トッキ・日立ハイテクより新型有機EL蒸着装置を納入現
2005年6月20日
会社名 ユニバーサルディスプレイコーポレーション日本事務所
代表者 日本代表 中川 一郎
所在地 東京都港区赤坂7-10-6-704
会社名 株式会社日立ハイテクノロジーズ
代表者 執行役社長兼取締役 林 將章
所在地 東京都港区西新橋1丁目24番14号
会社名 トッキ株式会社
代表者 社長 津上 健一
所在地 東京都中央区八重洲2丁目7番12号
2005年5月17日、米国において有機ELディスプレイの開発及び商品化に取り組むユニバーサル・ディスプレイ社(NASDAQ、PANL)は、トッキ株式会社・株式会社日立ハイテクノロジーズとユニバーサル・ディスプレイ社により共同で設計した有機EL蒸着システムを設置及びスタートアップしたことを発表いたしました。
トッキ・日立ハイテクが納入したマルチチャンバー式 新型有機EL蒸着装置は、リジットな透明ガラス基板のみならず、フレキシブルプラスチック基板や、不透明な金属フォイル基板の搬送・ハンドリング、かつ高精度パタニング技術を可能とする新規設計を採用し、真空蒸着技術を使用した様々な有機膜・金属膜の成膜が可能なように設計されています。
ユニバーサル・ディスプレイ社は、最近フレキシブル有機ELディスプレイのプロトタイプを開発することを目的とした170万ドルの連邦契約を受賞し、それによりフレキシブル有機ELディスプレイの開発に累計600万ドルの資金を投入することになります。
この新型システムは、フレキシブル・フルカラー・高解像度の有機ELディスプレイを実現するための広範囲な技術開発を目的としたユニバーサル・ディスプレイ社の最新の取り組みです。
ユニバーサル・ディスプレイ社社長スティーブンV.アブラムソン氏は、「この新型トッキ製システムは、多種多様なフルカラーOLEDディスプレイの試作可能性を飛躍的に拡大し、特に当社のフレキシブル・ディスプレイに対するイニシャチブを遂行するために特に重要となる」とのコメントを発表し、更に「当社は、技術革新のためこの会社を立上げ、トッキおよび日立ハイテクと共にフレキシブル・ディスプレイの将来を切り開くことに誇りを持っている」とコメントしています
トッキ(株)取締役常務執行役員の浅田 幹夫氏は、「有機EL業界をリードする技術開発者であるユニバーサル・ディスプレイ社が、フレキシブル・ディスプレイの次世代有機EL蒸着・パタニング技術の開発のために、トッキをパートナーとして選んでくれたことは、当社の大きな誇りであるとともに、将来への重要な前進であり、今後もユニバーサル・ディスプレイ社との関係を更に強化し進めていきます。」とコメントしています。
(株)日立ハイテクノロジーズ 生産システム部部長の森田 貴彦氏は、「トッキ(株)の海外の総代理店として、今後もワールドワイドにユニバーサル・ディスプレイ社のフレキシブル・ディスプレイの技術開発に率先して貢献していきたい。」とコメントしています。
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