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Hitachi

株式会社 日立ハイテク

サーバ・ネットワーク監視ツールの販売を開始

コムスクエアが開発、導入容易なエージェントレス機能

2005年6月14日

株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:林 將章/以下、日立ハイテク)は、株式会社コムスクエア(東京都江東区、代表取締役:上嶌 靖)が新開発したサーバ・ネットワーク監視ツール「PATROLCLARICER(パトロールクラリス)」を2005年6月8日より販売しました。価格は9万8000円からとなります。(年間使用料・監視対象5ポイントの場合)

本製品は、Web改ざんやDos(サービス妨害)攻撃など、多発するコンピュータ犯罪や事件への対応を支援する総合監視ツールです。小規模から大規模までさまざまなシステムに対応しており、完全日本語対応のため使いやすく簡単に習得できます。Web監視はもちろん、サーバやネットワークへの高負荷なトラフィック監視、設定による脆弱性の確認などをサーバに負担をかけないエージェントレスで監視し、アラートにより管理者に異常や障害を的確に通知します。
本製品を導入することで一元的な監視が可能となり、サーバやネットワーク製品の目視や手作業での監視、フリーツールや個別対応製品別の監視などにおける手間やコストを大幅に軽減し、さらに人的なミスや洩れを防ぐことができます。また、カスタマイズ監視を使用することで、今までは難しかった詳細かつ高度な監視も可能となります。

近年、情報提供サイトやマスコミサイトが不正アクセスにより改ざんされ、そのサイトを閲覧した利用者がウィルスに感染したり、会員の個人情報の一部であるメールアドレスが流出するなどの事件が多発しています。そのため、Web改ざんに伴う利用者への不利益、フォレンジック対策や認証、ウィルス対策など重要な特定サーバへの監視業務をより強化・拡充し、かつ管理者の作業負荷を軽減することが必要不可欠となっています。

当社は、本ツールを企業や官庁、大学などに向けて積極的に販売し、データセンターなどのエンタープライズ市場への導入も目指しています。また、コムスクエアが開発したログ解析システム「LogInspectorR(ログインスペクター)」の販売も行っており、サーバ監視からログ解析まで実現するソリューションを構築していきます。
日立ハイテクは関連ビジネスの拡大を図り、情報セキュリティシステム事業として2007年度には年間40億円の売上を目指しています。

本製品の主な機能

1.エージェントレス機能

サーバ側にエージェントを入れずに監視

  • メリット(1):監視対象サーバに負荷をかけない
  • メリット(2):既存ネットワークへの導入に手間をかけない

2.監視エンジン機能

監視エンジンを複数のサーバに入れて監視

  • メリット(1):小規模~数千台の大規模ネットワークの監視にも対応
  • メリット(2):管理画面は1つで視認性を強化

3.カスタマイズ監視:(Web改ざん監視ができます)

ユーザが独自の監視モジュールを作成可能

  • メリット(1):監視方法とルールを統一できる
  • メリット(2):監視にかかるコストの削減

4.URLの階層監視:(Web改ざん監視ができます)

監視対象URLからの階層的な監視を実現

  • メリット(1):ログイン画面等の動作の監視が可能
  • メリット(2):サイト全体の監視にかかる負担を軽減

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