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Hitachi

株式会社 日立ハイテク

2005年10月6日

株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:林 將章/以下、日立ハイテク)の100%子会社である日立ハイテク電子エンジニアリング株式会社(社長:水澤 浩/以下、HTD)は、このたび株式会社日立ディスプレイデバイシズ(社長:市川 光男/以下、日立DD)の液晶関連製造装置事業を譲り受ける「事業譲受契約」を締結しました。

日立DDは、液晶関連製造装置事業として、偏光板貼付装置、レーザーリペア装置を製造し、親会社である株式会社日立ディスプレイズへの販売に加え、国内外の液晶パネルメーカーへの外販も行っていました。しかしながら、経営リソースを本業のバックライト、CCFL、映像ボードの開発、設計および製造業務などに集中するために、液晶製造装置の製造と販売を日立ハイテクグループに移管することにしました。

日立ハイテクは、今回の移管対象製品の営業を担当しており、既に外販実績もあります。今回、100%子会社で液晶パネルの製造装置、検査装置等の製造を行う日立HTDにおいて日立DDの液晶関連製造装置事業を譲り受けることで、製品ラインアップの拡充によりシステム提案をさらに推進します。
日立ハイテクグループとして、同事業における開発・製造リソース、ノウハウの統合によりシナジー効果を発揮し、製品性能の向上、競争力の強化を図り事業規模の拡大を目指します。

事業譲渡の内容

1)対象製品

  1. 偏光板貼付装置(偏光板を液晶ガラス基板の両面に貼り付ける装置)
  2. レーザーリペア装置(液晶パネル上の欠陥をレーザーにより修復する装置)

2)人員

上記事業における設計者12名

3)譲受日

2005年10月1日付け(事業譲受契約:2005年8月30日)

<ご参考>

日立ハイテク電子エンジニアリング株式会社(日立HTD)の概要
本社所在地東京都渋谷区東三丁目6番3号
代表者取締役社長 水澤 浩
設立年月1965年2月
資本金40億2千4百万円
出資比率日立ハイテク(100%)
主な事業液晶パネルの製造装置、検査装置等の製造・販売
磁気ディスクの製造装置、検査装置等の製造・販売
鉄道用検測装置の製造・販売
半導体の製造装置、検査装置等の製造・販売 など
売上高522億6千5百万円(2004年度)
従業員667名(2005年3月末現在)
株式会社日立ディスプレイデバイシズ(日立DD)の概要
本社所在地千葉県茂原市早野3681番地
代表者取締役社長 市川 光男
設立年月2003年7月
資本金3億4千万円
出資比率日立ディスプレイズ(100%)
主な事業バックライト、CCFL、映像回路及び映像システムの開発、設計、製造
電子機器、製造装置の開発、設計、製造
マグネトロン及び応用機器の開発、設計、製造
電子銃部品の製造 など
売上高434億3千4百万円(2004年度)
従業員507名(2005年3月末現在)

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