブロードバンド企業の製品を日本に輸入・拡販する第一弾である。当社は、今後もグローバルなネットワークを活用して、海外の光通信大手との提携を積極的に推進し、次世代WDM光通信市場における競争力強化を図っていく。
事業規模は初年度3億円、2003年度20億円の売上げを見込んでいる。
設立 | 1935年 |
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本社 | 米国ミネソタ州ミネアポリス |
社長 | William J. Cadogan(Chairman, President and CEO) |
従業員数 | 23,000人(2001年2月現在) |
事業所数 | 23カ国(2001年2月現在) |
売上高 | 32億8,800万ドル(2000年) |
事業内容 | 通信ハードウェアとソフトウェアシステムの製造、マーケティング、販売 |
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